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【サッカー】Liverpool 7-0 Manchester United(2023/3/6)

2023年3月6日 22/23シーズン プレミアリーグ第26節

歴史的な大勝。
不振にあえぐ22/23シーズンの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュにアンフィードのサポーターは歓喜の声をあげ、対象的に好調を維持して乗り込んだはずのマンチェスター・ユナイテッドのイレブンは試合終盤に戦意を喪失した姿まで示してしまった。

試合前の背景

シーズンの最後まで4冠の可能性を残し(結果的には国内カップの2冠に終わったが)、充実のシーズンを過ごした2021/22シーズンのリバプール。シーズン開幕前にサディオ・マネが移籍し、補強ターゲットとしていたチュアメニやベリンガムの獲得失敗と難しいオフシーズンを過ごしたとはいえ、それでも優勝候補筆頭として臨んだ2022/23シーズン。思いもよらぬブレーキがかかり、トップハーフに留まるのがやっとという状態まで成績が落ち込んだ。パフォーマンスも低下し、クロップの解任論まで囁かれる事態に陥っている。

オーナーであるFSGがクラブの売却を検討していることが公になり、マイケル・エドワーズの後任としてSDに就任したジュリアン・ウォードが今季限りで退任することが発表されるなどピッチ外の人事でも混乱が伝わる状況だ。

2023/2/22のUEFAチャンピオンズリーグ レアルマドリード戦ではアンフィールドで2-5の大敗を喫するなど浮上のきっかけも掴めない。閉塞感が漂っていた。

そんな中で迎えたのが、カラバオカップを制覇し、直近11試合黒星がなく、テン・ハーグ監督のもと躍動感が出てきたマンチェスター・ユナイテッドとのこの一戦だった。

正直、要塞アンフィールドといえど、敗戦に追い込まれるのではないか。そんな危機感を感じる状況の中キックオフとなる。

7-0

その結果は、なんと7-0
モハメド・サラーはロビー・ファウラーが保持していたリバプールクラブレコードのプレミアリーグ歴代最多ゴールを更新する2ゴール。
今季新加入のコディ・ガクポとダルウィン・ヌニェスも躍動し、それぞれ2ゴール。そして最後に華を添えたのが、ちょうど先日今季限りでの退団報道が出たロベルト・フィルミーノによるゴール。ゴールセレブレーション時のアンフィールドの雰囲気やチームメイトの祝福がとても感動するシーンだった。
さすがに出来すぎなので細かい分析はせずに、とにかくこの7-0という結果を噛みしめ、向こう10年は楽しんでいくことにしましょう。また、この勝利が今季終盤の追い上げの旗印になることを祈って。

via Sofascore

クラブレコードを更新するプレミアリーグ通算129ゴール目

イケメンヌニェス

好調のリサンドロ・マルティネスを翻弄したサラーのドリブルからガクポのビューティフルフィニッシュを様々なアングルで

居なくなるのはやはり寂しい。



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