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オルペンという選択をしてから1年経った


MANIAC Tourが明日で終わる現実を受け入れられません。

なんとかエイプリルフールということになりませんか?

なりませんね。



絶望


さて、

「人生はたった二秒で 何もかも変わってしまうけれど」

いのちの最後のひとしずく/山下達郎

という歌詞があります。

先日の5周年チュカヘnoteでも書きましたが、Stray Kidsを好きになってから
たった2年間の間に何度も生きていて良かった
=8人に出会えてよかったと思う瞬間がありました。

その瞬間瞬間が積み重なって人生がより良い方向へ変わったと思っていますが、
その中のひとつに間違いなく「オルペンになった」という瞬間があります。
それは下記のエントリでも書いているようにSTAYになってから1年経ったタイミングで、今後の推し方についてしばらく迷った末に

ひとまずやってみようと思い、「オルペン」になるという選択をして
気づけばあれよあれよという間に1年経っていました。

推し方は人それぞれ千差万別だしジャッジするものでもされるものでもないので
別にわざわざnoteまで書いて宣言する必要はないとも思うんですが、
当時の自分があえてそうしたのは今思えば不安だったからだろうなと思います。

そもそもK-POPを応援すること自体にもまだまだ慣れていない中で
今までとは180度違う推し方を選択することで、
何かが変わってしまうのではないかという不安がありました。

思いを形にして人の目に触れさせることには
どんな媒体であれ、どんな規模であれ、責任が伴います。

人生の半分以上アイドルを推してきたなかで
「アイドルを推すことは責任ではなく、選択だ」という
一つの結論を私は持っていますが、その時は言葉にすることで
自分の選択に責任を持たせたかったのだろうなと思います。

そんな中で、1年経ってみて今どうなのかというと

まじでオルペンめちゃくちゃ楽しい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!


という気持ちです。
全力絶賛毎秒オルペン継続中です。

間違いなく貯金は減りましたが、プライスレスな宝物は増えています。

毎日本当にはちゃめちゃに楽しいので、
他のグループではわかりませんがStray Kidsに関しては結果的に
「オルペン」になってよかったし自分に向いていたといえるでしょう。

ただ1年の間に色々あって、推しを1人に絞った方がいいのかなというか
いよいよ「私は○○ペンなのではないだろうか」と迷う瞬間は割とありました。
○○の部分に当てはまる人に関しては、以前のTwitterの呟きや
私のnoteを全部見てくれている方(そんな奇特な方がいらっしゃれば)には
なんとなく伝わるのではないかなと思いますが、
考えた末にやっぱり今の私はオルペンが合っているという結論に至っているので
それはそれでまた違う話としてエントリをあげたいな~と思っています。

ひとまず、今はオルペンになって良かったな~という気持ちでいっぱいなので
1年前の自分によくやった、と言ってあげたいです。

なので、もし1年経ってもオルペンだったら書こうと思っていた
「実際オルペンになってどうだったのか」を書き残しておこうと思います。


ただ、これはあくまでも私が感じたこと、体験したことであって
オルペン皆が感じていること、必ずそうなることではないので、
その点は何卒よろしくお願いします…!

オルペンになって変わったこと

①楽しい

これに尽きる。
最初から尽きちゃってるけど本当にこれに尽きる。
Stray Kidsには8人のメンバーがいて、全員が全員魅力的かつ
豊かな個性を持っているので毎瞬間が好きの更新になります。

推しのことを話してる時間って脳から信じられないくらい
ドーパミンでるじゃないですか。一種のランナーズハイ。
それが「×8」なので、人生の中で正常な時間の方が少ない計算。

パフォーマンスしかりバラエティーしかり
掘っても掘ってもザクザクお宝が出てくるし、
全員推しだから全ケミ及びどのRACHAも尊いし、
常に最新が最高なので飽きる暇なし。

どのコンテンツを見ても8人8様に触れるところがありすぎて、
人生最後に食べたいものしか並んでないビュッフェかな?と思う。
ここは求めやすいメニューが並ぶ
何を頼んでも満足なり なり
とはよく言ったものです。

スクショの量もえげつないことになるので、
常に容量との戦いですが、それもそれで幸せです。

私はバンチャンさんの顔が本当に世界で一番好きで、
いわゆる「どストライクである」といえるのですが、
全人類の中で一番顔がどストライクな人が集めた人達が
8人8様の美しさ、かっこよさ、かわいさ、綺麗さを持っていて、
8人全員揃いも揃って狂うほど好きだなんて、
8億円が連続で8回当たるより尊い奇跡だと思うので
常にこの奇跡に出会えた感謝を忘れずにいたいなと思ってます。

