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リスタート(浦和レッズ戦編)

Twitterのフォロワーさんも、そうでない方も。
こんばんは、いのです。

前回の記事です。
ご査収下さい。

令和6年8月8日、遂に一つ大きな決断をサガン鳥栖が下しました。

指揮官・川井健太監督との契約解除が発表されたのです。

正直、この決断は意外でした。
7月上旬に発表されたクラブの声明では「川井体制の継続」を強調していましたし、クラブの予算事情を鑑みても、シーズン終了までは指揮を取るものだと思っていました。

しかし、声明後のリーグは3連敗。
中断明けの鹿島アントラーズ戦では0-3となす術なく完敗した事で、決断したのだと思います。

個人的な感想ですが、今シーズンの低調な成績を見れば、解任は止むを得なかったとは思います。

ですが、自分は川井さんには感謝の気持ちしかありません。

元監督のパワハラ騒動でクラブが混迷を極めていた中での監督就任から始まり、チームの予算規模、主力流出やケガ人多発等を理由とした苦しい台所事情...

加えて、SNS上で加熱する選手起用への批判、結果が出ない事に対する誹謗中傷等、この2年半は、測り知れない苦労があったと思います。

それでもこの2シーズン、チームをJ1残留に導いた事は評価されるべきだと、自分は思います。

少しの休息を経て、またサッカー界で活躍される事を願っています。
本当に、ありがとうございました。

後任には、木谷公亮TDが監督に就任する事となりました。
クラブがJ1昇格した際の立役者という事で、多くの方が期待している様に感じます。

しかし、トップチームの指揮は今回が初めて。
いきなり難解なミッションを突きつけられる形となりました。

次の試合、浦和レッズ戦まで残された時間はたったの2日

どの様にチームを立て直すのか、期待と不安が入り混じる中、僕は駅前不動産スタジアムに足を運びました。

3連休の中日。
中にはお盆休みで長期連休の方も居る。
対戦相手は浦和レッズ。
レッズサポも大挙して押し寄せてくる。

これらの状況が重なり、当日は普段以上に観客が入りました。

メンバー編成の時点で、チームが変わろうとしている様子を感じ取りました。

日野翔太選手・堺屋佳介選手のスタメン復帰、長期離脱から復帰したばかりの楢原慶輝選手の抜擢等、明らかに「走ること」「戦うこと」を意識したメンバー編成だなと。

サガン鳥栖というクラブがこれまで大事にして来たものを、改めてピッチで表現するという木谷監督の決意を感じました。

実際、試合内容も変化がありました。

上述した選手達が前線で運動量豊富に走り、相手にプレッシャーをかける。

攻撃面でも保持一辺倒ではなく、要所にマルセロ・ヒアン選手を中心としたショートカウンターを発動する。

これまでの試合以上に、ゴールに迫るシーンも多かった様に感じます。

しかし、結果は惜しくもドロー

試合展開的には「勝てた試合だったよな...」が自分は大きかったです。

・多くの決定機を決めきれなかった事。
・試合終盤の数的優位を活かしきれなかった事。

この2点が大きく響いた様に感じます。

失点シーンは、浦和の松尾佑介選手がただただ凄かったので仕方ない。←

ただ、それを差し引いても、この試合は勝っておきたかったのが本音です。
実際、残留圏との勝ち点差は(結果として)開いてしまったので。

幸いな事に、残留を争うクラブとの直接対決が多く残しています。

それらの試合を勝ち切れる様に、まずは次の北海道コンサドーレ札幌戦に向けた準備をしてもらいたいと思います。

ただ、最後までエキサイティングな試合を観る事が出来たのは確か。
まだ希望を捨てるには早過ぎるんじゃないかな、と感じました。

残り12試合(天皇杯を入れたら13試合)、木谷監督がチームを良い方向に導いてくれると信じて、これからも現地観戦を楽しんでいきます!



この試合の前まで、凄く鳥栖界隈のTLを見てモヤモヤしていました。

それは、川井さんの契約解除が発表された際に


これでやっとサガン鳥栖を応援できる!


この類のコメントを、結構な数見かけた事が理由です。

シンプルに疑問ですが、それまでサガン鳥栖の応援していなかったんですかね?
応援していなかったのだとしたら、それってサポーターって言えないんじゃないかなって。

あくまでも、個人的な考えですが。
誰が監督でも、どんなサッカーしていても、大好きなクラブが変わる訳ではないと思います。

それは鳥栖に限らず、どのクラブにも言える事だと、自分は考えています。

不満がある事自体は悪いと思いません。
ですが、頭ごなしにそのサッカー自体を否定するって、チームそのものを否定している様に感じるんですよね。

後、その発言って、シンプルにチームのために戦っている選手達に失礼だよなと。
だって、それまでは選手達の事も応援していなかったという訳になるから。

これらの理由から、ここ数日、鳥栖界隈のTLを見て非常にモヤモヤしていました。

自分は確かに鳥栖サポ歴は浅いし、何なら大分も応援している、所謂兼サポです。
そんな兼サポの自分がこう言う事を言うのは、正直おこがましいよな、と思います。

ただ、例の余白の件含め、こういったツイートの方が多く散見されたのは看過できない。
そう思ったので、ここに書き記した次第です。



それでは今回はこの辺で。
また気が向いたらnoteアップします!

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