「エルル。世話になったが、俺は故郷へ帰る」
「ヤスケさぁん?」

城下町の屋敷で、酒蔵の娘と黒い肌の巨漢が話している。

「復活したヨミコがノブナガ様から魔王の座を奪って以来、ヒノモトは…」

ヒデヨシと大陸へ渡るが、それが最後の奉公。
かつて魔王に仕えた男は、寂しげに呟いた。
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