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決意表明


みなさん、こんにちは!

久々の投稿になってしまいました。

いかがお過ごしでしょうか?

母親からは毎日LINEが届き、返信が遅れると追いLINEが来ます。

毎日暑いだの、何してるだのたくさん連絡をくれます。

私のお姉さんは最近、自炊を始めたそうです。

毎回、DMで「今日も三ツ星シェフになった👩‍🍳」と連絡をくれます。

美味しそうなご飯作れて一安心です。

でも、なぜ、DMなのかは分かりません。


本題


私は公言し続けてきた「スペイン」の土地にやっと足を踏み入れることができました。

約1ヶ月前にビザが降り、スペインのマーケット締切は8/31と決まっている中、8/30にバルセロナに到着。

超ギリギリ滑り込みインをしました。

何度、諦めかけたことでしょう。


日本に帰ってもビザの問題が続き、

何度も何度も尾崎さんと連絡を取りました。

ときには不安すぎて、

不安事項をメモに綴り、電話をかけたこともあります。

大きな時差がある中、嫌な顔せず連絡を取り続けてくださりました。


また、スペインに着いてからもNIE(外国人登録カード)の申請。

ここでも現地の方、たくさんの人に、サポートをしていただき、

開幕戦は間に合わなかったものの、

COPA DE REINA(カップ戦)

の前日に書類を受け取ることができ、

奇跡的に間に合うことができました。

チームからオファーをいただいてから約4ヶ月間。

本当に選手登録できるのか?

本当にビザが降りるのか?

本当に来れるのか?

Googleの検索履歴が、

「スペイン ビザ」で埋まるほど調べ尽くした結果、

無事に新しいユニフォームに袖を通すことができました。


2023シーズンは
SDHuesca Femeninoでプレーします。

飛行機30時間移動後の写真撮影
とりあえず、寝たい一心。


そして到着してから3日後、最後のプレシーズンマッチがあり、途中出場させていただきました。

時差ボケなんて言ってられない試合


チームは8/1から始動しており、

1ヶ月遅れての到着です。

このゲームで、何かを残したい。

面白いやつが来たぞって思わせたい。

最初で最後のアピールタイム。

25分間でした。


結果として「惜しかった。」の印象しか残せず、悔しさでいっぱいでしたが、


どこ見てもスペイン人とマッチアップできるグラウンドに到着したこと。

その嬉しさで、緊張するのを忘れていました。


そして、Alcorazという素敵なグラウンドで
公式戦デビューを果たし、先日は初ゴールを決めました。

と、書くとなぜか順風満帆ですごくスペイン楽しそう!!!!!


となるので、1週間の流れを書きます。

私はウエスカという小さな街に住んでいます。

代理人さんには

「ゴールとボールがあればどこでもOK‼️」

と伝えてあるので、この街はとても気に入っています。

ただ、観光にはあまりオススメしません。

私の試合を観にくるのは大歓迎です。



月曜日

学校に通います。というのも隣町のサラゴサまで特急電車で行きます。

なぜなら、私の街は小さいからです。

(察してください)

片道1時間半。

電車から見る空

授業は朝の9時から

4時間。

13時に授業が終わって、次の電車は14:38発。

授業と電車の合間に仕事をします。

帰りも1時間半。

朝ごはんは電車の中で。

お昼ご飯は学校で。

毎日、お弁当を2つ作って持っていきます。

明日はこんな感じ🍱

食事は、練習と同じくらい大切だから。

自分で作れば、何を入れたのか分かるから。

私の身体は私が1番知らないと。

だからお弁当作るのも苦痛じゃありません。

過去のnoteに記したように、

私にとって1番苦痛なのは、怪我をすることでサッカーができなくなることだから。

今日はこんなバランスにしようとか、この量なら補食をこの時間に食べたら、今日の身体の軽さはどうなるかな。

って考えています。

多分、私はオタクだと思う。

電車は基本的に遅れているので、帰り道の途中からオンカレミーティングに参加。

どんな状況でも参加させてくださる龍さんには
本当に感謝しています。

最近のミーティングは、日本の歴史について。

興味津々で話を聞いてしまいます。

学ぶことって楽しいから仕事も苦痛じゃない。

そしてチームの全体練習なし
ジムに集まってトレーニング、またはオンラインでトレーニング。


ではなぜ、学校に行くのか。

それは、スペインサッカーの80%はコミュニケーションだから。

言語、表情、姿。

全てで想いを伝えたい。

私は、今ものすごく口下手な日本人だ。

思っていることをはっきり伝えられない。

日本ではあり得ないことだけど、

それも含めての海外。

毎日毎日、少しずつ、少しずつ成長していくには、言語は欠かせないから。

そして、私は将来のキャリアも含めて、スペイン言語を丁寧に覚えていきたい。

これが私のデュアルキャリアの1つでもある。


火曜日

いつも通り学校に行き、

練習前に次の日のお弁当を作る。


19:30〜練習

フィジカルトレーニング、対人トレーニングなど。週末に向けて組織としての準備が始まる。



水曜日

オフ

なので、学校に行く。または、

日本とのオンラインで仕事を行う。

そして、散歩とアーシングは欠かせない。

ウエスカのいいところはたくさん公園があって緑が溢れているところ。

(察してください)

