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アマネムを目指す伊勢志摩旅行記 【①全体行程編】

憧れのアマネムへ

伊勢志摩の旅に行ってきました。(2021/12/11〜13)

伊勢神宮にお参りし、伊勢うどんを食べ、おかげ横丁で赤福をいただいてといういつもの伊勢旅に加え、今回のクライマックスは、憧れのホテル、アマネムに泊まること。

アマネム上空写真 AMANホームページより

アマネムは世界中にラグジュアリーリゾートを展開するアマンリゾーツが、東京に次いで日本で2番目に開業したホテルです。

数多くあるリゾートホテルの中でも、まずはアマンであること、そして建築家ケリー・ヒルがデザインしたという点で、アマネムは間違いなく世界最高峰のホテル建築。

建築家 Kerry Hill 彼の写真とサインはアマネムのライブラリーに展示されている

伊勢志摩という神秘的で美しい土地で、アマンとケリーヒルが8年をかけて完成させた空間はどんなに素晴らしいのだろうと、建築家の端くれとして、ずっと憧れ続けていました。

高額な宿泊料に加え、九州からのアクセスの悪さもあって、なかなか宿泊に踏み切れずにいたのですが、今回、ついに、、、ついに泊まる機会を得ました。

姫※から、「クリスマスプレゼント」というカタチで泊まれることになったんです。(※相方)

これはもう、一生下僕として仕えることはもちろん、アマネムでの体験をいかして、アマネム以上の宿泊施設をデザインしてお返しする他ありません。

この旅については、一回の投稿ではとても書ききれません。何回かに分けて投稿しようと思いますが、まずは旅行全体の行程について記すことにします。

時間的感覚や、旅費について参考になれば幸いです。特に、九州エリアから伊勢志摩に行きたい方にとっては参考になるのではないでしょうか。

長文になるのを覚悟で、なるべく事細かに記録しました。


日 程

今回は2泊3日の旅としました。どうしても移動時間が長くなるので、1泊ではあまり楽しめないかもしれませんが、2泊あれば十分満喫できます。

1日目  2021/12/11(土曜日)
伊勢神宮参拝
伊勢市内観光
鳥羽国際ホテル泊

伊勢うどん
月夜見宮
伊勢神宮外宮
おかげ横丁
伊勢神宮内宮
伊勢市駅付近でちょい呑み(クレイジーハーフ)
鳥羽国際ホテル
鳥羽国際ホテル パール風呂

2日目  2021/12/12(日曜日)
アマネム泊(アーリーチェックイン)

憧れのアマネムに27時間も滞在


3日目  2021/12/13(月曜日)
帰福(レイトチェックアウト)

最寄りの賢島駅まではレクサスで送迎してくれる


アマネムは、なるべく金土、祝日や祝前日を避けた方が良いです。やはり、人が溢れかえる状況よりは、少ない方がゆっくり楽しめます。今回は姫の画策であえて日曜日に泊まりました。必然的に月曜日は移動のために潰れることになります。お勤めの人は、お休みする必要がありますね。サラリーマンの姫は、テレワーク(したふり)していました。


移 動 方 法

アマネムに行く方法は、いくつかあります。ヘリコプターをチャーターして敷地に直接着陸するとか、クルーザーで専用マリーナに乗り入れるってのが、最もアマンリゾーツっぽい。でもそんな大金持ちさん達の移動方法はさておき、もう少し庶民的な方法を記しておきます。

近畿以外のエリアから公共交通機関で伊勢志摩エリアに行くためには、まず名古屋駅か中部国際空港にアクセスする必要があります。

中部国際空港から伊勢神宮に行く方法は4つあります。

①列車
全行程で朝からお酒が飲める!お得きっぷあり(後述)

②船+リムジンバス
空港直結の連絡線で楽。港からリムジンバスで内宮まで。
内宮には荷物預かり所が少ないのが玉に傷。

③船+列車
船で津まで渡ってからは列車に。港から駅まではタクシー利用。
タクシーがつかまりにくそう・・・

④レンタカー(クルマ)
自由。お酒を飲めないことだけが残念。

②と③は、中部国際空港から「津」に渡る連絡船。空港を利用しない場合は選択肢から消して良いでしょう。


僕たちはこんな感じで移動しました

博多から新幹線で名古屋に向かうよりも、安くて早い飛行機で中部国際空港までひとっ飛びすることになりました。空港以降の移動手段は列車とホテルの無料送迎を使うことに。お酒も飲めるし、早くて楽だし、個人的にはクルマよりも鉄道移動がお勧め。

