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N氏とD氏の対話メモ 2024.4.4

とある場所で自然発生的に展開された、
とある対話の私的メモ。

正確性を問うものではない。
並んだ言葉たちから漂うものを感じ取っていただければ、これ幸い。

* * *

N氏
イメージが未来をつくっていく。
経験したことからしかイメージできない。
経験が想像力を生んでいく。

昨日(2024年4月3日)、10年来の友人とFacebookライブで対談をした。その友人とは2人でポッドキャストをやっていた時期がある。いつから始めたのかと確認したら2019年4月3日で、同じ4月3日だった。

ポッドキャストを2年半やって、100本で区切りとなり、
そこからまた2年半ぶりに一夜限りの対談をした。
そこでセレンディピティ(Serendipity)ー 偶然がもたらすものが発動した感覚があって、今日から走ろうと思った。

「創造」と「想像」の音が同じであるように
「氏名」と「使命」も音が同じ。日本語の面白さ。

同時多発的に出てきたセレンディピティを愉しむ。
ただ、それも「やらねば」と思うものではなくて、
「ちょっと大切にしようかな」といった感覚で。

諸行無常。そのはかなさを味わう。
この感覚は僕ら特有のものかもしれない。

こんまりさんが言う「ときめき」。
直訳できるものがなく「spark joy」となった。
彼女は巫女さんのアルバイトをしていた。
「どうぞ、私の体を使ってください」
世の中のお役に立てるように我が身を使ってください。

片付けの人はたくさんいるのに、
なぜアメリカで受け入れられヒットしたのか?

片付いているのが部屋だけじゃないと気づいた。
家族の仲が良くなったり、心が穏やかになったり、
なぜかわからないけど、うまく言語化はできないけど、
ととのってしまうことを体感した人たちがいた。
世界で広がった。

D氏
春樹さんが世界で受け入れられているのは「そのまんま」で行ってるのがすごい。音楽の世界では、K-POPの功績によって「世界にそのまま持っていってもいいんじゃないか」となっているが、昔は海外トレンドに合わせるのが定説だった。しかし、海外に合わせてもうまくいかないケースを見ていた。

こんまりさんも「そのまんま」行っている、と気づいた。

N氏
死生観。みんな生まれて死んでいく。
日本人独特に持っている感覚。それが根底にある。
「コーヒーが冷めないうちに」が世界中で読まれている。
コーヒーが覚めるまでの数分間だけ過去に戻れる話。

そういう感性を日本人は大切にしている。
世界が日本にインスパイアされるとしたら、
この死生観なのかもしれない。この穏やかさというか。

京都に来る外国人観光客に聞くと「日本を感じに来ているんだ」と言う。
いままで観光地ではなかった場所に外国の方が訪れている。
朝の瞑想会に参加したり、岐阜県の郡上市に観光客が大勢訪れている。
他国の人にとって、「これは… 」と感じるものになっている。

海外は「神と自分」という1対1の関係であることが多い。
日本は「八百万の神々」。
石の中に、桜のなかに、あらゆるものに神を見出す。

これからを生きていくうえで、
「身体性」に目を向けることは欠かせない。

「身体性」と「精神性」のつながりに目を向ける。
「体験」と「経験」という話にもつながっていく。

他人と比較しなくていいから、
自分の人生を、自分のレースを淡々と走っていく。

みなさんが来てくださっていて、自分のなかで発想が広がっていく。
この感覚が最高に楽しい。これは1人では生まれ得ないもの。

* * *

私的メモは、以上。
なにか感ずるところがあれば、これ幸い。

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