見出し画像

品川区役所に行ったらリッツカールトンを体験した!…からの来るべき2極化の話

皆様こんにちは!
静岡県伊豆市にあります、天城湯ヶ島エリアに恋をしています
いのししことさとあやと申します。自己紹介noteはこちら👇

もうとにかく聞いて欲しい。
今日のギャップは凄かった。

ギャップ萌え!品川区役所がすごい!

朝から品川区役所に行った🐗

画像1

会社を辞めたため健康保険と年金の切り替え手続きである。
(かなり年季入ってる建物よね…)

画像2

品川区に住んでもう11年経ちますが、区役所本庁にお世話になったのは初めて。行って驚いたことがあるので書くーーーーーー!!!!!!!🐗
ふがーーーーー!!

階段前や廊下、ところどころにご年配の方が案内人としてスーツを着て立っています。もう「私に聞いて!」と言わんばかりに、私に意識が向いている!じぇ、ジェントルメン?!

さながらディズニーランド!!!!!

保険と年金は4階だとわかったので、ご案内係に聞くまでもなく(ジェントルマンとか言ったわりに)4階にたどり着くと、やはり先ほどのようにご年配の男性がスッと私に声をかけてきました。

「本日は…?」

早い!ファーストタッチがめちゃくちゃ早いねジェントルメン2!!!!
要件を伝えると、軽く目で「わかりました」と言い
「こちら番号札です、奥の〇番辺りで、用紙を書いて呼ばれるまでお待ちください」
すげえ…!!ここはリッツカールトン?!(いえ、品川区役所です。)

さらに驚くサービスは続きます。
保険も年金も窓口で
「いらっしゃいませ、本日はどのようなご用件でしょうか?」
とさながらホテルマン的サービスをおしとやかな女性に連続でされる!
女性の顔から視線を外し、バックのオフィスを見るとかなり古びた建物だが(うん、やはり、ここは区役所だ。リッツカールトンではない。(まだ言うか))、とにかく役所の方の対応が素晴らしい!

合計で40分、ファーストタッチのおじさまから、女性2人の合計3人のサービスを受けさせてもらったが、最後の最後まで不安な私の疑問に寄り添って答えてくださった。
正直役所の方ってこんなに丁寧であったかくて素敵な対応だったっけ?って驚いた。

しかも最後は「本日はありがとうございました。」
お見送りまで‥‥!!!!!!!???


こ…これって品川区役所だけ?
とにかく感動した!
品川区役所全部が素晴らしかった!!!!

問題はここからだ。

別件で今、伊豆で講習をやる会場を探していたのです。
伊豆の仲間に聞いたところ、「ここがいいよ」と候補が3か所あがってきた。ちなみに条件は以下の通りです。

【探している会議室の条件】
・子供が20人くらいで授業を受けられる場所
・インターネットが使える
・PCに映したものをモニターで映せる

都内だったら楽勝の案件である。
人数のことは置いておいて逆にこれが出来ない会議室があるのですか?というレベルである。都内でインターネットとモニター映すが出来ないっていうのは会議室としては結構致命的だ。

ところが、その対象の施設3つに連絡したところ、あっけなく「ありません」という回答をもらい、電話を切られた側の私の心は冷たい東京の雨にさらされ、泣いたのであった。そりゃないぜ。(そりゃないぜの理由は後半)

施設3つのうち
1つは、「そもそも会議室はありません」であった。
もう1つは「ネットは使えませんし、私は他に知りません」だった。
もう1つは「そもそも貸し出ししてません」だった。

ありません。
貸し出してません。
その機能がありません。

これに関して文句はない。
本当に、ない。
だって、それはしょうがないよね。
ないもんはないんだから。

私がとても違和感を感じたのは品川区役所と伊豆市役所とのギャップである。
(注意:品川区役所をあがめるつもりもないし、伊豆をさげるつもりもないところをご承知おきください)


違和感を感じたのはおもてなし精神のギャップだ。
(注意:さとあやに「おもてなし」をしてほしくて言ってるのではないのでそこのところも注意を払ってお読みいただけますと嬉しいです。品川区役所があんなにおもてなし精神に溢れていたところは予想に反して驚きだったのだが…)

伊豆市といえば、やっぱり、観光の町。
たぶん、「観光課」とか「観光協会」とかそういうところに電話をかけたらとっても「ようこそー」感があるんじゃないのかなと思うのです。

極端な話、今日電話対応してくれた人たちが「観光課」に異動したら、「ようこそー」感を出すと思うし、出す能力は絶対に持っていると思っています。だって、個人個人で話したら全員素晴らしいですもの!

