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『卒業』サイモン&ガーファンクルの音楽がいい

 Amazon Primeは古い映画も多いので、名作と呼ばれる映画のストックも多い。この映画は1960年代なので、私の世代では映画館で観ることはない映画。

 正直、ストーリーに無理があって、名作の所以が理解できないが、サイモンとガーファンクルの美しいメロディーがあったからこその映画なのだろう。主人公の2人はそのうち離婚するとは思うが、監督もそれを暗示させるため、ラストのバスのシーンではcutを出すのをわざと遅らせて、2人の不安な表情を織り込んだという。

 西洋人の感覚なのだろうが、聖書への宣誓の前に進行を止めれば無効になるという意識からか、そのタイミングで妨害するダスティ・ホフマンの演技はリアルだった。この映画は、サイモン&ガーファンクルとダスティ・ホフマンによって名作と呼ばれているのではないだろうか。

 サウンド・オブ・サイレンスの歌詞と映画のストーリーが合っているとは思えないが、メロディーは本当に映像に合っていますね。

Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。