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『Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー』Googleオプティマイズの使い方さえ知っていれば、1,980円は安い投資

 1980年代初頭は、PCが世の中にデビューし、新しくPC市場ができてきた。そんな頃に、PC-98の逆アセンブルダンプリストを書籍にした解析本を出版していた会社が秀和トレーディングシステムだ。最近は、船井電機を買収しているようだが、このようなWebマーケティングの本も出版している。当時を知るものからすると、ダーウィンの「生き残るのは最も強い者や最も賢い者ではなく、変化に最もうまく対応できる者だ」という言葉がリアルに感じられる1冊とも言える。

 Webサイトを運営しているのに、A/Bテストを行わない輩が身近にいると、無知もいい加減にしておけ、と言いたくなる。この本は、そういう輩には必須の本だ。「ザ・コピーライティング」では、適切なコピーによって19.5倍の効果違いがあると紹介されていたが、さらに、それを補完するマイクロコピーにおいての効果の違いは、以下だと明示されている。

「Webサイトの成約率を5倍や10倍は無理でも、1.2倍〜1.5倍にアップさせることができる」

 マーケティングの本はたくさん出版されているが、この本のように、実際に金銭的な効果が期待できるもの(再現性からのアウトカム)は少ない。そういう意味では、Googleオプティマイズの使い方さえ知っていれば、1,980円は安い投資だろう。

Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。