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newイベント『emit』の方向性・コンセプト

5/23(木)にWARP SHINJUKUのサブフロアの1つ”FORCE FLOOR”にて新たなイベント『emit』の開催いたします。職権乱用疑惑?(笑)もありますがSupported by avex EDM という形でWARPさんと一緒に、国内クラブ&ダンスミュージック・シーンに貢献できるよう、頑張っていく所存です。
今回、開催を決めるに至った想いとイベントの方向性・コンセプトを、noteに書き綴ります。初の試みです!

■埋もれゆく新譜と才能

今から書き記すことは、個人的な意見です。「初っ端から言い訳かよ!」と突っ込まれそうですが、言葉というのは怖いもので、読者によって受け止め方は三者三様、そのため、前置きの前置き(クドい!)をさせてくださいませ。

早速、本見出しにある、今のシーンに対しての想いを箇条書きにします。
ここで言うシーンとはダンス・ミュージック楽曲リリース周りについてです。

  • 毎週、数多の新譜がリリースされる

  • とてつもない数がドロップされるので、特にサブスク・サービスでは埋もれやすい

  • 上記状態を踏まえ、国内クリエイターが作品をリリースしても、なかなかフォーカスされない

  • 国内クリエイターが海外有名レーベルからリリースを果たしたとしても、発表タイミングでは(少々)盛り上がるが、それ以降は無風に近い状態

つまり、クリエイターがたくさんの時間と精神力・知能を駆使し作り上げた作品は、数多の新譜に飲み込まれ、発売日だけはSNSを通じて拍手喝采されるが、2、3日経てば発売前の状態に戻ってしまう。そんなことが日々繰り返されていると感じています。

今、日本の作曲レベルは猪突猛進の勢いで成長しています。デジタル・デバイスの発達と共にDTMが普及し、誰でもPC1台で楽曲を制作、リリースすることが可能な時代となったこと、それに伴いクリエイター / トラック・メイカーも爆発的に数を増加させ、切磋琢磨し合うことで、国内の作曲レベルが確実にアップしていると感じています。

今後、国内ダンスミュージック・シーンには若い才能が必要不可欠です。なにより、クラブ・シーンの中心は若者、現代でいうX世代であると個人的には考えており、彼らの活躍なくして、日本のクラブ・シーン発展はあり得ません。

そのため、1回でも多く、その機会を、その才能をDJブースから届けることが大事だと考え、本イベント『emit』を企画しました。

■『emit』への想い

今回、イベント名を『emit (読み:エミット)』としました。
意味は、「放つ、放出する」です。本イベントはジャンルを1つに絞らず、出演するDJ/クリエイターが得意とするジャンルにて、一夜を形成します。”ダンスミュージック”、もしくは”エレクトロニック・ミュージック”においてのバリエーション豊かなジャンル、楽曲をWARP SHINJUKUのFORCE FLOORにドバッっと放出して行きたい!という想いを込めています。

■TOKYO CREATOR'S ROOMとは

また、イベント名に加え”TOKYO CREATOR'S ROOM”とサブタイトルを付けさせていただきました。これは、『emit』がクリエイター同士の新たなつながりや、知り合い同士の情報交換の場にしたいという目的を持っているためです。

現代のコミュニケーションのメインはSNSです。
日頃、サラリーマンである私は、リモートワークであることも多いためZOOMやgoogle meetといったネット上での打ち合わせが多々あります。ネット上にて、映像と音声を通じ必要なことは話せますし、意思の疎通も取ることが可能です。しかしながら、リアルでの打ち合わせの方が、理解の度合いが違うと心から感じています。
※これが何故か、論理的には説明できません。ごめんなさい!
感覚的なところではありますが、リアルでのコミュニケーションが本当に大事だなと痛感しているのです。

シーンは1人では形成、育成していくことは不可能です。様々な立場がありながらもリアルな場でコミュニケーションを取り、その積み重ねが、次のステップへ導いてくれるものだと信じています。
”CLUB”には”社交場”という意味も持っているのは、このためであるとも思っています。

だからといって、クリエイターだけ来てほしい、ということではありません。クリエイターと仲良くなりたい、音楽好きな人とのつながりが欲しい等、様々な目的を持って遊びに来てくれることが次につながります。

■Dance Music All Night Long!

ここまで、堅苦しくも語らせていただきましたが、まずは、ダンスミュージックを楽しみ、踊り、お酒を飲み、素敵な時間を過ごしてほしいと切に思っております。
長く苦しんだコロナ禍が明け、ナイトライフを楽しむ方も徐々に戻ってきており、以前より盛り上がりを感じています。加えて、インバウンドの活性化によって海外の方も多くクラブに来ています。
日本のクラブは楽しい!と世界に誇れるシーンにすべく、一緒に盛り上がっていきましょう!!!!!

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