『パラサイト 半地下の家族』今後は格差社会を描き出す映画が増えそうだ(環境研究)
ソウルの不動産価格の高騰は大統領選にも影響しているようだが、実際に半地下や地下に住む人達がいるとは知らなかった。この映画のストーリーのようなことが実際に起きるかどうかは別にして、貧富の差は相当激しいのだろう。
この映画は、黒澤明の『天国と地獄』の状況設定と似ている。
「IT企業の社長邸=横浜の高台にある権堂邸」
「半地下に住む家族=嫉妬する犯人」
「パラサイト 黒澤明」で検索してみたら、監督のポン・ジュノさんが自ら『天国と地獄』にインスパイアされていると語ってる。
ひとつの都市や国で起きる格差、南北で起きる格差など、それを解消する社会システムがない限り解決しない問題をかかえている現在、日本の『天国と地獄』、韓国の『パラサイト』、アメリカの『ノマドランド』などのような映画が作り続けられるのだろう。
Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。