留学体験記(3) in USA

留学期間:2019年8月-2020年3月(新型コロナにより帰国)
留学先:Jacksonville University,FL, United States of America
留学目的:文化的交流、語学力向上
氏名:三橋力進(早稲田大学商学部3年)

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私がアメリカを選んだ理由としては、アメリカには最先端の情報、人材が集まると考えたためです。留学先の候補地としてスペインがありましたが、どのような領域においても論文や最先端の技術が最も早くあつまるのがアメリカです。想像してみてほしいのが、もしもあなたが重大な発見をした際にどこの学会に出したいと思いますか?アメリカです。そういうことです。アメリカの利点としては多くの人種が集まることだと感じました。私が留学していたところはフロリダ州であり、ラテンの文化が多く存在しておりました。大学の生徒も純アメリカ人から、南米、ヨーロッパと多種多様な人々が多くいて最も日本から交流しづらいような文化が集まっていたため非常に新鮮でした。滞在中にNYの大学も訪問したのですが、NYでは白人;黒人:アジア人の比率がほぼ等しいのに対し(むしろ留学生のコミュニティはアジアに限られがち)、フロリダでは大学にはアジア人は中国韓国含め30人ほどしかおらず、アジアの文化に対する奇異な視線というものには非常に興味深いものでした。実際に仲良くしていたのもガイアナ、ドイツ、ホンジュラス、イランと、上げればきりがないですがそれぞれ違う文化を持ちながら同じ学問を学べることは非常に楽しい経験でした。アメリカは州で留学先を選ぶのもよいかもしれません。Jacksonviilleは田舎です。

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そして次に私が留学をする際に最も考えたことは金銭面でした。まああまり生々しい話はほかの方はしないのでしときますね。金銭もアメリカを選んだ理由の一つです。私の大学では学部の個所間留学協定というものが存在しており、契約校と交換留学という形で現地のfeeを払わなくてよいというシステムがありました。これは日本の大学の学費+現地の生活費だけでよいというもので長期留学においてはとても安く行けると思われます。実際にかかった費用は寮費と加入しなければならない食事プラン付きで半期60万程度、一年で約120万ほどでした。一見まだまだ高いじゃないかと思われるかもしれませんが、アメリカの場合留学支援機構から基本的に10万/月の返済不要の奨学金を取得可能です。8か月間の留学であり80万の援助があったため、およそ実質的にかかった費用は40万(交際費は除く)です。まあ結局旅行しまくったんで30万分くらい余裕で消えてます。ちなみにアメリカだと物価が高いのと現地で他国のビザ取得が結構めんどくさかったので国内旅行を数回(マイアミ、NY、KeyWest)ぐらいしかいけてません。うわーいいろんなキラキラした街並み楽しみたーいみたいな人は欧州行ってください。アメリカでの生活は日本の便利さになれているとコンビニもそんなないし車移動なので大変だしとのことで学問メインになります。そんなわけで本当はアメリカの帰り道で南米、欧州を25万ほどで2月ほどかけて周遊するつもりで、めちゃめちゃ楽しみにしていたのですが、中止になりました。コロナ一生恨みます。

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