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嵐とパクチーに学ぶ『嫌われる勇気』

先日帰省したときのこと。
おかんが知り合いについて話した。

「〇〇さん、嵐きらいなんだよね」

オーマイガー、リーアーリイ?
思わず心の中のジェニファーが飛び出してきた。

無論、全人類が彼らに好意をもっているなんてのはありえない。
でも、5人の魅力にどっぷり浸かった経験のあるわたしには、なかなかショックな話だった。
少なくとも、わたしの周りで彼らを嫌いな人は見たことがない。

「誰推し?」と聞けば「ニノかな〜」と返ってくるのが当たり前の世界で生きてた。
でも、誰推しでもない、好意を持たない人だって当然いるんだ。

頭では理解してても、受け入れ難い事実。

しばらく衝撃にひれ伏していたけど、不思議とポジティブな気持ちが湧いてきた。

あんなに素敵な5人ですら、嫌いな人はいる。
なら、みんなから好かれようなんて、どうしようもなく無謀じゃないか。

そして、逆も然り。
わたしがどうしてもおいしさを理解できないパクチー。
苦手な食べ物を問われれば、真っ先に答える。
外食のリクエストも、エスニック系以外でお願いするほど。

でも、カレー屋なんかに行くと見かける。
「パクチートッピング無料」

あの文言を見るたびに思い知らされる。
ああ、需要はあるんだ、と。

「みんなから好かれるのは無理です。」
頭ではわかっていても、なかなか行動には落としこめていなかった。

嫌われたくない・・。
人との会話でも、noteを書くときでも、ついつい気になってしまう。
当たり障りのない言葉でごまかしてしまったことなんて、数えきれない。

たぶんこの先も、「嫌われたくない」が顔を出してしまうことはあるんだろう。
そのたびに、思い出していきたい。
嵐と、パクチーを。






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