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仕事術:第1回 PDCAについて 一般的な解説をしてみましょう

2024.1.24
私は仕事をする上で一番の基礎となるのがPDCAだと思っています。
ただ若い頃はPDCAは研修で習うもので、実務では役に立たないと思っていました。
しかし年を重ね経験を積むにしたがって、特に管理職になって部下の指導をするようになると、PDCAの重要性と有効性を認識しました。
PDCAをうまく回すにはコツがいるのです。
まさにPDCAをうまく回すことが仕事術だと思います。

私なりのPDCAの仕事術については今後書いていくことにして、
今日はPDCAの復習、一般的な解説をしてみましょう。

PDCAは、1950年代に日本の経営学者である、エドワード・デミングが管理・品質管理の分野で提唱しました。
当時の製造業において、品質を高めるためには、製造過程の制御が不可欠であることを指摘し、PDCAを提唱しました。
その後、1970年代から1980年代にかけて、日本企業による品質革命が実施され、PDCAが大きな成果を上げました。
現在では、PDCAは世界中で広く知られ、さまざまな分野で利用されています。

PDCA(Plan-Do-Check-Act)は、問題の解決や目標の達成を効果的に行うための手法です。

P(Plan)の段階では、目標を設定し、具体的な計画を立てます。具体的な行動計画や目標の明確化が重要です。

D(Do)の段階では、計画を実行し、データや情報を収集します。この段階では、目標を達成するために必要な活動やプロセスが行われます。

C(Check)の段階では、収集したデータや情報を分析し、目標の達成状況や問題点を確認します。この分析は、目標に向けた進捗状況の評価を行うために重要です。

A(Act)の段階では、問題点や課題に対して改善策を検討し、次のステップを計画します。ここでは、問題の解決策を見つけ、対策を講じるための方針や手順を立てます。

改善策を実行し、PDCAサイクルを繰り返して、目標達成に向けて進んでいきます。

PDCAは、効果的な問題解決や目標達成のために重要なサイクルです。それぞれの段階で慎重に計画し、実行し、評価し、改善していくことで、仕事の効率性や品質の向上に貢献できます。

さて、今日はこの辺で
知識をinput 知恵をoutput
inoueでした。

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