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映画見に行く人が増えそうな施策考えてみた

こんにちは!一番好きな映画は?と聞かれると、「一番とか言われると逆に難しいんですよね..」と返す面倒な奴です。

学生時代に大学に通いながら映画の専門学校にも通い、映画制作を勉強するほどには映画が好きな自分なのですが、結婚して子供ができてからはどうしても映画館に足を運ぶ機会が減ってしまいました。

たまに行く時も基本子供たちと一緒なので、ディズニーやクレヨンしんちゃんの映画を見る程度です。それはそれで楽しいですが、元々映画好きの自分としては、もっとこう映画好きが見そうな映画を、レイトショーでビールでも飲みながら見たいな〜なんて思ったりしています。


新作映画のオンライン配信化

先日、4月の映画の興行収入が前年同月比の96%減になったというニュースを見ました。コロナであらゆる外食産業、旅行産業などが打撃を受けている中、当然といえば当然ですが映画業界もものすごい打撃を受けているようです。

映画本場のアメリカでも同様にコロナの影響を受けまくっているようで、新作映画をリアルタイムにオンライン配信する会社が急激に増えているとのことです。最新映画が自宅で見れるなんて、子育て世代の自分からすればめちゃくちゃ良い取り組みなので、もし日本でも普及してくれたらコロナが落ち着いてから以降も普通に使っちゃいそうです。(映画館との利害関係とかでめっちゃ難易度高そうですが、、)


半券ってもっと活用できない?

さて、前置きが長くなってしまいましたが今回の話は映画のオンライン配信ではなく、「映画を見に行く人をもっと増やせそうな施策」についてです。

どの映画館でも映画を見る時に、チケットをもぎった後に「半券」を返されると思います。万が一映画見てる間に外に出てトイレに行っても、またスクリーンに帰ってくる時の証拠となるあれです。

あの映画の半券って、みなさん映画見終わった後どうしてますか?映画館のゴミ箱に捨ててますかね?なんとなく財布に入れっぱなしにしてます?

自分は高校生の頃、見た映画の半券を自分の机の引き出しにストックしては「うぉ〜、俺めっちゃ映画マニアやん..かっけ〜」と謎のナルシストに浸っていました。今思うと死ぬほどダサいですね。

最近の映画館は映画館単体で街中にあることは少なく、大型ショッピングモールの中に入っていることが多いですよね。そういう映画館では、見終わった映画の半券をモール内の飲食店にもっていくとドリンクがもらえたり、割引になったりすることもあります。これはこれで、映画半券の有効な活用方法の1つかなと思います。

でも、今回自分が思いついた施策はもっと映画の半券を「映画のために」活用できそうなアイディアなのです。


最近の映画の流行り方

話が変わってすいませんが、(勿体ぶってるわけではなく..)最近の映画の流行り方についても少し触れておきたいと思います。

映画の集客といえば何と言っても公開直前の大々的なテレビCMや、主演俳優さん、女優さんが番宣目的でバラエティ番組などに出まくったり。テレビ以外にも駅にドーンと現れる大きな看板広告や、電車の車両ジャック広告などが印象的です。

もちろんこういった宣伝が集客に繋がることも多いとは思うのですが、最近はあまり多くのお金をかけて宣伝しなくても、結果として多くのお客さんの集客に成功する映画が出てきました。

もっとも分かりやすいのが2018年に大ヒットした「カメラを止めるな!」ですね。Twitterを中心としたオンライン上の口コミでじわじわとお客さんを増やし、最終的に大ヒット映画となりました。今年アカデミー賞を受賞した「パラサイト 半地下の家族」もオンライン上の口コミが集客に大きく貢献したと聞いています。

当然の話ではありますが、多くの人に映画を見てもらうにはお金をかけた宣伝だけじゃなく、いかに多くの自然発生で生まれる「口コミ」を作れるかが今後の映画集客の鍵になりそうです。


半券=割引券

すいません、少し脱線してしまいましたが、まとめます!今回自分が考えた「映画を見に行く人をもっと増やせそうな施策」とは、「映画の半券をその映画の割引券として活用することはできないか?」です。

映画見て満足した人って絶対その興奮や感動を誰かに伝えたいじゃないですか。もちろん、見終わってすぐにTwitterとかで感想を投稿したり人もいるかと思いますが、例えば数日後に会った友達とか職場の同僚に「週末に〇〇〇〇〇〇って映画見に行ったけどめっちゃ良かったよ!!泣いたわ〜」みたいに話すことってありません?「オフラインの口コミ」ってやつです。

これまではそのオフラインの口コミが発生した時に、言われた方は「へぇ〜!面白そう」とか「今週末見てみようかな」と思ったり返事したりするのですが、人間の感情や記憶なんて全く当てにならないので、大多数がそのまま忘れ去られると思います。

で、それを防ぐために登場させたいのが「割引券となった半券」です!

ただ感想を友達に伝えるだけでなく、その口コミと一緒に「これで安く見れるから良かったら使って〜」と自分の半券を渡すことで、友達にも感謝されること間違いなし。もちろん、受け取った方も割安で見れるならと俄然その映画に対するモチベーションも上がりますし、実際に見に行く可能性もグッと上がると思うのです。

そして、その紹介された友達も満足したらその半券を別の友達に、また別の友達に..  という感じで「オフラインの口コミと割引券」が永久にバイラルする仕組みができるのです!!!(多分..)

どうですか?この仕組みあれば映画見に行く人増えそうな気しません..??


まとめ

ざざ〜っと自分の妄想を書いてきましたが、もしかしたら過去に同様の取り組みやって全然流行らず終わったのかもしれません。また、そもそも映画というビジネスの特性上多くの利害関係者が絡むので、仕組み的に現実的ではないという可能性も多分にあるでしょう。

ただ、今後ますますインターネットメディアやVRコンテンツなどが普及し、熾烈な可処分時間、可処分所得の奪い合いが行われて行く中で、「オフラインの口コミと、モノとして渡せる割引券のセット」という組み合わせは1つのヒントになるんじゃないかなと思いました!

早くコロナ落ち着いて映画見に行きたいですね〜!

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