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ミツマタが真っ盛り!
3月のお天気は不安定、にも増して今年は雨が多い。そんな中でもビンゴ!と声を張り上げたくなるような晴天。私たち、日頃の行いがよっぽど良いのね!と思わずにはいられない。
今日はたくさんの花に出会うハイキング。
お目当ては満開のミツマタ。群生地を目指して、たくさんのハイカーとすれ違った。
宝塚から電車を乗り継ぎ篠山へ。ここら辺はいい山がたくさんあるのを知っていたけど、愛宕山はお初でした。登山口にある龍蔵寺の石碑『百花 誰がために開く』なるほど奥深いお言葉。私も花のように無心に生きようか…ありがたいお言葉を横目に入山する。
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龍蔵寺は開山645年、なんと大化の改新の頃じゃありませんか!苔むした石垣、一面の緑が目に優しさをくれる。雰囲気満点の鳥居の向こうには朽ちかけた長い石段。なんて厳かな場所なんだろうって、しばらく佇んで空気を味わった。
ミツマタの群生地に行くには何ヶ所かルートがあるが、倒木被害などがあってやむなく急登のコースとなった。
しかし、その急登は尋常じゃなかった。
(むむっ!この急登って45度はあるんじゃない?お助けロープがあるから登れるけどなかったら四つん這いのままずるずると落ちていきそう)
か細いトラロープを掴みながらしっかりと靴底で踏ん張り、ゆっくりと急登の先に目をやると、さらに傾斜が増しているような…いろんな悪路を歩いてきたけど、こちらも上位に食い込むような登山道だった。悪戦苦闘の果てにようやく愛宕山山頂に辿り着く。秘境に行くには試練が必要なのかしら。ともあれ、無事に登ることができてひと安心といったところ。
ミツマタは枝先が三つに分かれているのが名前の由来で、昔は和紙の原材料、上から見れば白く、下から覗けばハッキリとした黄色だ。ミツマタは山全体を覆っていて、それはそれは見事な光景だった。私は何枚もシャッターを切った。なんと言う可愛らしさ、先ほどの急登の事はすっかり忘れるほど夢中になった。小さいが存在感のあるミツマタたちは圧倒するほど力強くて美しかった。
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今日は本当に盛りだくさんのハイキングだった。よもぎ団子、土筆の佃煮、春を愉しむために
野道からちょっとだけ食材をいただきながら歩く、楽しい帰り道。
何回聞いても名前が覚えられなかった花の名前、
ヒメノオドリコソウ。
最後の最後に武庫川の起点(真南条川と田松川の合流点)まで見せていただき、春をいっぱい感じた一日となりました。
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手前までが真南条川と田松川だって!
起点はちっちゃい川だね
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