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呼吸をするということは 53

今、わたしたちは偽りの自我に覆われてかたくなり身体感覚を閉じているために自由なエネルギーを失っています。
過多な情報に振り回され時間のスピードについていけれずに、「忙しい」という心を失った日々にも気づくことができずに過ごしている毎日。
幼子と共にする時間よりも、生活に追われてお金を稼ぎに労働へと向かう両親。早朝から夜遅くまで園舎に置き去りにされていく幼子。

わたしたちは心のどこかで何かがおかしいと思い、漠然とした不安を感じていても、危機的状況から目をそらし刹那的で物質的な快楽にひたっているのです。
人々は偽りの価値にしがみつき、自分は何もできないという無力感に陥り、環境よりも自分たちの既得権益を擁護する権力者のコントロールを招いています。
まさに給付金というものに飛びつく、不正の数々。
税金がただ無駄にちょと悪賢い人々に流れ、本当に届くべきところには届かない事実。

絶望などの抑圧されたエネルギーが外に向かえば、暴力犯罪や残虐事件の急増、子どもの「いじめ」や校内・家庭内暴力、セクハラ・パワハラとなって現れています。
エネルギーが内側に向うと自己破壊的になり、ドラッグ・アルコールヘの耽溺、飽食、免疫力低下による病気、心の病や自殺の増加となって現れます。
日本の自殺者が世界の中でも飛びぬけて多いことを、人々は知っているのでしょうか?ましてや希望ある若者の自殺者が多いことに。

呼吸とは生命力です。
自分に不必要なもの、不適切なもの、毒になるものを出す力
そして
リフレッシュする力であり代謝力。

産まれて死ぬまで年中無休で呼吸は続けられています。

無意識に呼吸する回数は、1分間で15~18回。
夜間はおよそその2/3~3/4に減る。
ということは、一日あたり約2万弱から25000回の呼吸をしていることになります。
寿命が80歳だとして、なんと6億から7億回以上もの呼吸をしているのです。
凄いことですね。

その呼吸器官は、自律神経によってコントロールされているので石井しなくても自然と働いています。
だからといって、任さておば良いというわけでもありません。
無意識に動くけれど、自分の意志でコントロールすることもできるのです。

良い呼吸を身につけること。
それが健康な體への確かなパスポートなのだと思うのです。

息の仕方がその人の生き方!
なのですから…

仏教哲学者で平和活動家であるジョアンナ・メイシーは、
「絶望を通して、その絶望より深く大きなものが見えてきます。これこそが、わたしたちの相互のつながりです。苦悩を越え、その苦悩ゆえにわたしたちはそれに目覚めます。なぜなら、地球とその生命に対する絶望は、自我を超えた愛にほかならないのです」
といいます。

心と体が繋がると、分離抑圧していた様々な感覚が痛みや怒り、哀しみとして湧き上がってきます。
悲劇的な状況を知れば知るほどその重みからくる自分の無力さや絶望感、努力不足に対する苛立ちが重なってひどく苦しみます。

その痛みは心と身体、個人と地球環境のネットワークが絶たれていた繋がりを取り戻す自然治癒のプロセス。この絶望を健全な反応として受けとめて、絶望を抑圧否定せずに全面的に直面することで自我が抑圧していた心理的感情的エネルギーは昇華して心の痛みは解放されます。

「絶望的であることから目をそらすことは絶望そのものです。絶望的­状況を直視して、同じ気持ちを共有する仲間がいると気づいたとき­、不思議に力が湧いてきて、それを希望というのだと気づかされま­す」
ジョアンナ・メイシー 『絶望こそが希望である』カタツムリ社

すべてのものは単独に存在せず、相互依存の関係でつながっています。
すべての生き物とウィルス・細菌、植物、そして水と空気と大地は生きている地球とつながっているのです。
それを頭だけの概念ではなく「自己=地球」が自分であることを体現することが、私たちに求められているように思います。

呼吸は「気づきが起きる自覚の訓練」
身体に生命エネルギーが循環して流れている状態が健全な状態です。
緊張が発生して生命エネルギーの流れが滞るとそこに問題が発生します。

気づきが起きると緊張が解放されてエネルギーの流れが改善されます。
呼吸は物質的な世界と目に見えないエネルギーの世界をつなげる架け橋なのです。

日本人の安静時の一回の平均的呼吸量は0.4~0.5ℓなので、1分間で15回呼吸するすれば、一日で牛乳パック約1万個分の空気を呼吸しているのです。
仮に呼吸法で5%深い呼吸ができるようになれば、一日に牛乳パック500個分の空気がリフレッシュする計算となります。

