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2023年度「禅の心」講座終了します 102

今年で6年を迎えた「禅の心」。
この講座で伝えたいことは、
忙しい毎日の中で、本当に大切なものを見つめてほしいということ。

冥想と瞑想の違いが分かる人は、
この伝えたいことがきっとわかることでしょう。

「あぁ、瞑想ね。辛いのに座って、なんだか怪しい世界の話をするやつ。」
きっと、こう思う人が多いのではないでしょうか?

禅に出会ったのは大学2年生。
アスリートだったわたしは、出会ったというより、強制的にさせられたといったほうが正確。
とにかく座り続けた。
練習よりは楽だろうと思った、わたしが甘かった。
座り始めて10分もしないうちに、
「動けない」
という苦しみが始まる。脚やら腰やら肩など、いつも気にもならないようなところが痛く感じて動きたくなる。
動けば、棒のようなものでバチバチとたたかれている音が聞こえてくる。
そんなスタートの禅でした。

そして強制的な禅の体験を繰り返し数年もたつと、何とも言えない心の気持ちよさが残るようになりました。
そこからはまっていったのです。
強制から自主的に、学びの場へ脚を運ぶようになりました。
そこで学んだことは、
今までの人生をひっくり返すようなものばかりでした。

まずは
自分の傲慢さへの氣づき
無関心だった自分のこと
無意識に外側の世界に振り回されていること

言い出したらきりがありません。
そんな思いから続けている禅と、その後に出会った冥想というものに、
人生を変えてもらい豊かにしてもらった体験から、
今度は伝える側になってみたい!
微力しかないことはわかっている。
それでもこの学びを必要としている人へと伝えたい。
そんな気持ちだけで6年。

それらを簡単にここにまとめてみます。
受講された方も、復讐として読んでくれたらうれしいです。

禅と瞑想のちがい

「禅とは」をAIに聞いてみました。

禅は、仏教の一派であり、主に日本で発展した瞑想の実践を指します。禅の目的は、真実を直感的に理解し、悟りを開くことです。瞑想や座禅は禅の中心的な実践であり、深い黙想状態を通じて心の平穏と洞察を得ることが期待されます。
具体的な説明として、座禅では特定の姿勢で静かに座り、呼吸に焦点を当て、無駄な思考を排除して心をクリアにしようとします。この実践は、心の平静と洞察を深め、本質的な真実を理解する手段と見なされます。
数値化すると難しいですが、座禅の時間やセッションの長さなど、瞑想の実践において定量的な要素も存在します。また、禅の哲学や教義は非常に独自であり、理解を深めるためには実践と学習が組み合わさることが重要です。
新しい情報としては、禅の実践法や最近の研究結果、禅に関連する健康効果などがあるかもしれません。

では「冥想とは」をAIで聞いてみましょう。

冥想は、主に心や精神を鎮め、集中させるための実践的な技法や瞑想の一形態を指します。冥想は様々な文化や宗教で行われ、目的によって異なる方法が存在しますが、一般的な特徴としては深い集中と内省が挙げられます。
具体的な説明として、冥想は通常、静かな場所で座っていたり横になっていたりし、呼吸に焦点を当てたり、特定のイメージや言葉に集中したりします。この過程を通じて、心の騒ぎを静め、内面の平穏や洞察を得ようとします。冥想はリラクゼーションやストレス軽減、精神的な安定感の向上などの効果が期待されます。
数値化するのは難しいですが、冥想の実践時間やセッションの頻度、特定の冥想テクニックの習熟度などが考慮されることがあります。
最新の情報としては、冥想の健康への影響や脳科学的な研究などが挙げられます。冥想がストレス軽減や認知機能の向上に寄与するかどうかに関する研究などが行われています。

ココロの概念にアタックすることは同一ですね。
また、人として生きる真理を学ぶツール。
その方法として、
【禅】は、心の概念に強制的に穴をあける。
非常にダイナミックに、無我を悟ると伝えてる方もいます。
半眼にして、ただ事実に徹するのです。
ただ事実に徹する。
【瞑想】は、概念を一枚づつめくるようにする。
目をつぶり、ただ在るをする。

どちらも、「真我」(本当の自分)を知るために=わかるために、行う修行。

禅宗は「臨済宗」と「曹洞宗」

中国から来た仏教が禅宗となりました。
「空」をおもんずる思想。

★臨済宗
臨済宗(りんざいしゅう)は、日本の禅宗の一派で、中国の臨済宗に起源を持つ禅宗の流れをくむ宗派。臨済宗は、禅の修行において直感的な悟りを追求することに焦点を当てています。
栄西が広げ、禅問答が有名。
「無とはなにかをよく見ろ!」
と問いています。
以下に臨済宗の特徴や要点を簡略化してまとめます。

  1. 禅の流れ 
      臨済宗は、中国の臨済宗を起源としています。中国の禅宗の中でも、  臨済宗は直截な法話や奇抜な問答法で知られています。

  2. 公案の使用
    禅問答は、禅の修行者に与えられる難解な問いや言葉の断片であり、通常は直感的な悟りを促すために使用されます。臨済宗では公案が重要な修行の要素となっています。

