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ゴールデンエイジ 121

身長を伸ばすためには
【内的要因】遺伝、ホルモン、骨、代謝など
【外的要因】栄養、情緒、運動、睡眠など
が特に大事になります。                         

【身長が伸びる仕組み】

子どもの骨には「骨端線」と言われる部分があります。
ここにホルモンが働き、骨を伸ばし身長が伸びていきます。
そして、大人になるとこの骨端線が固まり、それ以上骨が伸びなくなる。
そのため、骨が伸びる子どもの時期にいかに骨を伸ばす環境を作れるか
が大事です。

【身長が伸びる時期】

身長が伸びる時期は、
1,0~4歳
2,思春期
男:11~16歳
女:10~14歳
の2回あります。

1で大事なものは「栄養」です。
そして、2で大事なものは「性ホルモン」と言われています。
しかし、2の時期に身長が伸びるのは個人差はあまりありません。
そのため、大事なことは、
4歳~10・11歳までの前思春期にどれだけ身長を伸ばす対策が取れるかになります。

そして、そこで大事になるのが「成長ホルモン」です。

【身長を伸ばすためには】

骨を伸ばすためには成長ホルモンが大事。
そして、成長ホルモンを増やすためには、
1,バランスのとれた食事
2,適度な運動
3,質の良い睡眠
が大事になります。

1バランスのとれた食事

成長ホルモンの分泌を促すには、亜鉛やアミノ酸が必要です。
また、他にも、
・炭水化物
・たんぱく質
・脂質
・ビタミン
・ミネラルなど

栄養バランスの良い食事を3食しっかり摂ることが大事です。

2適度な運動

適度な運動は成長ホルモンの分泌を促します。
そのため、子どものころから外で走ったりすることが大事です。
そして、縦方向の動きがある運動が良いとされています。
・バレー
・バスケ
・なわとび
・かけっこ
・バレエ
などがおススメ。
ただ、一番良いのは、「子ども本人が楽しめる運動」です。

3質の良い睡眠

成長ホルモンは、「深い眠りに入るとき」に最も分泌されます。
そのため、睡眠の質も大事です。
これは先ほどの食事や運動にも関わることですが、良く動くからしっかり食べられるし良く動くから疲れてよく眠れます。
そのため、運動が中心となって、食事や睡眠も向上していけばさらに身長も
伸びやすくなっていきます。

【注意してほしいこと】

1、キツすぎる運動は逆効果
2、睡眠時間の減少
3、子どものころからのダイエット

1キツすぎる運動は逆効果

骨にかかる力が強すぎると逆に骨は伸びにくくなります。
そして、運動がキツすぎる、寝てしまってご飯を食べられないというのは栄養が摂れずが逆効果。
また、子どもの骨は伸びやすいため少し柔らかいです。
そのため、ムリな筋トレや運動をすると、剥離骨折(骨がはがれる)を
起こすことがあります。
そうすると、むしろ動けない時期が出てきてしまい逆効果。
そのため、過度な運動は控えるように注意してください。

2睡眠時間の減少

最近は小学生でもスマホを持ち、SNSや動画・音楽のサブスクなど
娯楽が多い。
そのため、夜更かしをして睡眠時間がへる危険性も高いです。
また、ブルーライトは睡眠の質を低下させます。
そのため、睡眠時間および睡眠の質の両方に悪影響が出てくる可能性があります。
身長を伸ばすためには注意してご使用ください。

3子どものころからのダイエット

最近は小学生でも痩せ願望が強く、ダイエットをしている子どももいます。
そうすると身長を伸ばすための栄養素が十分に摂れなくなります。
スタイルを良くしたいという気持ちも分かりますが、過度なダイエットは
控えるようにご注意ください。

【その他大事なこと】

子どもの身長を伸ばすためには、「愛情」も大事です。
愛情が減り、子どもが不安で精神状態が不安定だと、成長ホルモンの分泌も少なくなります。
また、情緒が不安定だと、
・食欲が落ちる
・しっかり眠れない
ということもおこります。
そのため、子どもへの愛情ももちろんですが、夫婦間や家族間でも良好な関係を築き、子どもの身長を伸ばす良い環境を作ってあげてください。

JA共済が運営しているサイトで登録なしで無料で使うことができます。
参考にどうぞ!
★「好きが見つかるスポーツテスト」
social.ja-kyosai.or.jp/sportstest/

手順は                                                           
①身長体重などを入れる(画像①)
②体力テストの結果を入れる(画像①)
③5つの質問に答える(画像②、③)
たったこれだけで子どもに合いそうなスポーツをいくつか挙げてくれます。

3〜11歳くらいまでを、運動神経が良くなるゴールデンエイジといいます。
特に3〜6歳までに色んな動きを体験しておくことがお勧め。
理由は、手足を動かす体の仕組みが3〜6歳までに90%作られるからです。
小さい頃にはしっかり「ハイハイ」もさせたいですね。
一生もののカラダを作るこの時期を、大切に過ごしてくださいね。

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