ところが現代は、呼吸の質が落ちていると言えます。
浅く、短く、力のない呼吸をする人が増えているように思います。
ストレスが多い現代人ですね。
イライラすることをストレスのせいにする人がいますが、別の観点から見ればストレスがその人の呼吸の質を悪くしてる方が問題なのです。

一番悪い呼吸が「口呼吸」。
その結果、免疫力を弱め、花粉症・喘息・じんましん・アレルギーなどの人がとても多いこと。ひいては免疫力の異常である関節リューマチや悪性リンパ腫などになりやすい体質を作っています。

健康は呼吸で決まる
とまで言われている呼吸。

鼻から息を吸えば、鼻毛や粘膜によって空気中の塵や異物など取り除かれ空気が浄化されます。ところが口呼吸は、肺までストレートに異物や雑菌が入るのです。
哺乳類の中でも人間だけが口呼吸可能な構造を持っているそうです。
ただし清吾一年以内の赤ちゃんは鼻でしか呼吸ができません。
生長するにしたがって、鼻の奥で直接つながっている鼻腔と気管が離れて、靴でも鼻でも呼吸できるようになるのです。
これは言葉を発することにも関係があるようです。

また、かむという動作と呼吸法は深い関係にあります。
よく噛むことが、脳の呼吸関係の神経細胞を刺激し、呼吸筋の協調と連携を滑らかにし呼吸が深まることに役立っているのです。
よく噛む人ほど脳の全体的活性化につながります。

◆噛むことの役割
・食べ物を粉々にして唾液と混ぜ合わせより消化しやすい状態にする
・舌や口腔内の感覚細胞から神経細胞を介して、胃腸での消化吸収に必要な消化液や酵素類を自動的に分泌させるための情報を脳へ送る
・摂取した食べ物を消化・吸収・中和・排泄するのに十分な酵素を得るため、呼吸を深める

酸素不足は万病のもと

呼吸が浅いとそれだけで血液の質が悪くなります。
血液中のヘモグロビンが酸素を吸収して全身の細胞へ運びますが、肝心の酸素が不足しているときれいな血液は流れていません。
酸素が運ばれてこないと細胞は機能を十分発揮できません。
浅い呼吸が長く続くと、細胞は酸素不足でリフレッシュできず、老廃物の排泄も悪くなり、内臓も十分能力を発揮できなくなるのです。

酸素の必要度は普通の筋肉細胞を1とすると、
心臓の筋肉細胞は5倍以上
脳の神経細胞は20倍以上
の酸素を必要とします。
つまり浅い呼吸は、脳と心臓にダメージがあるということです。

◆浅い呼吸の主な要因
・自律神経の失調、ストレス
・呼吸関連筋肉軍の凝り
・背骨の歪み
・胃などの内臓や肋骨の下垂
・内臓の腫れ
・便秘
・呼吸器の病気
などなど

自律神経によって支配されている呼吸を、
深い呼吸にすると自律神経の安定力も高まります。
するとホルモン分泌力もup。
不快ゆったりした呼吸をして、リズミカルな呼吸を覚え、心身ともに気持ちの良い状態を手に入れましょう。

【自分の人生を生きるたったひとつの方法】
もしもあなたが「自分の人生を生きたい!」と願うならば絶対しなければならないたった一つのことがあります。
 
それは「決断」すること!

「決断」とは「決めて断る」。
それは魂が死んでいくような仕事を断ること
絡みつくような人間関係を終わらせること
そして
行きたくないところには行かないこと
不要な返信はしないこと
誰かの目が気になるならその人が離れていくことを覚悟をすること
 
「決断」とは
決めたことを成し遂げられるだけの時間を手に入れるまで
決めたこと以外のものを減らし続けること。

あなたの人生の時間は限られています。
あなたが選び
あなたの手で
あなたの人生のための時間を
すごしてください。
すこしでもいい。
ほんの少しずつでもいいのです。

決めて断つことで、
あなたのための時間が生まれます。
 
あなたの求めていること以外に
あなたの時間を使わない権利があなたにはあります。

自分の人生をいきていくため 
「決断」して
何かをやめてください。
 
それは、ほかならぬ、
あなた自身への最大の愛になります。
 
決断はあなたのための最大の愛なのです

自分らしい深い呼吸をして
自分らしくたった一度の人生を生きましょう!

イノチの樹では「呼吸法」のクラスを持っています。
リアルで来れない方のために
オンライン寺子屋體にもたくさんの動画をはじめ、レッスンがあります。
毎月のZOOMlessonでも呼吸法を一緒に学ぶことができますので、
是非一度、オンラインをのぞいてみてください。

呼吸法以外にも、Training、キネシオテーピング、楽県法、アロマ、カラダとココロ、食に関すること、暦、などなど、健康になることの発信が盛りだくさんです。
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