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順光の良さ

まさきです。
本日は、順光について学んでいきたいと思います。
と、その前に
写真集、第4弾を出しました!
電線と電柱、塔など私たちの生活を支えてくれる物たちを主役にした写真集となっております。
色鮮やかに、私たちの生活に深くかかわっている事を表現した写真集となっておりますので、興味がある方はご購入いただければうれしいです。
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さてさて宣伝もバッチリですね!
次回以降の記事で、写真集に載っている写真についても説明していきたいですね。
では話に戻ります。
順光の良さについて学んでいきましょう!
まず、順光とはなんでしょうか?
それは、「光に対して順ずる方向」
それを順光といいます。
言葉じゃわかりにくいので、図で表すとこんな感じ

順光の一番の良さとしては、本当に色鮮やかに撮れることです。
赤いものは赤く。青いものは青く。黄色ものは黄色く。
三色合わせて信号機。それがどうした?
順光は素直に色が出る。これが逆光だと、暗くなったり、シルエットになったりします。
もちろん逆光には逆光の良さがありますが、ここでは割愛します。
順光は色を素直に写し出すため、空の写真であったり、海の写真であったり、被写体の色を表現したい時に役立ちます。
順光は色鮮やかに、そして色を素直に出してくれる。これを覚えておきましょう!

しかし、多くの人は順光を嫌います。
なぜなら、被写体に対して正面から光があたるので、のっぺりとして、立体感や奥行きが出ない写真になってしまうからです。
立体感や奥行きが出ないと何がいけないのか?
最近のInstagramとかの写真を見ると、ふわふわしていたり、メインの被写体以外がボケていたり、神秘的なロマンチックな写真が多いと思います。
順光だとそれらを撮るのが難しいのです。
他にも被写体がモデルさんだと、太陽の方向を向くので眩しくて目をつぶったり、自分の影が写真に写り込んだり、肌がはっきりくっきり写ってしまうのでシワ、シミが目立ち嫌がられますよね。
そんな理由もあって、順光キライ。キライ。キライ。という人も多いわけですよ。
でも、ぼくは好きやけどな。順光。
もちろん被写体は選びます。
しかし、ぼくのメインはスナップ写真なので、工夫次第でいい写真が撮れます。
たしかにボケ感は出ませんし、立体感も出しにくいですが、逆に言えば立体的な被写体を、立体ぽく見せないトリックアートのような写真が撮れたりもします。
例えば、こんな写真です。

こちらは、先ほど紹介した写真集に載っている1枚です。
完璧な順光で撮ったかは覚えていませんが、逆光ではないですよね。
たぶんサイド光と順光の間くらいやないでしょうか。
あまりボケおらず、広範囲にピントが合っています。
後ろのホテルが平面ということもあり、信号機は立体なのに立体ぽくない。でもじ~とみたら立体なんだよな。という少し不思議だな~と思う写真です。
この感じがたまらなく好きです!
順光は立体感がでないですが、逆に立体的なものをのっぺりさせてトリックアートのように撮れるわけです。
被写体によりますが、とても面白いでしょ!

まとめると、順光の良さはとにかく色鮮やかに写し出してくれること
そして、デメリットは立体的に撮れずのっぺりとしてしまうこと。
しかし、被写体や撮り方によっては、う~ん?うんうん!と思わせるような不思議な写真をとることができます!
だからこそ、ぼくは順光が好きです!
もちろん逆光も好きなので、次回は逆光の良さについても学んでいきたいと思います。
それでは今回は以上となります。
見ていただいた読者の方、一緒にカメラライフを楽しみましょう!
またね

写真集の購入もよろしく!

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