見出し画像

インターン記 in バングラデシュ

インターン先:バングラデシュ miup本社
インターン期間:2019年夏
留学目的: 
 ・発展途上国の医療体制の肌感を知る
 ・英語でのビジネス交渉や現地社員とのコミュニケーションに挑戦する
氏名:CHEN XINGJIA (留学時 医学部5年)

画像5

【インターンでのスケジュール】
平日勤務・土日休み
6:00 起床
7:00-8:00 日本人社員とともにuberで通勤
8:30-16:00 勤務
その後帰宅

【インターン記】
2019年7月末のとある朝、私はダッカに生まれて初めて足を踏み入れました。これからへの期待と、不安と、とりあえず入国できたことへの安堵が2:5:3ぐらいに混ざった気持ちを抱えて、イスラムのにおいが立ち込める空港の到着ホールで迎えを待っていました。

それから怒涛の1ヶ月が始まりました。
そもそも日本での準備段階から、情報が少なすぎて不安を覚えていたのですが、実際にこの目で見てその意味がよくわかりました。カオスすぎてデータなんてとてもまとめられない。そもそもいく人も少ない。情報がないわけです。最初のハプニングは入国審査で、今までよりも基準が厳しくなっていたのか、従来だったら出てきた30日ビザが出てこない。日本の医学生です怪しい人じゃありませんとごねまくりなんとか15日ビザをもらって入国。この時点でシンガポールへの一時帰国決定。まあ結果的に一時帰国のタイミングもちょうどよく、見事に壊したお腹もゆっくり治すことができたので結果オーライでしたが。

インターンでの職務内容は日によってなんでもありでした。大事な荷物の見張り番、経理の入力などの雑務から現地の医師の方々と協力してお客様に対する指導におけるガイドラインの作成をしたり、新たに発行していく機関紙のようなもののとりまとめを行ったりしました。ちょうどオフィスの引越しの時期とインターンの時期が重なってしまいオフィスがバタバタしていたこともあり、その日その日で仕事内容が違うということが起こりがちでした。周りを見渡しながらなんとか自分で仕事を見つけて掴みに行く日々でしたが、結果的にバングラデシュのいろんな側面を見ることができてこれはこれでよかったかなと思います。

画像2

バングラデシュにて一番驚いたのは生活習慣病を抱える人の多さです。最近の発展途上国では生活習慣病が多いというのは知識としては知っていましたが、実際に目の当たりにするとその背景などもよく分かりました。いたるところに売っている激甘粉物スナック(しかも30円くらいで一食分ぐらいの量が入ってる)、高い喫煙率、全くもって歩く場所ではない道路環境、標準的に食べる米の量(お弁当箱いっぱい)など、健康になりようがない環境が広がっているのです。それでいて、健康になろうという意識はあるので路上に一回10円ほどで載れる体重計があったりするのがおもしろかったです。

画像3

画像5

同じような東南アジアの発展途上国でも、タイやベトナムには観光で行った事はありましたが、現地で暮らし、そして働く事で見えてくるものは何倍もありました。なかなかチャンスは多くはないかと思いますが、もしチャンスがあったら飛び込んでみてはいかがでしょうか。

画像5

画像6

#バングラデシュ #インターン #海外インターン #インターン記 #留学体験記 #海外留学 #海外医療 #亥鼻祭  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?