ストレイ・オタクの願望全て叶える・キッズ
https://twitter.com/stray_kids/status/1642084588846727168?s=46&t=d2Y5dmifEAwJXseqhqDj7Q


②楽になった


「○○ペン」と誰か1人を推しだと誰にでも解るように表明することで
大抵は「○○(推し)の人」として見られるし、SNSで繋がっている人達からも
「あなたといえば○○くんですよね」という風に扱われます。

それは、推し以外のどのメンバーにどのように言及したとしても
「○○ペンから見た」というフィルターがかかることでもあって。

極端な例を出すと、「○○ペンである自分がXXというメンバーに言及した時、
自分が受け取り手が感じたことを意図していたか否かに関係なく
○○ペンであるというフィルターが思いもよらない効果や誤解を生んでしまい、
自分だけでなく自分の推しである○○への印象も左右してしまうことがある」ということ。

そこら辺に関して、人が言うのはまったく気にならないし、
むしろあなたが見たXXくんを聞かせて~!!と思うのだけど、
自分が言及する時はどうしても気にしてしまって
人は良くても自分は悪くて、人は許せても自分を許せない性質故に
考えすぎてしまうので公開垢を持っていた時はしんどい時もありました。
(考えすぎる自分が悪いのはマジでそう)

でも、8人を見ているとやっぱりそれぞれ好きすぎるし、
それぞれ言いたいことや触れたいことがありすぎるし、
我慢できなくなってヨッシャ!オルペンになるぞ!(気合)と思いました。

8人全員を推すということは、発する言葉や行動に対する責任も8倍になるので
楽になったというのは少し違うかもしれないけれど、
だとしてもどうせ考えすぎるなら8人の事がいいし、
悩むのも苦しむのも8人全員に対して背負いたいなと思ったので
オルペンで~す!って言える今が自分にとっては気が楽です。
何より8人全員に心置きなく言及できるのが嬉しい楽しい大好きです。

あと、自分の頑張る理由というか、この人のここを尊敬して見習いたい、
推しに相応しい自分になりたいみたいな気持ちも8倍になるので、
より良い自分になる為に押し上げてくれる手が多くて、
それも有難いし幸せなことだと思います。

あとやっぱり自分は人がその人の推しについて語ってるのを見るのが好きで
バンチャンペン、リノペン、チャンビンペン、ヒョンジンペン、
ジソンペン、ピリペン、スンミンペン、イエニペンそれぞれが
各推しについて語っているのをみると、

「敵わねえ~~!」って思うんです。超前向きな意味で。

特にライブにようにチッケムがなくて1人1人をじっくり見返せない時など、
「○○がこんなことしてた!」「いつもはこうなのに今日は違った!」という感想を見ると、
いつまでたっても誰を見るか選べずあわあわしている自分と違って、
その人しか見ていない人の情報の質や記憶の引き出しは違うなと。

それも含めて楽しいしオルペンやめたくないと思えているので、
自分にはこの推し方が合っていたんだなと思います。

繰り返しになりますが、これはあくまでも
私が自分自身にたいして思っていることで
他のオタク・オルペンにすべからくそうしろ、こう思えと
言いたくて書いているわけではないです。
その人を○○ペンとして推している人しか
○○というメンバーに触れてはいけないわけでも、
他のメンバーに言及してはいけない、
と言いたいわけではなく、むしろ逆です。
私は個人ペンのことをメンバーの専門家のようにとらえているので、
その尊敬の念を拗らせた結果です。
面倒くせえオタクだな!と思ってください。


そして、もう一つ。
先述のエントリでも書いているように
私はもともと「グループ全員大好きだけど推しは絶対1人」というタイプかつ
その1人の推しに対してかなり激重感情をぶつけてしまう方でした。

なので、推しに何かマイナスなことが起きた時に内心深く沈んでしまうし、
大好きな他のメンバーのことも辛くて見られなくなってしまったり、
曲も聞けないしグループに関する事柄を全てシャットアウトしてしまうこともありました。
推しの言動がメンタルヘルスに直結してたんですよね。
ぶっちゃけそれは今もですが…。

