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「常連さん」の定義が気になる

最寄りにすごく好きで、何度もリピートしてる喫茶店がある。
創業40年余りの老舗で、コーヒーは自家焙煎。
食事も、インスタントではない手作りの味がするこだわりが素敵で。
行列ができるような人気ではないけれど、街の人に愛されてるのが居心地いい。

味はもちろん、マスターの人柄もいいなと思う。
気さくだけど、礼儀正しい。そして少年みたいに笑う人。

常連さんと、スタッフさんと、いつも楽しそうにおしゃべりしている。

「今日はあったかいですね」
「ほんとねー、桜ももう終わるね」
「きれいだったよね、俺は紅葉の方が好きだけど」

雑誌に目を落としながらも、彼らの会話を聞くのが楽しい。
わたしもおしゃべりしたいな、だなんて思う。

一度カウンターに座ったときは、マスターとそれなりに話せて楽しかった。
その後も何度か行っているので、なんとなーく覚えてくれているかもしれない。
でも、常連レベルではないんだろうと思う。

まあ、月に数回行く程度だから無理もない。
じぶんの中では行きつけのお店だけど、何年も通っているようなおじさまたちには敵うはずなくて。

一体、どれくらいお店と仲良くなれば「常連さん」とみなしてもらえるんだろう。
来店の回数はもちろんだけど、それだけじゃないのかもしれない。
マスターと親しく話してる彼らは、どうやって関係性を気づいたんだろう。
そもそも、「常連さん」の定義が気になる。

まあ、大好きなお店なのでこれからも通おう。
次行くときは、いつもの「ごちそうさま」に「おいしかったです。」も添えてみようか。

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