  3. 直截な法話
     臨済宗の法話はしばしば直截かつ衝撃的であり、従来の概念や執着を打破し、直感的な理解を促すことを目指しています。

  4. 座禅の実践
     修行者は座禅を通じて、心を静め、深い黙想状態に達することを追求します。座禅は臨済宗の修行において中心的な位置を占めます。

★曹洞宗
曹洞宗は、日本の禅宗の一派で、中国の曹洞宗に起源を持つ宗派です。道元が広げ、只管打坐として有名。道元は特に、体を重視しています。そのため食についても強く伝えています。
以下に曹洞宗の特徴や要点を簡素にまとめます。

  1. 禅の流れ
     曹洞宗は、中国の曹洞宗を起源としています。禅の修行において、直観的な悟りを追求する点が重要です。

  2. 坐禅の強調
     修行者は坐禅を通じて、座禅を実践します。坐禅は禅宗全体で重要視される修行法であり、心の静寂と洞察を深めることを目指します。

  3. 宗門の体系:
    曹洞宗は、大本山と呼ばれる本山やその他の寺院からなる宗門の体系を持っています。寺院での修行や僧侶の指導が行われます。

  4. 瞑想と生活の結びつき
     曹洞宗では、坐禅や瞑想が日常生活と結びついています。禅の修行は単なる座禅だけでなく、日常の行動や心のあり方にも関わります。

瞑想

「祈り系」と「禅定系」があり、また、「顕教」と「密教」にわかれる。

★顕教
顕教は、仏教の教えを広く一般に示す教えを指します。

  1. 公開された教え:
    顕教は一般に広く公開され、仏陀(釈迦牟尼仏)の基本的な教えである四諦や八正道などが含まれます。これらの教えは一般の人々にも理解しやすく、広く教えられています。

  2. 戒律と修行
     顕教には、五戒や八戒などの戒律が含まれており、これに基づいた正しい生活や修行が強調されます。修行者はこれらの教えに基づいて心身を浄化し、悟りを開くことを目指します。

  3. 経典
     顕教には、多くの仏典や経典が含まれています。これらの経典には仏教の基本的な教えや故事、仏陀の説法が含まれています。

★密教
仏教の教えの一派であり、一般には「タントラ(Tantra)」とも呼ばれます。密教は、顕教とは異なり、秘密や象徴的な言葉、儀式的な実践を通じて悟りを追求する教義です。

  1. 秘密の伝授
     密教は秘密の伝授によって教えが伝えられます。これには特別な儀式やマントラ、特定の仪式的な手順が含まれます。これらは公然の場で行われることは稀であり、師弟制度を通じて伝えられます。

  2. マントラと仪式
     密教では特にマントラ(特定の音や言葉)や仪式が重要視されます。これらは悟りへの道を開く手段とされ、修行者はこれを念じたり唱えたりして精神を浄化し、悟りを得ることを目指します。

  3. 象徴と意味:
    密教では多くの象徴が用いられ、物事の外にある内面の真実を表現します。これによって直接的な理解よりも直感的な悟りを促すことが意図されています。

  4. 仏教の基本教義の含有
     密教には仏教の基本教義である四諦や八正道などが含まれますが、それらが象徴的な意味で理解され、深化された教義が追加されています

〇脳科学を学ぶ
〇ココロを学ぶ
〇実践を積む
〇體を鍛える
以上が、禅と冥想を学ぶにあたりひつようなことです。
あまりにも広すぎる学びの中で、一生を通し学ぶべき大切な生きる土台だと思っています。
完璧にできるようになることもなく、でも誰でも実践することができるツール。
外軸に振り回され、外の評価の中で生きてきた土の時代から、
この個性を活かし、一人鬱の存在価値を活かすべき風の時代には、
特に必要なツールだと信じています。

今の時代、一番欠けていることが「自分を知ること=自分を生きること」。
禅の心では、そんな大切なことをたくさんのグルに学んでいることをまとめて伝え続けています。
上記4点をここに、簡単に書き記しておきます。
1年間に6回のリアル講座では、その場でしか体験できないエネルギーを感じ、より禅と冥想を自分のものにしてほしいと願っています。
2024年度も開催予定です。
日程は、5/9  6/20  8/1  9/5  10/17  12/5(現時点での予定)
場所は長野県岡谷市にて
興味ある方は、ぜひ一緒に学びましょう!

