2023シーズンを終えて
Hola!
なんとか落ち着いたので、
シーズンの振り返りのnoteを書きたいと思います。
5月5日にリーグ最終節が終わり、
5月16日に語学学校の最終授業を終え、
5月19日からカンタブリアで開かれたカンテラの大会に日本人を連れて帯同して、
5月28日に日本に到着して、
6月4日にウエスカを退団しました。
あっという間の1シーズンであり
長くてしんどかった1シーズン。
毎日が楽しくて仕方ない日々で
毎日生きることに必死の日々。
街、言語、人、サッカー、仕事、食べ物
全てが一変した中
「結果」と「新たなサッカー感」
を求め続けた生活。
プロとして戦う以上、最高峰の助っ人として
チームを勝たせる選手になり続けるのです。
日本の頃のように、「今ここで頑張らないと」
と、かけ続けていたプレッシャーも、
この土地になれば
「今は私が頑張るときじゃない」
と、ある種の境界線を引かないと
自分が壊れていく感覚も学びました。
もしも、
この10ヶ月での多忙さを
充実と呼ぶのなら
私の1年目は非常に充実した10ヶ月になったと思います。
スペインにいた10ヶ月間という時間で
新たな仲間と出会い
シーズン中に戦友との別れを経験し
またシーズン途中に、
最高の仲間と出会うことが出来ました。
それでも
大切な仲間の大怪我を目の当たりにして、
上手く結果も出ない中
1シーズン中に15敗なども経験し
絶対に私のゴールなのに
アウェイだから取り消される始末も
なんでベンチスタートなのか分からなくて
ぐっちゃぐちゃの気持ちで
ヘッドコーチを問い詰めたときも
それでも、途中出場で0-1をひっくり返せない
自分のちっぽけさ。
そんな、未曾有の経験から、
自身に対する
苛立ちと不甲斐なさで
いつの間にか、立ち上がることも怖くなりました。
日本が大好きで一緒に作った手作りカレー🍛
ありがとうね😭
次のチームでは、なるべく早めにお皿を洗うと良いと思うよ。
ただそれでも今、日本に帰ってきて
みんなが「おかえり」と伝えてくれて
SNSで陰ながら応援していただとか
試合の中継を観てくれていたとか
頑張ってる姿で私も頑張れるとか
そんな暖かい言葉に助けられながら、
この10ヶ月間を
日本人としてスペインで戦えてよかったな。
と思えるようになりました。
スペイン滞在中に
一つの仕事を立ち上げました。
私のInstagramをご存知の方は、
もう知っていると思いますが、
WFCという日本での選抜チームを作って
スペインのカンタブリア地方にある
カンテラが集う大会に招待することです。
今年、実際に9名の選手が
スペインという土地で
まさに日本人として戦い抜き
彼らと一緒に日本に帰ってきました。
わたしが純粋に「勝ちたい」「たのしい」
だけでサッカーが出来なくなった中、
男の子に負けて悔しい少女
俺はオファーを貰いにきたと胸を張ってプレーする少年
教えてもないのに
スペイン語で頑張って会話する少年
試合後は負けて悔しくて涙が止まらない少年
そして、
笛が鳴ったら、すぐにかけ寄ってきて
日本人に
ハグや握手を始める
スペイン人のカンテラたち。
ここに、
スポーツは世界を超え
フットボールが共通言語の温かい空間が
生まれていました。
フットボールの勝ちよりも、
フットボールの価値に気付かされて、
ああ、フットボールってこんなに面白い。
そう感じさせてくれました。
ありがとう！少年たち！また来年も行こうね。
↑毎日夜中の2時まで編集。
その日の活動はその日にまとめる。
夜更かし苦手な私には大敵だったけど、
子どもの笑顔って最強のクスリ。
ウエスカの退団
先にも記したように、
私はウエスカを退団しました。
ありがたい事に
たくさんの方が応援してくれるので
次はどうなるの？とか
日本でプレーするの？とか
契約を切られたの？とか
聞いてくださるので、お伝えします。
継続するプランもあったし、
日本でのプレーは考えていなくて、
次どこでやるかもまだ何も決まっていません。
今は、こんな状態です。
ただ、これを選択したのは私ですし
たくさんの理由もあります。
でも、最終的にどこに辿り着こうと
「ああ、環境を変えてよかったな」
と思える来季にする。ただ、それのみです。
Instagramにも記したように
今は、もっとサッカーを知りたい。
これが私の想いであり
決断の最大の理由です。
理由なんていつでも後付け出来ますから。
良かったか否かも後から
未来の私は美化してるんです。
(どうしても美化できない3年間もあったりするけどね🇧🇼)
それより、何を求めるか、このために
自分と向き合い、
何を準備するかの方が大切です。
それに
私を支えてくれる人が国内外問わずいます。
ウエスカで出会えた最高のスペイン人も
語学学校で出会えたロシア人も
アジア最高〜って集まった中国人、韓国人も。
勉強できない私に優しく教えてくれるモロッコ人も。
お前を早くDAZNで観たいと急かしてくれるアラビア人も。
そして、日本で待っていてくれる家族。
数多く、サポートしてくれる大人の方々。
だから、
怖がらずに外に出るチャンスを得たい。
この人たちがいれば、あとは私が
結果を出すだけ。
プロとして、追い求めるのみ。
究極にシンプル且つ究極に難しい。
でもね、やっと
この恐さをワクワクに変えられる自分に出逢えた。
試合中に湧き出てくるエゴ。
お前にパスしないで私が決める。
一番うまいのは私だって。
(傲慢じゃないですよ、これないと本当に消えちゃう)
これから、私という商品をスペインで
買ってもらうために、レベルアップしたいから
私は、現地にいても、
帰国中でも、
愛してで止まない
あの場所に帰ります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました！
また諸々決まりましたら、
報告させていただきます。
1年間、遠くから温かい
応援をありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします✊
あー、危なかった。
なんでサッカーやってるんだろうっていう
溝にハマったときは、
どうなるかと思ったわ。
相変わらず、あたしの熱意に対して
全然振り向いてくれないサッカー君に、
24歳になる私が未だに
沼っちゃうんだから、
本当にどうにかしてほしいよね〜。
では、また😉
改めて、読んでいただきありがとうございました！
Adios🫶🫶🫶
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