監修後記★乗物綺談《異形コレクション》LVI
《異形コレクション》監修後記を書くことにしました。
文芸誌の最後にある「編集後記」のような位置づけです。
《異形コレクション》は「編集序文」ではじまるのに、「編集後記」でなく「監修後記」とする理由は、自分の役割が「監修者」だからなのですが……考えてみれば、このカタガキって、漠然としていて幅がありますよね。
私の場合、四半世紀前にこの叢書を立ち上げた時、最初の版元さんには、オリジナル・アンソロジーなるものがどういうものなのか、ホラーとはいかなるものなのか……あるいは、ジ