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今更振り返る2023年

こんにちは。
今回はSpotifyの「My Top Songs2023」を見ながら2023年を振り返っていきたいと思います。
2023年のまとめと言いつつも年末はバタバタしておりましたので、このnoteが書き終えた頃には2024年になっていました。許してください。


我ながら結構めちゃくちゃ聴き方してる気がする。
5曲ほど抜粋してエピソードだったり、感想書いていきたいと思います。



1.kyo-do?/私立恵比寿中学


今年の再生回数1位は「kyo-do?」になりました。
実感としてそんなに沢山聴いてたつもりはなかったので驚きました。
10人体制初の記念すべきシングルということで、全体的に楽しげな雰囲気で今のエビ中の雰囲気には合っている気がしました。
自分としては発売当時にリリイベだったり、コラボカフェだったりに参加したので、いろんな思い出と結びついてるそんな曲です。

これは自慢というか、マウントというか、自慢なんですけど、MVにエキストラで参加してます…
一応端々で見切れて映っています…
エキストラ参加者は体感としては若いファミリー(エビ中ファンの総称)がほとんどで、たぶん28歳(当時)の自分が最年長くらいなんじゃないのかなと思います。
結構肩身が狭かったのが記憶に残ってます。
撮影のカットがかかるタイミングで仲村悠菜さんが目の前に来ることが多く、美少女過ぎて眩しかったです。

あと、撮影中のメンバーの空気感が素っぽくて、とてもいい雰囲気でした。ファミリーにもフランクに話しかけてたりしてました。
こういう空気感もエビ中好きな要因の一つだなと再認識しました。 


2.江ノ島エスカー/ASIAN KUNG-FU GENERATION


再生回数2位は江ノ島エスカーでした。
こちらは「サーフブンガクカマクラ(完全版)」収録の再録版になります。
最初の「サーフブンガクカマクラ」が発売された頃はバリバリの中学生。邦楽ロックに目覚め始めた頃で、アジカンはもれなく聴いてました。
当時は「江ノ島エスカー」に関してはそこまで聴き込んだ曲ではなくて、アルバムの中の一曲くらいの認識でした。「藤沢ルーザー」とか「稲村ヶ崎ジェーン」とかのゴリゴリの曲が好きでした。


そして「サーフブンガクカマクラ」の完全版の発売ということで久々に聴いてみたら、「江ノ島エスカー」がやけに響く。
一応神奈川県民なので江ノ島にも縁があります。
この完全版がリリースされるまでの15年(!?)で、江ノ島には学校行事でいったり、初日の出を見に行ったり、沢山の思い出があります。
「江ノ島エスカー」を聴くとその思い出と結びついてしまいます。


あくまで自分の解釈ですが歌詞は失恋・別れ的な喪失感を感じます。どちらかというとすごく後ろ向きな曲だと思ってます。
サビのケツの部分は「いつか」というワードで締められていますが、未来に向けての希望というよりかは、後ろ向きで投げやりな意味合いを感じました。
「いつか」の前の歌詞も「 消える」「消えないで」「消えろ」「消えないで」と変化しています。
揺らぐ心情みたいなものを感じました。

自分の記憶、歌詞、曲の良さ、色んな要素が結びついちゃって感情グチャグチャになります。
けど好き。


3.タイムマシーンにのって/家族の風景/PUNPEE(ハナレグミ)


こちらは再生回数4位。
「タイムマシーンにのって」と「家族の風景」のマッシュアップになります。
こちらの曲は相鉄・東急直通線開業記念ムービーのためにマッシュアップされた曲になります。

何よりこのムービーが良すぎるの見て欲しい。
メイキング含めコチラで見れます。

父と娘の関係性の変化、最初と最後でセリフが逆転してるのがたまらないです。
メイキングまで見てもらえればわかるのですが、ほぼ人力で行っていて凄まじいこだわりを感じます。コメ欄で気づいたのですが、車両の内装もちゃんと変化してっているも芸が細かくて凄い。

このムービーに華を添えるのがこの曲です。
「家族の風景」はタイトルにある通り、家族の歌です。
「タイムマシーンにのって」に関しては家族の歌ではないですが、マッシュアップされたことによって家族の事、特に父と娘のことを歌ってるように聴こえてきます。
原曲それぞれがとてつもなく名曲なのですが、良いものと良いものが合わせれば必ず良いものになるわけではないと思うので、本当にリスペクトをもって、良いバランスで作られてると思います。

ついでにこちらも見て欲しい。
こちらも秀逸です。


4.わたしたち/カネコアヤノ

こちらは再生回数12位。
カネコアヤノはアルバム「祝祭」辺から聴き始めたのですが、この曲が収録されているアルバム「タオルケットは穏やかな」ではサウンドに少し変化があったように感じました。
ノイジーで激しいギターサウンドが随所で感じます。こういうギターサウンド大好きです。

リリースツアーも参加しました。
2月のKT ZeppYokohama。
カネコアヤノバンドはメンバー脱退があったのでどのように変化してるか楽しみではありましたが、ライブ観た感想としては演奏の力強さが増してました。
前任のBob氏との調和の取れたバンドサウンド・コーラスも好きでしたが、Hikari Sakashita氏の力強いドラムでカオスでパワーに満ちたバンドサウンドに変化していました。
ここに関しては好みはあるかもですが、僕は大好きです。

この曲はタイトルにある通り「わたしたち」に向けての曲だと思ってます。

サビではこう歌われています。

変わりたい 変われない
変わりたい 代わりがいない 私たち

サビ以外の部分では「わたし」ではない「あの娘」について歌われていると思います。
「あの娘」のようになりたい「わたし」。
「あの娘」になりたいけどなれない、そんな自分を認めるのが怖い、それは自分が愛しいからこそ。

そんな自分を受け入れるために心の奥底にまで向き合おう。
そしてそんな「わたし」を肯定しあげよう。
だって代わりがいない「私たち」なのだから。

そういうメッセージの曲と解釈してます。
ありがとうカネコアヤノ。


5.おーい!おーい!/竹原ピストル


再生回数19位。
前述の楽曲達は2023年リリースですが、こちらは2019年リリース。
今年初めて竹原ピストルをライブを観ることができました。そこで披露されていたのがこの曲です。
あまりにもぶっ刺さってしまいました…


タイトルからは想像できないほど、メッセージ性の強い曲です。
タイトルの「おーい!おーい!」は自分から自分に呼びかけている声だと思っています。

確かに僕はここにいるけれど
確かな僕はどこにいるんだろう
ぼくはここにいるけれど
ぼくはどこにいるんだろう

おーい!おーい!

自分に自信ない人間なのでアイデンティティみたいな事で悩むことが非常に多いのですが、この歌詞はかなりくらってしまいました。
「おーい!おーい!」とは、どこにいるかわからない確かな僕に対しての呼びかけなのでしょう。

誰が何を歌うのかはすごく重要だと思っています。
ステージたった一人、ギター1本、会場がビリビリと震えような迫力のある声、普段着のような格好、飾らないキャラクター。
そんな彼から放たれる生き様みたいな歌は響かないわけがないんですよ。

ありがとう竹原ピストル。



まとめ

すでに2024年ですが2023年まとめ書かせてもらいました。
本年も色んな音楽に出会えるようにディグっていきたいと思います。








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