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初DJ披露で世界が広がった。自分と誰かの「好き」でつながる素敵イベントに出演して思ったこと

僕が住んでいるソーシャルアパートメントで、SAカルチャーフェアというイベントが開催された。

創作や表現活動をしているソーシャルアパートメントの住民が、パフォーマンスしたり、作品を展示したりするというこのイベント。DJや歌、ダンスを披露したり、写真を展示したり、フランスのお菓子を販売したり、作った服を販売したり、占いをしたり、とバラエティ豊か。

僕はDJとして参加させてもらった。DJは昨年夏にノリで機材を買って以来、シェアハウス内で遊びで回していたくらいの拙すぎる技術なのだけど、ちゃんと披露する場に立てたことは、めちゃくちゃ良い経験になった。

このイベント、参加者が各々の「好きなこと」を披露していて、素敵空間が広がっていた。

そのうえ、自分が披露する側として参加したことで、DJのモチベーションアップと、「好き」でつながる新しい交流につながって、とても有意義な体験ができた。なので、披露する側から感じた感想を書き記しておこうと思う。

自分の「好き」は、共有することで世界が広がる

まず、DJをちゃんとしたイベントで披露したことで、シンプルにDJのモチベーションが爆上がりした。

イベント2日前くらいからプレッシャーでDJ以外のことが手がつかなくなる状態で、「DJって何のためにやるんだろう……」「DJなんて全然楽しくないな……」と思い詰めながら練習していたのだけど、披露し終えたらちゃっかりと達成感を味わったりしていた。

モチベーションアップにつながったのは、披露の場があったという理由はもちろんあるが、DJの知り合いができたという理由の方が大きかった気がする。

当日、僕はトップバッター。にもかかわらず、PCとDJ機材の連携がうまくいかず「終わった……」と思っていたところを、ほかのDJ出演者のみなさんにいろいろと助けてもらい、なんとかプレイすることができた。

自分の出番のあと、そのとき知り合ったDJの人たちと話していく中で、自分の選曲について褒めてもらえたり、別のイベントで「DJやらない?」と誘われたりしたことで、「あれ、DJってなんかいいな?」状態に。

そんな彼らのDJプレイを見て、技術の差を目の当たりにして、「もっとうまくなりたい……!」「もっと良い選曲をしたい!」と思えてきたくらいには、DJへのモチベーションが上がっている。

DJはノリで始めたと書いたけど、もともとは「自分が好きな曲を共有したい」がモチベーションではあったので、その根底の「好き」という部分を、同好の士と共有できたことは嬉しかった

※DJしたときのセトリ。もっと統一感のあるセトリにしたい。

自分の「好き」はどんどん共有していった方が良い、絶対に。とりわけ、表現や創作などのアウトプットするタイプの「好き」は、共有することで確実に世界が広がる。

現に僕はたった1回の共有の場で、別のイベントに誘われたりして、世界が広がったので。躊躇わずにがんがん共有していきたい。

誰かの「好き」きっかけで、新しい交流が生まれた

DJを披露したことで、DJの知り合いができたことはもちろんだが、SAカルチャーフェアでは、DJ以外にもいろいろな「好き」に溢れていて、そこでも新しい交流が生まれた

必ずしも、自分の「好き」でなくても、他の誰かの「好き」は魅力的だ。今回のイベントでは他の人の「好き」に触れて、新しいつながりが生まれた。

僕は写真も撮るのだけど、イベントで写真を展示している人と写真の話をしたりした。これは自分の「好き」でもあるが、写真をどこかで展示したことはないので、こういうのもいいな、と思えた。

フランス菓子を販売している人から話を聞いていると、フランスに留学して伝統菓子を学んで、つくっているとのこと。そんな背景を聞いたあとに、マカロンの原型になったというお菓子など3種類ほど買って食べたが、格別の味だった。

素敵空間だったSAカルチャーフェア。「好き」を共有できる場って、ほんといいよねと思えたので、躊躇わずにどんどんアウトプットしていきたい。さらに、こういう素敵な場を自分でもつくっていけたらいいなと思う。

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