裸足になって大の字になって少し休む。

体をリフレッシュさせる。


これがとても気持ちいい。


原っぱの上で筋肉を緩めながら、リラックスタイムをする。

練習後に裸足でジョグをすると

何しているのかたくさん尋ねられるけど、

まだスペイン語でうまく伝えられない。

とりあえず、みんな真似してくれ。



木曜、金曜日。

学校に行ったり、身体が硬いと思ったら身体操作の連動性トレーニングを入れる。

どちらかというと週の後半はサッカーモードが強い。

週末の試合に向けて、メンタルの調整、身体の調整、頭の整理が必要になる。


体調によってスケジュールを変える。

まずはサッカー選手として、スペインを存分に楽しみたい。


サッカーという軸に対して、必要なものを後から色付けていく。


それが今は、語学、栄養、睡眠、休息、仕事なのだと思う。


そこに、旅行、外出、外食、買い物

が出てこないあたり、私らしさってことにしよう。


そして、週末に試合を迎える。

最近は、新しいポジションも挑戦させてもらい、こんなにも「ゴール」意識したのは初めてだ。

スペインに来てから、

新しい刺激ばかりである。

楽しさと苦痛と混ざり合って、新たな道を歩むとき。初めて自分の脚で進んだと思える。




最後に、


今、私がこの土地で挑戦する上で、絶対に忘れてはならない出来事がある。


それはトライアウトに行く前に父親が脳出血で倒れたことだった。


「インカレ、1/4の準決勝と1/6の決勝は休み取れたよ」

組み合わせが決まった日に返事が来たのを覚えている。

しかし、インカレを兵庫ラウンドで敗戦してしまい、日本でのサッカーは終わった。

前週まで続いていた皇后杯も全て土曜日だった。

だから、最後にユニフォーム姿を見せたのはいつだったんだろう。


私の試合を観るために、
スペインに足を運ぶなんて安易に出来るわけがない。

それでも、この挑戦に背中を押してくれた。

照れくさいけど、「もうそろそろ、生で観れなくなっちゃうね」と車で話したこともある。

親に、戦ってる姿を観せられない後ろめたさも少しだけあった。

でも、日本に帰ってまたサッカーすればいい話だし。今は好きなことを挑戦させてくれと思っていた。



でも、倒れたとき。

死んじゃったらどうしよう。

また観せられるでしょ。

が国内外問わず叶えられないのかもしれない。

そう思ったとき、この選択が正しいのか

分からなくなってしまった。




だから、トライアウト中は死ぬ気で契約を取らなければならなかったし、自分ができることはサッカーを続けることだった。



あ、今はめちゃくちゃ元気なので、安心してください。




私がこうやって、スペインにたどり着いたこと、今も、サッカーができていること。

それは家族の支えがあったから。


そして、何も持っていない私に、尾崎さん、小沼さんがスペインへの道を作ってくれたこと。


大学中、確実に自信をつけられたのは、栄養、身体のサポートを万全にしてくださったMTR、Growithさんのバックアップがあったこと。
帰国後も、チューニングサポートをし続けてくださったこと。

そして、noteの発信の勇気付けをしてくださった均さん、セラピストさん。

トライアウト帰国後、練習の環境を提供してくれた早稲田大学のみんな。

バイトと練習を考慮して住居サポートをしてくださった東仁学生会館様。

大学1年生の頃からコツコツ始めた骨ストレッチ。身体操作。

足元の技術が全くない分、ドリブルを仕込んでくれる勝也コーチ。


応援ばっかしてくれる地元のみんな。


足元から支えてくれるUlutrasさん。

トレーニングシューズを提供してくださったドリームスポーツ様。


新たな挑戦をサポートしてくださる亀田さん。

メンタルからサポートしてくれる若林さん。

デュアルキャリアを支援してくださるNewSpoさん。

海外でも働ける環境を作ってくださったオンカレ大学の龍さん。


名前を出したらきりがありません。


私は今、日本の温かさを感じています。

いつもなら簡単に手に入るものも入りません。

慣れないシャワー生活にも苦労しています。

有機味噌なんて高くて買えやしません。

毎日モリンガを味わって味わって飲んでいます。

来週のデトックスタイムでのゲルマウォーターが楽しみです。


そう。ここにきて、大切だと感じているのは、

感謝を伝えること。



当たり前が当たり前でなくなったとき。

人は気づき、感謝します。


これは女川に行ったときにも気づいたこと。

また人間は忘れる。


だから、私はnoteに記して残します。


私は、日本から支えてくださる方々に感謝を伝えたい。


どうやって?



言葉にする。それはもちろんだけど、


今年は点を取りたい。活躍したい。

朗報を日本へ届けたい。

成長した姿、結果を。


そして、必ず1部に行く。

絶対に叶える。



これが私の決意表明であり、感謝の気持ちの表れです。ピッチで結果を出し、伝え続けていきます。



これからも観ていてくださったら嬉しいです。



いつも応援ありがとうございます!😊







2023/09/25 井上 萌


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