1日目  2021/12/11(土曜日)

9:10 福岡空港発(飛行機)
10:20 中部国際空港着

徒歩で名鉄空港線ホームへ ※歩いてすぐ

10:47 中部国際空港発(名鉄空港線)
11:24 名古屋駅
徒歩で近鉄名古屋駅へ ※遠くないけど慣れてないと迷うかも

11:50 近鉄名古屋駅(近鉄名古屋線)
13:10 伊勢市駅
(伊勢市駅の荷物配送サービスには間に合わず・・・)
駅近くで食事(伊勢うどん山田屋)や月夜見宮を見学

14:00頃 伊勢神宮 外宮へ到着(徒歩)
50分ほど外宮をお参り

15:00頃 外宮発(三重交通路線バス)
15:15頃 内宮着
15:20頃 伊勢神宮 おかげ横丁へ到着 
1時間半ほどおかげ横丁食べ歩きと内宮お参り

17:00頃 内宮発(タクシー)
17:15頃 伊勢市駅付近
伊勢市付近で夕食

18:43  伊勢市駅発(近鉄)
19:00  鳥羽駅着
19:05  鳥羽駅発(ホテル送迎)
19:10  鳥羽国際ホテル

朝の9:10に福岡を飛び立って、伊勢神宮や伊勢うどん、伊勢市駅付近での夕食を堪能して、19:00過ぎには鳥羽のホテルにチェックイン。始発の飛行機に乗れば、もう少しゆっくり観光できますね。でも正直言うとこの日はヘトヘトで、アラフィフにはこれくらいが限界かな笑 1.5万歩ほど歩いていました。

2日目 2021/12/12(日曜日)

10:45頃 鳥羽国際ホテルチェックアウト
10:50頃鳥羽駅 (ホテル送迎)

10:57 鳥羽駅発
11:28 賢島駅着 (近鉄)

11:30賢島駅発
11:50頃アマネム到着 (ホテル送迎)

鳥羽からであれば、概ね1時間ほどでアマネムに到着できます。
今回はアーリーチェックインができたので12:00到着を目指して動きました。

3日目 2021/12/13(月曜日)

16:00アマネム発(ホテル送迎)
16:15賢島駅着

16:30賢島発(近鉄)
18:37近鉄名古屋着
18:49名鉄名古屋駅発(名鉄空港線)
19:18中部国際空港

20:00中部国際空港発(飛行機)
21:35福岡空港着

レイトチェックアウト特典を最大限利用して16:00にアマネムを出発し、一気に空港へ。飛行機を使っても5時間半・・・やはり九州から伊勢志摩は遠い・・・。


列車トピック

伊勢神宮参拝きっぷ
列車の旅をするのであれば、近鉄が販売している「伊勢神宮参拝きっぷ」が断然お得。詳細はこちら。

移動を開始する前日までに旅行代理店などで購入する必要があります。近畿日本ツーリストであれば発券料もかからず購入できます。(他の代理店だと1000円程度発券料がとられるようです。

近鉄ホームページより

観光特急しまかぜ
京都や大阪難波、名古屋駅を10時に出発できるなら、観光特急しまかぜというプレミアム特急で行くのも粋かも。1日に一本しか運行しておらず、今回は名古屋駅10時発に間に合わず断念。京都や大阪に前日入りして、しまかぜで向かう旅を次回は検討予定。

近鉄ホームページより

移動料金

福岡発福岡戻りの移動料金 ※全て一人分

福岡空港→中部国際空港
往復¥30,000程度?(マイルを使ったので正確には不明)

中部国際空港→名鉄名古屋駅
往復¥1,780.- (¥890.-✕2)

近鉄名古屋駅→賢島(伊勢市駅や鳥羽駅で途中下車)
賢島→近鉄名古屋駅
伊勢市内移動(外宮↔内宮)
伊勢神宮参拝きっぷ¥6,100.-

合計¥37,880.-

やはり決して安くはありません。福岡から名古屋まで新幹線を使ったら、それだけでもう往復で¥35,660.-。名古屋までの行程を、マイルや格安チケットでフライトすること、そして列車は伊勢神宮参拝きっぷを用いることでかなり節約できます。


今回の旅は、2泊3日の伊勢志摩旅の一つの雛形になると思います。なかなか合理的で、快適な旅でした。

次は、もう少し詳細に旅日記を綴ってみます。
(②旅日記編へ)

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