伊藤潤二傑作集（1）富江・上『富江』（30ｐ）メイン・サブプロット分析

メイン『自首をするはなし』 序）死んだはずの富江がやって来る。富江に深くかかわっていた教師が変死を遂げ、富江自身にも尋常ならざる異変が生じたため、自首をすることで富江から逃げようとする。 破）共犯関係にあるクラスメイトたちが自首を食い止めようと襲ってくる。 急）富江が現れ、主人公のうち一人は発狂。もう一人は新たな富江と遭遇してしまう。 サブ『怪物から逃げるはなし』 序）誤って富江を殺してしまう 破）富江の死体をバラバラにし、隠蔽することで自分たちの罪を隠そうとする 急）しか

伊藤潤二傑作集（1）富江・上『富江』（30ｐ）

（つかみ） 主人公が富江の葬式に参列する。 クラスメイトが教室に集合する中、死んだはずの富江が現れる。 教師が富江を問いただすが、原因不明で死んでしまう。 （説明） クラスメイトの山本が教師の死と富江とを結びつけ、不気味に思い始める。 クラスメイトから気味悪がられ、避けられた富江は橋から身を投げてしまう。飛び降りの現場を目撃した主人公と、気味が悪くなった山本は自首を決意する。 （問） 数日前、課外授業で富江のクラスはいなり山へと向かった。 そこである生徒の過失により、富江

ひとりかごめ『工場勤務』（12ｐ）

（ツカミ） 工場で働くことになった主人公 （問） 作業員が機会に飲み込まれそうになり、主人公が助けようとする 別の女の子が主人公を引き留める。 （本体） 機械に飲み込まれかけていた工場作業員が消えてしまう。 助けてくれた女の子と親しくなるが、その女の子がコンベアに巻き込まれそうになる。 主人公は彼女を助けようと走るが、直前でその人物が女の子ではないことに気付く。 （答） 女の子は停止ボタンを押すのだが、間に合わず、主人公は機械に飲み込まれ絶命する。

ひとりかごめ『消費者の呻き』（15ｐ）

（ツカミ） 主人公がスーパーマーケットを見つける （問） 人気のない店内で買い物を始める （本体） レジを通ろうとするが、主人公が万引きをしていることを勘ぐる店員に引き留められ、コートの内側を見せるように言われる コートの内側にあるはずだった商品は主人公の体内に吸収されており、店員は商品を取り返すために主人公の身体をバラバラに引き裂き、殺害する。 （エピ） お客様の声に新たな声が浮かび上がる

惨劇館『ケビンの惨劇』（49ｐ）

（ツカミ） 吹雪の中、三人組が遭難する館を見つけ、そこで一晩凌ぐことにする。 （説明） 家主を探して館の奥に足を踏み入れると、地下へ続く階段を見つける。 階段の先にある扉を開けると、死体の山ができがった部屋を見つける。 （問） 一行は一刻も早くこの館から出ようと試みるが、何者かの足音を聴いて、更に地下へと続く階段へと足を踏み入れる。 （反応） 足音の正体は白衣を着たひげ面の男で、三人組を追いかける。 三人組はさらに奥へと逃げようと扉を開けるのだが、開けた扉の先に怪物が現

惨劇館『エレベーター』（38ｐ）

（ツカミ） 家族が新居に越してくる 女が水道水を飲む 管理人が新居にやってくる （説明） 家族が管理人の自宅で夕飯を食べる 管理人が黒服の男にのされている現場に遭遇する （問い） 母親が一人、部屋でくつろいでいる 何者かが母親を絞殺する （反応） 娘が帰ってくると、母親がいなくなっている 管理人が夕飯を持って自宅にやってくる 父と娘が管理人と一緒に食卓を囲む （分岐） その晩、異音に気づいた娘が目を覚ます 別の部屋を覗くと見知らぬ男が父親をバラバラにしている場面に遭遇

深夜のラクガキ

『誤解』

河童のラクガキ

ラクガキ２

アシスタント応募用に描いたやつ

隕石のラクガキ１