その弊害が最大最悪の形で跳ね返ってきたのが推しが辞めてしまった時で、
推しのことは勿論、本当に本当に大好きで大切だった
他のメンバーのことも一切見られず、触れられなくなってしまって。

3年経ってやっと最近他のメンバーの活動やTwitterを見ても
胸が痛まなくな…いや、胸が痛んでも見られるようになりましたが、
もしも私が1人だけでなく本当にグループ全員を推していたら、
こんな風に距離を置かなくて済んだのにとか、
グループ全員大好きとか言ってたけど結局推しがいなくなったらダメだったなとか、
自分が抱いていた想いや感じていたことは全部嘘だったのかなとか、
好きでいられなくなってしまったことへの後悔や罪悪感が沢山ありました。

今なら、推していた1人がいなくなったからではなく、
大好きな○人(推していた当時の人数)ではなくなってしまったから、
1人の中にあった他のメンバーの一部も、
他のメンバーの中にあった推しの一部もなくなってしまったから、
やっぱり好きでい続けるのは難しかったと解るのですが、

そんな風に推しを1人に絞り、そのメンバーに全ベットしてしまった結果、
何もかもを失ってしまったのが結構トラウマなんだなと気づきました。

いや気づくの遅、という感じですが、
この根深いトラウマに気づけるまで自分や自分の推し方と向き合えたのも
イ・フィリックス・この世を照らす光・ヨンボクというアイドルに救われて
誰かを推すということに対する恐怖感を取り除いてもらえたおかげなので
ヒョンジンに手招かれてスキズを好きになってから
ピリペンだった1年も決して無駄でなく
その時の自分に必要な期間で、そのおかげで今があると思います。

もちろん、今も誰か1人に何かあったら胸が張り裂けそうになるし
絶対に誰も失いたくないと思っているから、
心配で居ても立っても居られないのは相変わらずだけれど
全てをシャットアウトしてふさぎ込んでしまうことはないし
出来る限り前向きに考えるようになったので、
誰か1人にではなくて8人全員にオールインしているこの状況によって、
結構心の治安が保たれているなあと思います。

本当、全員愛させてくれてありがとうね~…と思っています。日々。


ズ〜もね…皆かわいいね………泣


③選ば(べ)なくなった


K‐POPにハマった時、かなりびっくりしたことの一つに
トレカ文化とブラインド商品の多さがありました。

トレカがついてくるCD含めブラインド商品はどれも決して安くはないので、
「自引きできるか」は主に財布において死活問題となってきますが
推しを自引きできた時はそれはそれはもう嬉しく、脳汁バシャバシャでます。

なんですかね…あの、推し出てこい!出てこい!って思いながら、
ドキドキしつつトレカを裏返す瞬間の高揚感とカタルシス。

推し、それも狙っていたビジュでの推しが出た瞬間、
マジで世界を手に入れた感覚になりますよね。

推しを自引きした瞬間を再現できるVRとかあったら飛ぶように売れるんじゃないかなと思います。

それがオルペンになってからというもの

全自引き

めくってもめくっても自引き。
勝ち確定ガチャ。何枚めくっても欲しい人しか出てこない。
スキズは特に毎回ビジュが最高を更新してくるので、
めくって叫び、めくって叫び、と最悪の餅つきみたいになる。

もう楽しくてしょうがないです。
開封してるとき翌日顔面筋肉痛になるレベルで口角上がってるし、
ガーーハッハッ!!!って高笑いしながら
札束撒いてる悪役の気持ち、解るよってなる。
一生仲仔だよねウチら。
得てるもん、巨万の富をさ。

どのキッズが来ても最高なので、交換という概念が消えました。
交換が発生するとしたら同じビジュで同じメンバーが被った時になるのですが、
それよりも来てくれた子を大事にしたいな~という気持ちがあるので
友達と条件が合うとき以外は結局交換せずに
被ってもそのままにしています。

なので交換するときしたら
どうしてもこの時のビジュで8人全員揃えたい!
という時が殆どです。

「選ばない」という選択により交換する手間が省けるようになったのは、
自分にとっては良いことではありましたが
同時に「選べない」というジレンマも抱えることになりました。

取捨選択のできなさがピカイチで”8か0か”という思考回路に陥り、
メンバー選択というものが本当にできなくなってしまったんですよね。

ここでしつこいようですが念のためお伝えしておくと、
「オルペン=必ずグッズやトレカを全員分揃え、常に平等にしていないければいけない」
という考えは全くない
ですし、私もできているわけではありません。

