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読み手と体験を共有するために考えたいバランス【インクワYMO会レポート vol.6】

こんにちは、辻野結衣です。先週もinquireではYMO会を実施しました。どのような話をして、どのような学びが得られたのかシェアできればと思います!

YMO会とは?
inquireでは原稿のスキルアップに向けて「YMO会」という集まりを開催しています。YMO会は、原稿における「Y・M(佳き・モヤっと)ポイント」を複数人で見つけ合ってディスカッションし、最終的にそれぞれが今後の執筆での成長課題「O(推して参る)ポイント」を策定、スキルを磨いていくための会です。
詳しいやり方はこちらをどうぞ
https://note.com/tkswest/n/n61aab62063d0

読み手と体験を共有するために

1本目に振り返ったのは、スポーツ観戦の体験に関する記事です。この記事では書き手が観戦時に抱いた興奮と、専門家による解説がバランスよく盛り込まれていました。

書き手曰く、初稿では専門家の解説や試合の様子が中心でしたが、読者と興奮を共有するために、自分自身の感想を適度に加えていったのだそうです。

書き手の体験を読者と共有するには、客観的な状況説明に加え、当時の感情をバランスよく伝えることが大切だと感じました。

「面白い!」を冷静に読者に伝えるためには?

2本目はインタビュー記事。書き手は「取材時に感じたインタビュイーの個性や面白さをどう文章に落とし込むか」を悩みながら執筆したそうです。

インタビューに同席していない読者に面白さを伝えるためにどうするかを議論すると、参加者からは「インタビュー時に感じた『面白い!』から注目すべきポイントを定める」あるいは「取材で印象に残ったフレーズをテキストでも伝わるよう“翻訳”する」といった意見が挙がりました。

記事に熱量を載せるのはもちろんですが、冷静に情報を取捨選択し、伝わりやすく言い換えることも忘れずにいなければと再確認しました。

今週の推して参るポイント

YMO会を踏まえて、今週は以下を推して参りたいと思います!

・白熱した取材や、インタビュイーの世界観に引き込まれる取材の後には、第三者に取材内容を聞いてもらい、客観的な意見をもらう。

YMO会に参加すると、「この原稿なんだかもやもやするけど、何でなんだろう…」が解消されてスッキリします!次からも、もやもやをなくしていくぞ〜!

最後にちょっとだけ推しらせ

inquireでは、ライティングを学び合うためのコミュニティを運営しています。「スキルアップできているか不安だ」「モチベーションってどうすれば維持できるんだろう」と悩んでいる方はぜひ覗いてみてください。



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