家事は敵か味方か？

一人暮らしを始めて4年。
常々思っているけれど、家事って大変すぎるのでは？
在宅の日ですら、仕事が終わって家事をいろいろ片付けていたら、もう20時すぎている。
しかも完璧に終わったわけじゃなく。
流しには洗い残したお皿が数枚。
床に昨日出し忘れたペットボトルが列をなしている。

自分で望んで始めた一人暮らしだけれど、働きながらの家事は正直きつい。
この時間がなければ、もっとnoteに費やせるし、ダラダラ休めるのに。

家事代行サービスが流行るのにもうなずける。
大して残業をしないわたしですらこんなに余裕がないんだから。
時間を捻出するために、課金するのは賢い策略だと思う。

だからといって、家事を全てとっぱらいたいのかと問われれば、わたしはそんなことない。
「皿洗うのだる」とほざいて置きながら、家事に救われてるときだってある。

例えば、noteを思うようにまとめられないとき。
しばしばPCを離れて掃除や皿洗いをする。
無心で手を動かしていると、なぜだか思考が捗って。
作業が終わるころには、投稿の内容もまとまっていることがよくある。

家事は、やれば確実に達成感を味わえるのがよい。
散らかった部屋は、片付ければ必ずすっきりする。
食器が溜まっていても、洗えばちゃんと元通り。

何当たり前のこと言ってんだよ、と思うかもしれない。
でも大人になると、頑張っても報われずもどかしくなることは多々ある。

おもしろいこと思いついた！
なんて意気揚々と書いたnoteは予想に反して全然読まれなかったり。

仕事なんてもっとそうだ。
お客さんにほしいと言われた商品を、いろいろ調べて案内する。
だけど時間をかけて対応したのに、買ってもらえないことは日常茶飯事。

思い通りに事が運ばず、歯がゆくなってしまったとき。
普段はめんどくさい家事が、オアシスに思えてくる。
磨けば絶対きれいになる浴槽、あんたは素直でいい子だね。

気の持ちようで、敵にも味方にもなりうる家事。
完璧は諦めて、息抜きがてらこなしていきたい。