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BEAU LABO Online 説明会&ワークショップ Day1 これからの農業とフードロス イベント後日談 - Inside BEAU Op.20


はじめに

こんにちは、BEAU 理事の田川裕大です。
出身も在住も福井県。鯖江高校出身。
高校時代は、生徒会長や各地域での観光・まちづくり・地域経済系のイベントに出ていました。様々な地域を回る中で地域での学びの大切さについて感じ、今は高校生向けのプログラムを提供するためBEAUで活動しています。

今日は5月18日に開催されたBEAU LABO Online 説明会&ワークショップの後日談!ぜひ、ゆっくりよんでください!自分が感じた今後の農業の在り方についてもまとめてます!

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BEAU では、5月18日より5日間連続でBEAU LABO Online 説明会&ワークショップを
開催しています。


他日程に関しては参加募集中です。



Day1 これからの農業とフードロス

”奇跡のリンゴ”で大きな話題を集めた自然栽培や、休校による学校給食の休止に伴うフードロスについて、農家や関係者から学べます。

Instagram投稿用画像_Day1農業



全国から高校生がオンラインで参加!

今回開催した「BEAU LABO Online 説明会&ワークショップ Day1 これからの農業とフードロス」には、今回約10名の高校生が全国各地からオンラインで参加してくれました!

自然栽培実践塾@鯖江の伊藤さん、福井県若狭町で自然栽培の農家として活躍する市川さんに参加していただき、これからの農業について、みんなで考えていきました。今回のイベント内で特に印象に残った点についてまとめます。

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高齢化する農業

近年少子高齢化が急速に進んでいる日本。農業も高齢化が進み、課題が山積みです。現在若者の従事者はほんの一握りで平成27年のデータでは、農業就業者が全体で208万。その中の49歳以下の人数は、35万人という統計があるほど。ほとんどの農家は60歳以上というのが現実です。

このまま、現状維持で進んでいくと、農業をする人達が減り、耕作放棄地が増加していってしまいます。そう、連鎖しています。このままだと悪循環が止まりません。

現在日本では、若者の農業離れについて真剣に考えられています。それにより近年では、若者の農業従事者は増加の兆しを見せています。


このままだと増え続ける耕作放棄地

高齢化や農業従事者の減少によって日本の耕作放棄地は、増加していることが課題となっています。どうして、耕作放棄地が増加するといけないのか。理由は以下の通りです。

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耕作放棄地が増加すると、周りの農家・農地に被害が出る。そして、田んぼや畑があったからこその地盤の安全性・洪水の際の被害を小さくするなどの役目を果たすことができなくなってしまう。

だからこそ、近年は若者の農業従事者が積極的にIOT化・大規模化を進め、技術で管理される大きな農業が日本でも多くみられるようになってきています。このように多くの農地を効率的に管理していく農業が進みつつある。



でも、それだけでいいのか。日本の農業

今回、ゲストとして参加していただいた自然栽培を広める活動をしている伊藤さん、実際自然栽培農家として活躍している市川さんに参加していただき、多くの意見やお話をお聞きしました。

「でも、それだけでいいのか。日本の農業」
現在、日本の食料自給率が37%。その数字は他国と比べても圧倒的に低い数字です。そして、日本でも量を作らないといけない・耕作放棄地を増やさないためにも大きな農業が大切ではあると思う。しかし、そのような大規模な農業の裏には、農薬や肥料などの存在がある。日本人は、日本の食材は安全安心であると思っているかもしれないが、それは本当にそうなのだろうか。農薬や肥料などを吸い込んだ食べ物を食べている。

そう、からだに悪いんだ。
農薬などをまくときはなるべく外に出ないで。といつも学校で言われた記憶が僕にはある。それはたぶん危険であるからだろう。
でも、そういう農薬を吸い取った食べ物を僕らは食べている。
本当に大丈夫なのか?

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農薬も肥料も使わない自然栽培の必要性

自然栽培は、肥料も農薬も全く使わない。本当に植物の力を信じ育てる農法だ。手間がかかり大きな土地では、育てると管理ができなくなるため、小規模な農業になってしまうが、本当に安全安心な農業であるといえる。農業は食・健康にも直結するもの。だからこそ、これからの農業にかんしてもっと考えるべきであると思う。



まだまだ学びたいなら、BEAU LABO Online だ!

今回BEAU LABO Online のサポート団体である自然栽培実践塾@鯖江とともにBEAU LABO Onlineでも今後の農業や自然栽培について学んでいく。今回、イベントを通して、多くの学びを得たと高校生は言っていた。
フードロスをなくすための仕組みを作りたい。もっと、農業について多くの人に知ってもらいたいなど。やりたいことはなんでもいい。農業について自分の興味を今、追求しよう。

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BEAU LABO Online でともに活動し、実践をしていこう。
そして、最高の仲間と共にその思いを形にしないか。

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申し込み・詳細はBEAU LABO Online 公式サイトより
(5月24日 23:59 申し込み締め切り)



田川裕大(Yuuta Tagawa)
BEAU Platinum Partner,COO,Founder
一般社団法人BEAU理事

福井県立大経済学部2年
鯖江高校出身、H30年度前期生徒会長

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