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日記

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なんてことのない日々の記録です。
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#日記

季節の変わり目

季節の変わり目

 天気が良すぎて嫌になってしまった。空が青すぎるとなぜだか心が苦しくなる。涙が溢れそうになって、気付く。私には何もない。伝えたいことなんて何にもないのだ、と。空っぽの瓶の中で、呼吸をしているとどんどん息苦しくなってきて、私には何もないということを痛感させられる。それからもっともっと苦しくなって、何かに縋りたくなる。せめて瓶の蓋を開けよう。そうすれば、楽になれる。それが良い方法かどうかは分からないけ

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砂の城

 人はもう思い出したくないことを忘れるようにできているというのは、本当だろうか。わたしは本当に過去を美化してしまっているのだろうか。分からない。色々と考えていて分かったことは、わたしは偶然生き残ったということだ。生きていることは奇跡なんだ!というのは少し言い過ぎな感じがするけれど、偶然生き残ったというのは、確かな気がする。ずっとずっと大切に積み上げられてきた砂の城は、ほんの少しのことで粉々に崩れ去

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人と会うこと

昨日おとついと、久しぶりに人と直接会ってご飯を食べたり、話をしたりした。コロナ禍で、なかなか直接会うのは誘いづらいし、もともと自分から人と会う約束をするタイプではないので、本当に久しぶりだった気がする。笑い疲れるくらい沢山ゲラゲラと笑った。私は周りの人たちに本当に恵まれてるな、と改めて実感させられた。少なかろうが大切な友だちやバンドメンバーが居るってことはとても幸せなことだ。偶然だけど、偶然じゃな

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底ぬけ

今日は「ハネムーン」の感想の続きを書こうと思ってたのだけれど、どうしても手をつけられなかったので今日は日記みたいなものを書こうと思う。

私の心のバケツは底抜けだと昔のメモに書いてあった。続けて「どれだけ水を注がれてもすぐに落ちて無くなってしまうから、水はたまらない。(満足することはない)」とも書いてあった。確かに今もそうだなと思った。なぜか良くないものやことには、とても影響を受けてしまう(私の心

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