それでは、4点のまとめです。

〇脳科学を学ぶ

★脳とは
  五感がインプットした知識を調合させ、自分の世界を作っているもの

 目・鼻・口・耳・手・言語からインプットしたものが情報となる。
 脳は外部刺激を直接受けれないから。
 そしてそれらを「知識」「知性」「記憶」として自分の中にインプット。
 そのインプットしたものの調理法でアウトプットが変わる。
 つまり、脳の数だけ世界があるということ。
     ☟
つまり、
世界は情報でできている」のです。
瞑想や禅をすることにより、この情報を書き換えるということ。

また、ストレスを受けると、扁桃核→視床下部→副腎を刺激し、コルチゾール(免疫系ホルモン)が出続ける。そうすると、海馬が委縮し、体に異常をきたすといわれています。
現代人は、たくさんのストレスに見舞われていて、これが出っぱなしている人が多いと言われています。
禅や瞑想をすることで、ここを抑えることの効果は抜群です。

他にも効果としては、
・セロトニン強化
・背外側前頭葉前葉が発火され脳が強化される
・海馬復活
・DMNがとまる
・左の前頭前葉強化
など、書ききれないほどの効果が認められています。

〇ココロを学ぶ

自我は思考で成り立っています。
その思考とは、過去と未来にあり「今」にない。
大切なのは
今、目の前の瞬間だけ
だということ。
「今、ここしかない」ということに氣づく、それだけでいいのです。
なんとかしようとしなくていい、
それ自体が思考になってしまうから…

ちょっと前にはやった
マインドフルネスの定義は
 「瞬間に起きていることを判断なく意識にあげること!」
  ☟
 事実とは、おきていること
 現実とは、心の幻想
 これを理解する必要がある。
 起きていることがすばらしいこと。
 起きていることに余計なものをくっつけるからストレスになるのです。

人の心の中にあることを見る(感じる)アルゴリズムが、反応しているだけ。だから、心を止めて起きていることを見るという禅や瞑想が有効になるのです。これを「止観」といいます。

〇実践を積む

サマタ瞑想から始めることをお勧めします。
顕教の中に「サマタ瞑想」と「ヴィパッサナ瞑想」があります。
サマタ瞑想の方法として、
・静かに落ち着いて坐る
・両目で自分の鼻先を見つめる
・鼻先を見つめること明けに集中
 もし気が散って他に意識がいったら鼻先に意識を戻す
ひたすら、これを続ける。
どれだけ思考を続けているかを知ることになるでしょう。
すべてはまずは「氣づく」ことから。
氣づきは脳の起爆剤となりますからね。

サマタ瞑想に慣れてきたら、ヴィパッサナ瞑想へと実践を積んでみてください。瞑想法にはたくさんの種類があって、良いも悪いもありません。
まずはたくさん体験を積むこと。
そして最終的には、自分が一番心地よくなるオリジナル瞑想ができるようになることだと思います。
マニュアルに縛られることなく、実践を積むことがとても大切です。

〇體を鍛える

呼吸法でも伝えていますが、すべてにおいて大切なことは
1,「調身」
2,「調息」
3,「調心」
この順番は、必ず守ってください。
まずは體です。

1,「調身」→カラダ感覚に意識を向け、どのように動いているか自覚する

2,「調息」→呼吸の出入りの自覚
   たとえば、
    呼吸に意識を向ける
    出たり入ったりする呼吸に注意を向ける
    鼻先の空気を感じたり、鼻の中の呼吸の動きを感じる
    呼吸のたびに動く肋骨の動き
    あるがままの呼吸にすること
    今ここに
    感覚は瞬間瞬間に変化して
    氣づいては消えていく
    ただそれだけ

3,「調心」→今ここの集中

簡単にまとめるほどにもなっていませんが、少しは復讐に使ってもらえたら嬉しいです。
伝えたいことは、知識として覚えるということではなく、たくさんの修業を積み、それを腑に落として自分の感覚として体験を積んでほしいということです。

人間には下の4種類の人間がいます。
1,わからないことがわからない人
2,わからないことがわかった人
3,わかったけどわからない人
4,わかったことがわかった人

あなたはどの人ですか?
この道は、人生の探求の道。
すべては1番からスタートです。
わからないことがあるということは、とても幸せなこと。
わたしは、
「わからないがわかるようになること」
に、とても幸せを感じます。
そうやって世界がひとつづつ増えていく自分磨きが大好きです。

誰しもこの地球上に、お金を設けたり労働をしに来たわけではありません。
たった100年余りの短い与えられた時間の中で、どれだけ自分を磨き上げるか!です。
土の時代から風の時代へ移り変わってきました。
2024年は飛行機で言うなら、離陸前の準備に滑走路を動き出したところでしょうか?
今までの土の時代の当り前が、ゴロゴロと崩れていきます。
何に恐れることもありません。

どうか、今、もう一度あなたの大切なものをしっかりとゲットしてください。
心配停止して、あちらの世界を見ることができるようになったわたしは、
今までもこれからも、「生きる」ために大切なことを伝え続けていきます。

【自分迷子の方には】
オンライン和多志を知る講座
【體を整え鍛えたい方には】
オンライン寺子屋體講座
【本橋のリアルを感じたい方は】
呼吸法クラス
禅の心講座
【自分の星鑑定知りたい方】
星鑑定

その他、活動はこちらをご覧ください。
ここの学びが必要な人に、一人でも多くの方に届きますように!


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