2019年5月号_今月のインクワおすすめ記事のコピーのコピー__3_

メンバーに取材・構成・執筆で工夫した点を聞いてみました!今月のインクワ編集後記(2019年8月号)

こんにちは!インクワイアの岡本です。

やっと気温が少し下がり、過ごしやすい日も増えてきましたね。

8月最終日の本日は、恒例となってきた「インクワ編集後期」をお届けします。インクワイアのメンバーが今月関わった記事の取材・構成・執筆で特に工夫した点をまとめました。ぜひご覧ください。

小山和之(@kkzyk

「JR東日本アプリ」のリニューアルプロセスの記事です。記事のメッセージが「ユーザーと向き合う姿勢の重要性」だったのですが、デザインメディアではなくビジネスメディアに「プロセスを通してユーザーと向き合う重要性を学ぶ」理由を人間中心設計といったデザインの専門用語を使わず、伝えるのは非常に苦戦しました。

同時に、このアプリはリリース時に賛否両論あったので、そこで無用に燃えることがないように…というのはかなり意識しました。丸くなりすぎて読まれないのも意味が無いのですが、せっかっく取材協力していただいた方々にもメリットのある記事になるよう、言葉選び一つひとつで気にかけ編集をかけています。

庄司智昭(@thompson2580

女性のライフキャリア支援事業をメインにする株式会社LiBさんに、2019年1月に行った経営理念の再定義について話を伺いました。スタートアップがどのように「ビジョン」や「行動指針」などを設定し、メンバーに定着させていくのかは規模を拡大していく企業にとって難しい点だと感じているので、同社が掲げた言葉の意味だけでなく、とにかくそのプロセスを丁寧に分解することで、学びのある記事になるよう心掛けました。タイトルにも入れていますが、社内合宿などを通してプロセスを開示することで、誕生を心待ちにされるような状態を作るということが特に印象に残っています。

向 晴香(@m___hal

ノマド向けの医療保険を紹介する記事です。単にサービスを紹介するだけでなく、利用者が抱くであろう疑問(「なぜアメリカだけ料金が高いの?」や「サステナブルなの?」など)にも答えられるよう心がけました。また、すでに別媒体でサービスのコンセプトなどがしっかり取り上げられていたので、CEOの過去のインタビューを踏まえ、「政府が担いきれない部分をスタートアップが補完する動き」という側面にフォーカスしています。自分が「推せる!」と思ったサービスについて書く時間は最高に楽しいなと改めて感じました。

岡本実希(@mikki0903

コワーキングスペース「co-ba shibuya」のユーザーインタビュを担当しました。インタビュイーは、すでにco-ba shibuyaを卒業されている株式会社NiCOLA代表取締役の吉村さん。

卒業したら会員とコワーキングスペースの関係が途切れてしまうのではなく、ずっとお互いを応援し続けている。そんなコミュニティのあたたかさが伝わるように、co-ba shibuyaと吉村さんとの関係性が伝わる表現を後半に厚めに入れました。

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それでは、来月もよろしくお願いいたします!

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