「あの剣が呼んでるだって!?」
「おお、王妃様の声が」

アッシュに呼ばれたゲニンが首を傾げる。おばばは様子が変だ。

「どうしたの?」
「わしのカツラは、断頭台から落ちた王妃様の首から抜いた髪で作った」

聞いたマリカが驚く。

「お二人に、カルカスへの加勢をお願いします」
画像1

いいなと思ったら応援しよう!

夢を渡る小説家イーノ
アーティストデートの足しにさせて頂きます。あなたのサポートに感謝。