もちろん自分がそうしたければしていいと思うので、
オルペンだから=8か0か思考になっている又そうするべきと言っている訳ではなく、
あくまでも私は今こうです、というだけで
自分がどうしたいかが一番大事だと思っています。

大抵のプレゼント企画や特典会はメンバー選択が必須なので、
全員系があればそれを選べば一件落着だけど、
なければそのままスルーせざるを得なくなりました。

それでもグッズでなら多少は、ビジュが特に好みなメンバーだったり
デザインが好きなものだけ取捨選択すればいいよね~

と思っていた時期が私にもありました…。

オルペンって聞くとお金がかかりそう…と思う人も多いだろう、
というか自分がまさにそう思っていたタイプなのですが、
案の定お金は少なからずかかります。
お金出したら確実に8人揃えられるものは出しちゃうので…。

とはいえ、自分はグッズや特典系に
そこまで執着がない(CD売上にお金をかけたい)ので
毎回のように財布が爆発するわけではないし、
確実に8人揃えられないなら諦めようと思うことも多いため、
トータルではあんまり変わってないかもしれません。

もちろん私が無限に広がる豪邸持ちの石油王ならグッズも全部8人分買うし
全てを揃えるだろうと思いますが、
残念ながらそうではないので何とか自分の中の
スーパーの床に寝転がり暴れる3歳児の人格を押さえつける日々です。

涙を呑んで諦めたうちわケース×8、アイマスク×8よさらば…涙
ペンラカバーはペンライト1つに対して8つあってもな…と思って諦めたけど
ミニZOOの頭巾にできると聞いて頭掻きむしったので絶対再販してほしいです。頼む。
あとZOOの生首ほしい。生首くれ(通報)

元々人見知りなうえに交換とか枠に入れてもらうとかがないので
他のSTAYと交流する機会がほぼほぼなくてちょっと寂しいとか、
うちわ8枚買ったはいいものの誰持つか迷うし、
そもそも双眼鏡とペンラもあるから余裕ゼロなところに
1枚以上は邪魔だし無理じゃない?と結局持たないという無力な人間ぶりで
千手観音マジリスペクトといったようなことはありますが、

結局のところ、自分がどこにどうお金を使うのかの線引きが明確に決まっていれば
オルペンであるかはないかは金銭的にあんまり関係ないのかなと感じたのも、
なってみなければわからなかったことなので、
オルペンになって変わった(良かった)ことだと思います。

というか交流に関しては完全にコミュ障な自分が悪い。
こんな七面倒通り越して八面倒くさいオタクと
いつも絡んでくれてるステ~本当に優しい。
今年こそもっとステ~と仲良くなりたい友達欲しい、と山奥から思っているモンスターです。

オルペン楽しいですよ!とは胸張って言えるし
もし迷ってる人がいたらこっちの泥水水は甘いですよと言えるけれど、
誰にでも合う推し方ではないと思うし
結局のところ自分に合っているかどうかが一番大事なので、
合わなくなったらやめればいいし合ってたら続ければいいやと
自分の中に選択肢が増えたこと自体が良かったなと思います。

自分があと7人いたらなんて想像したら吐きそうになるくらい嫌なのに
それでも自分があと7人いてくれたらと思うくらい
視野が狭い&記憶力も悪い&財力もない&愛は重いけれど、
それでも今毎日とっても楽しいので、
1年前の自分ありがとう~!Stray Kidsありがとう~!という気持ちです。

1年後またどうなっているかは解らないけれど、
今と同じように自分が選択したことを後悔しないように
オルペンで「いさせてくれる」8人への感謝を忘れず
沢山8人の好きなところを見つけながら、

今日もバンチャンのセイプリムーヴに狂わされつつ、
(※セイプリムーヴとはチャニバンでバンチャンさんが時折見せる全人類を狂わせる言動。
Say Please?が由来。このムーヴの時、大体部屋が薄暗い。)

リノの長髪カムバの予感に震えながら期待しつつ、

チャンビンのラップじゃない歌声にいつまでも慣れないままで、

ヒョンジンの描き出す美しい世界に感動しながら、

ハンジソンという底なしの沼に指先までつかり、

フィリックスの面白さに腹を抱えつつ、

スンミンの前髪をあげた(わけた)姿に初恋したり、

アイエンを育てた無い記憶と共に生きていこうと思います。


Blue Printの手放さない~のシーンを見ると必ず泣く病気



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