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今日は、人間には6つのヒューマン・ニーズ=6つの欲求があるということを考えてみます。

まず初めになぜ?あなたはいろいろな行動をするのでしょうか?

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あなたが行動するには原則があります。

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あなたを動かしているのは、あなたの欲求です。

あなたが気が付いている、気が付いていないに関わらず、あなたはあなたの欲求を満たすために動いています。

人間の行動を突き詰めていくと、6つのニーズに当てはまると言われています。

あなたは、これらのどれかのニーズを満たそうとして、知らず知らずのうちに行動しています。

その6つのニーズとは次の通りです。

1. 確実感のニーズ
2.不確実感(自由)のニーズ
3.自己重要感のニーズ
4.愛・つながりのニーズ
5.成長・進化のニーズ
6.貢献のニーズ


この6つのニーズをどのように満たすのか?ということは、人によって違ってきます。

人はそれぞれ優先するニーズが異なるためです。

その中でも、1から4までの4つのニーズを、『基本的ニーズ」といいます。

6つのニーズは、4つの『基本的ニーズ』と、2つの『高次ニーズ』からできています。


問題


この6つのニーズをきちんと理解することができると、人の行動に対する洞察力が高まり、多くの問題を簡単に解決できるようになったり、成功がつかみやすくなると言われています。

人はこの6つのニーズを満たそうとして行動するため、ビジネスにおいてはこの6つのニーズをどのように満たすのか?を考えて商品やサービスを作っていくと、お客さまの心に響く売れる商品が出来上がるというしくみです。

この6つのニーズの詳細をそれぞれ見てみましょう。


1. 確実感のニーズ


安定


・安心したい、安全でありたい

・快適さを感じたい

・自信を感じたい

安定感はもっとも多くの人が求めているニーズになります。

購入するものを決める、会う人を決める、ビジネスを選ぶ、仕事を選ぶときなどで確実感のニーズは使われています。


2.不確実感(自由)のニーズ


好奇心


・好奇心、バラエティを感じたい

・自由でありたい

・ワクワクしたい

不安定感は新しい刺激を求めるニーズになります。

先ほどの安定感のニーズとは反対のニーズを満たします。

現代では多くの人が安定感を追い求めています。

最初は住むところもない人が、雨風をしのげる家を確保できる(安定感を手に入れる)と、今度は何も変わらない安定した毎日がたいくつになったりしてきます。そして耐えられなくなり、変化を求めたりするのです。

安定感と不安定感のバランスを取りながら、人は生きているんですね。


3.自己重要感のニーズ


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・人から尊敬されたい、人の優位に立ちたい

・ステータスを感じたい

・人と違う存在でありたい

重要感は自分に価値があるという感覚を求めるニーズです。


4.愛・つながりのニーズ


愛


・愛したい、愛されたい

・つながり、一体感を感じたい

・共感したい、共感されたい

愛とつながりは、家族や友人、恋人とのつながりを求めるニーズです。

人間の究極的な欲求と言われています。

先ほどの自己重要感とは正反対のニーズになります。

どちらかと言えば、女性が強く求めていることが多いと言われています。


5.成長・進化のニーズ


成長1


・新しいことを学びたい

・能力・スキルを向上させたい

・可能性を広げたい

成長は人間が生きていく上で必要です。

なぜなら、生命とは成長そのものだからです。

また、チャレンジすることが必要で、困難を乗り越えたときに大きな成長がある。このように理解してもらえるように話をすると、成長のニーズがある人には響きます。


6.貢献のニーズ


社会貢献


・他人の役に立ちたい

・人の成長・進化が喜び

・感謝されなくても助けたい

貢献は、自分自身ではなく周りの人々や、社会に対して何か貢献したいというニーズです。

貢献により、人生の充実感を得ることができます。

お金や物質などでは得ることのできない、人生における内側を満たすよろこびのことです。

自分のためだけでなく世の中に役立つことをすることによって、真に満たされた人生となります。


以上が6つのニーズの詳細になります。


何となく理解できてきましたでしょうか?


このフレームワークを使うと、自分の欲求も他人の欲求も理解できるようになります。

そして、自分の世界観だけでなく、他人の世界観も理解しやすくなるでしょう。

コミュニケーションにおいては、相手がどのニーズを求めているのかがわかると、そのニーズを満たしてあげやすくなります。

相手とのコミュニケーションが円滑に進み、信頼してもらえる関係性が作っていけるでしょう。

最初はなかなか自分がどのニーズを満たしているのか?わかりにくいかも知れません。

しかし、注意深く見ていると、どのニーズを満たそうとしているのかということが、段々とわかってくるでしょう。

どのニーズを満たすのか?ということを自分でコントロールできるようになると、満足できる人生を歩むことができるようです。

そもそもニーズを満たせない(欲求を満たせない)ということは、不満につながるからです。


あなたは、これからどんなニーズを満たすために生きていきますか?


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