しかしながらそれが、別の課になったり、別のサービスになったら「ようこそ」感がなくなってしまうのは外の人から見たら相当残念極まりない!!

私は伊豆市のファンなので、「残念だなー」でまだ済みますが、移住を考えていて他の地区と迷っている人だったら「ないな」と1人移住者を減らす要因だなって強く危機感を抱きました。

その昔楽天トラベルで講師業をやっていましたが、様々な土地で講義をやらせてもらいました。いく土地の色は様々で、はっきり言って「死んでいる」かのようにエネルギーを失っている土地もありますし、すごい一体感感じる土地もあれば、土地には一体感がないのでやる気がある施設だけが頑張ってる土地、様々なムードがそこにはありました。出張者の私も、色んな土地に行って、ああ、ここいいな、って少なからず自分が住んでるイメージを考えたりします。なので、仕事でその土地に絡む、市外、県外の人も究極的にはその土地のお客様になり得る存在だと思います。

戻って伊豆市はじめ他のエリアの未来はどうだろう?

伊豆市は個々の力がとても強く、個々で魅力的な方や施設、サービスが多いなって思います。でも面としてのエネルギーの存在をあまり感じません。それでも成り立ってしまう魅力でここまで来れちゃってることは本当にすごいと思う。それはここまで頑張ってこられた先代の力もあるでしょう。

でもここからはそうはいかない。と思うのです。
この感染症という状況が教えてくれたことはたくさんあります。
感染症拡大が止まり、人々が自由に動けるようになった時に、強い組織があるエリアが、その先大きな行動を取れると思う。

今のこの時期は、当然視している、当然視してきたこと、現状維持の場所を見つけ出して、その項目ではすべて、成長線の下降線を辿っているっていうことに組織の・エリアの個人個人がどれだけ気づけるかだと思う。そしてそれをどう最高のサービスに変化させていくか。

感染症拡大が止まり、この騒ぎが明けた時、2極化がやってくる。それは、個々が強いつながりを持って、大きな組織(もしくはさながら組織のような)のネットワークを組んでいるか、個々が繋がっておらずバラバラであるか、の2極化だ。

人口減少を辿る日本において、インターネットはとても重要だ。物質的移動なくして、人と人がコミュニケーションできる道具だからだ。
インターネットというインフラがその土地に普及しているかという実質的な側面は当然のことながら、人と人とのメンタル的なコミュニケーションも強くそこの土地に存在しているだろうか?


インターネットが全てではないが、インターネットが経済活動の基盤としてはマストのインフラの一つであり、インターネットを使う人間と人間のコミュニケーションの繋がりが本当の意味で機能していることは、土地を発展拡大させていく際に必要不可欠だ。

伊豆市が同じ方向を向いてエネルギーを集約出来たらとんでもないことになるなと。
(今だってとんでもなく魅力的なんだから!)

そしてこれは伊豆市だけの話でなく、日本全国津々浦々、世界中で起きていることなのだろうと、知っている。

気づいたならば行動できる。
私が今日このことに立ち会えたのは幸運だ!
やったね!!!

こちらの記事に何かしら興味や関心をもって頂けた方は「♡マークのスキ」を押していただけるととっても嬉しいです🐗
(♡スキは非会員さんでも押すことができます。)
もちろん、フォローやシェアも大歓迎です!
会社を辞めて、移住するチャレンジに取組んでいます。移住の先輩や、移住しようと考えている人、移住先になりえる世界中の土地のみなさんを勇気づけられたら嬉しいです!


Instagramはこちら▷ https://www.instagram.com/aya_sato_tokyo/
Twitterはこちら▷ https://twitter.com/Inoaya_TOK_IZU



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?