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コスタリカ戦で先制点を取られても仕方がない。

 2022年11月27日(日)。16時45分。今日は19:00からコスタリカ戦です。

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 カタールワールドカップ、2022年11月27日、16時46分現在で分かっている対戦結果。

 ポーランドvs.サウジアラビア、2-0。フランスvs.デンマーク、2-1。アルゼンチンvs.メキシコ、2-0。
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 はい。こんにちは。井上和音です。

 試合を観るために早めにお風呂を洗って、お風呂をためて、前準備をしっかりしてコスタリカ戦に臨みたいと思います。

 試合が終わってからブログの更新もすればいいじゃんと思われるかもしれませんが、なんとなく、試合前に書いておきたいことがあるので筆を執らせて頂きました。

 なんか、コスタリカに対して、日本代表は楽勝ムードが広がっているのではないかと危惧しています。いや、別にここに何か書いたところで、日本vs.コスタリカの試合結果が変わるとか、そういうことは一切無いとは思いますが。

 サッカーって別に、11人対11人でやるものなので、ものすごく差が出るとか、そういうスポーツでは無いのです。前にも書いたと思いますが、サッカーほど「強いやつが勝つのではなく、勝った方が上へと進出していく」スポーツなので、日本とコスタリカに格段の差があるかのようなサッカー解説が多くて、ちょっと怖いです。

 その怖さを表現したく、試合が始まる前に書いておこうと、残しておこうと思っているのですが。

 コスタリカは死ぬ気で来ますよ。負けたらほぼ終わりと分かっているので、同列程度ど思われている日本に対しては、死ぬ気で、なんならファールだろうとなんだろうと、とにかく勝ちに来ると思います。日本代表がドイツ代表に対して、後半に超攻撃型のスタイルを取りましたが、コスタリカは序盤から超攻撃型のスタイルで、もしくはメンタルで来ると思います。

 個人的には、先制点を奪われてもおかしくはないと思っています。コスタリカ相手に0封で抑えるのは、相当難しいのかなと思います。

 大事なことは、失点した後に逆転できるようなフォーメーションを、もしくはメンタルを確保し続けることができるか。要するに複数得点できるかがカギになってくると思います。

 正直、ドイツ戦で勝ったのは、ウィングバックに超攻撃的な選手を起用するという作戦が、功を奏したからというのが、一番大きい要因です。公式のMVPは権田選手に出ましたが、個人的には、最高のトラップをした浅野選手、もしくは、フォーメーションを大胆に変えるという、知的な戦略を繰り広げた森保一監督がドイツ戦のMVPだったのではないかと思っています。

 今のところ、ただドイツに勝っただけなのです。

 しかし、そのドイツ戦の後半で分かったことは、日本代表はフォーメーションが選手起用とがっちり組み合えば、ワールドカップの頂点ですら目指せるのではないかというほどのプレーを見せてくれました。ガチガチで強豪国と戦えば、充分通用するというのを森保一監督は見せてくれました。

 しかし、逆もさもありなん。フォーメーションが噛み合わなかった前半のような戦いでは、コスタリカ相手だろうと充分に先制点を取られる可能性はありますし、なんなら、言いたくは無いですが負けてしまう可能性だって充分に有ります。今のサッカー日本代表のカギを握っているのは、プレーする選手たちではなく、森保一監督の手腕、そのものにかかっています。

 日本代表に流れを変えられる選手は、あえて挙げるとしたら三笘薫選手のドリブル突破くらいしか思い付きませんが、三笘薫選手は恐らくベンチスタートだろうと思います。本当はフル出場をしてほしいのですが、どうしても出してくれなさそうな気がします。

 日本代表には、コスタリカ戦でもきっちりとしたフォーメーションを持って、相手をビビらせまくる試合をしてほしいです。それくらい死力を尽くして、ようやく勝てる相手だと思っています。

 スペイン戦も、例えばグループステージ突破が決まったとしても、死力を尽くして、グループリーグを1位で通過してほしいです。今の日本代表ならば頂点を狙えます。全ては森保一監督の采配次第なのですが、ベスト8でとどまらずに行けるところまで行ってほしい。そのためには、グループリーグも全勝して、グループリーグ2位の相手と戦って、ワールドカップの頂点を狙っていってほしいです。

 今大会のワールドカップは32チームで戦う最後のワールドカップです。次大会からは48チームになるので、何が起こるか分からない試合が増えていってしまい、サッカーという不確定要素の多いスポーツでは、優勝はより一層難しくなっていくでしょう。

 今大会がチャンスなのです。

 そのために、最も大事なのがコスタリカ戦です。

 FIFAランキング上位ではない相手との戦い方は、日本代表ではどのように戦うのか。グループリーグでボロ負けしているチュニジアにも、日本は0-3で負けています。アジア予選も2位通過です。FIFAランキング上位のチームとの戦いのほうが、戦術などは考えやすいのです。守ってカウンター。しかし、拮抗した試合ではどのように戦うのか、昨今の森保一監督の答えが出ていない、サッカー日本代表での勝ち方です。

 コスタリカ戦をなめずに戦う。複数得点で勝つ。先制点は仕方がない。拮抗した試合ではメンタルが重要となってくるので、前線の選手の「何点でも取ってやる」くらいのメンタルで戦っていってほしいです。

 頑張れニッポン。負けるな、力の限り。

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