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【感想】ワイドショーを作っている人たちも働いていて、尊敬に値する。

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 特定の個人、団体、組織を誹謗中傷する意図はありません。ただ一市民の感じた日常としてお読みください。
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 今日は休みだった。昨日の夜、寝るときに頻尿になって、痛みも出てきたので、音楽を聴き痛みを忘れさせながら眠った。寝る前に音楽を聴くと、次の日大抵起きれないことは知っていた。なので、今日の朝は起きれないだろうと思っていたが、九時くらいには起きれた。

 しかし、起きたといっても九時だ。充分遅い。「キャッチ 国際報道」を見ることもできずに、朝のワイドショーの「モーニングショー」のニュースを見ていた。ロシアの外交次官が「国家存亡の危機に陥った際には核使用も念頭に置いていること」について触れたこと、「中国でボーイング737が墜落した際には、翼が空中でもぎ取られていた可能性が高い」といったことを報道していた。同じ人が、違うニュースに対してコメンテーターとして発言を続けるのは、やっぱり違和感がすごかったが、別にニュースとして偏った報道もしていなかったし、フリップや動画を集める労力などはすごく必要だろうな、とサラダを食べながらぼーっと見ていた。

 幾日かの記事において、ワイドショーを散々否定した自分に対し、ワイドショーを見ている状態の自分に腹が立ったと思うのと同時に、ワイドショーを毎日作り上げている人々の努力というのは、今の自分の労働とは、まるでかけ離れた大変さを必要としているなと強く感じた。みな働いているのだ。恐らく正義と思えることに誇りを持ちながら。そんな中で、ワイドショーを見ることに慣れきっていた自分は、ワイドショーを否定するような記事を出してしまった。

 過去の自分に対し、怒りとまではいかないが、多くの人が労力をかけてテレビ番組を作り上げていることを念頭に置いていたかかと問われると、果たして疑問が残る。「ワイドショーをこれからは見ない」とまでは言っていないと思うが、「ワイドショーは軽く流す感じで見る」とは言った覚えがある。それでいいのかもしれないが、ワイドショーを作り上げている人々は、常に真剣に、国際報道には遅れが生じるのは仕方のないことだが、それでも世界中から情報を集め、伝えようとしていることは念頭に置いておかなければいけない。

 なによりも、自分では決してできない仕事だ。夜中中、資料を集め、数時間のために全力で動画やフリップを創る。それを平日、毎日繰り返す。その労力を考えただけでも、尊敬に値する。相当な覚悟と誇りと強靭な精神力ないとできないわざだと思う。相手の仕事に対して批判を行うのはよくないことなのかなと、休日、ワイドショーを見ながら考えた。

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