見出し画像

スタートアップの採用体制づくりに思いを馳せる 〜CoE&HRBP体制の早期構築は吉か?〜

こんなことがありまして、大作かどうかはアレですが遂にスライドができあがってしまいました。

せっかくなので公開してみようと思います。不完全な仮説だと思うので、これを肴に色々ディスカッションできると嬉しいなと思ったりしています。

※話してやっても良いぞ、という方、Meetyはこちらです。

きっかけ(導入)

既存の人事採用組織の構造に対する漠然とした課題意識があった

課題意識の1つめと2つめはそれぞれ別のタイミングで認識したものですが、それぞれ採用担当者が価値貢献を最大化していく上でのボトルネックになる要素として感じています。

仮説ドーン!

HRビジネスパートナー(HRBP)
「HRビジネスパートナー(HRBP)」は、企業の経営層や事業部門の責任者に対し、ビジネスのパートナーあるいはアドバイザーとして、人と組織の面から働きかけやサポートを行い、成果・実績を創出する人事のプロフェッショナルのことをいいます。「戦略人事」の重要性が叫ばれる中、その推進を担う重要な存在として注目を集めています。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/985/

CoE(Center Of Excellence)
「CoE」とは、「Center of Excellence」の頭文字からなる略語で、組織を横断する取り組みを継続的に行う際に中核となる部署や研究拠点のこと。業界によってCoEが指す意味は異なりますが、大きくはトップレベルの人材やノウハウ、ツールなどが集結した組織・グループのことをいいます。人事領域では中央の人事機能を指し、採用のプロ、給与体系構築のプロ、能力開発プログラムデザインのプロなど、各分野における専門家が集う組織のことをCoEと呼ばれます。

https://jinjibu.jp/keyword/detl/1209/

なお、このスライドでは少々CoEという考え方を都合よく用いています。

課題意識1に対する解説と解決策(仮説)の考察

「一般イメージ」と書いてますが、自分としてのイメージなので、異論は色々あると思います。
採用グループ、人事企画グループ・・・というような機能別組織になっているケースも多いのではないかと思います。個人的にも人事の機能別組織化は合理的だと思うので、否定するものではありません。
組織が分かれるからなのはもちろんですが、使うシステムも違ったり、組織によっては入社後の評価や報酬、パフォーマンス関連の情報に採用担当者がアクセスできないなど権限レベルでも分断が起きているケースもあり得ると思います。
ネガティブに振って書いていますが、順調に成長している組織ほど各機能での業務に追われ情報共有機会や取り組みも行う余裕がなく、こういった状況になってしまう可能性はあるのではないかと思います。
HRBPがRecruitingまで担う体制に

課題意識2に対する解説と解決策(仮説)の考察

一人ひとりと向き合うほど、時間がかかります。どんなにしかるべき業務を効率化しても、個別に丁寧に向き合い、良い採用を実現するために時間をかけるべきシーンは残るはずです(そこを画一化してしまうと採用選考プロセスの品質が極めて落ちてしまうと思います)
あくまで自身の体験ベースではあります。
そろそろ気が付かれる方もいると思いますが、全般的にTHE MODELの思想を踏襲しています。

The Modelとは、営業プロセスモデルのひとつです。セールスフォース・ドットコムで活用されてきたもので、昨今ではSaaS、サブスクリプションモデルの台頭に伴い一般的にも知られるようになりました。
SFAやCRM、MAなどを中心とした数々のビジネスツールを提供するセールスフォース・ドットコムは、1999年の設立以来、常に成長を続けています。それを支える大きな要素のひとつが、このThe Modelです。セールスフォース・ドットコムでは、The Modelを「お客様の成功と共に、売上を拡大する仕組み」と位置づけ、マーケティングから商談、成約後のカスタマーサクセスまで、各部門間が連携して、一貫した顧客対応をとる体制が整えられています。

https://www.salesforce.com/jp/hub/sales/the-model/

まとめ

おわりに

これは果たしてブログなのか、という感じですが、こういうnoteもありかもしれません。スライド共有サイトにアップするよりも、補足説明なども入れることができ擬似的に登壇している気持ちになりました。

ということで、誰か一緒にこの仮説を確かめてみませんか?!

私の所属しているカミナシでは、HR組織も強化していく方針です。実はまだ、ひとり人事です。。

  • BrandingやTalent Sourcing、いわゆる採用PR&採用マーケティングを深堀りしてあらゆるチャネルで候補者さまとの接点を生み出していくミッション

  • HRBPとして社内の組織に深く入り込み採用を含めて本質的な組織課題解決に寄与するミッション

どちらの志向も叶えられる環境があります!(もちろん途中でスイッチして両方味わうことも可能)

興味がある方は、ぜひお声がけください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?