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ゲーム中毒もほどほどに。

現代社会には、クソな運営型ゲームが山ほどあふれています。
そして、私たちの時間とお金を奪おうとしてくる。
逆に得られるものもありますが、果たして対価に見合っているのか?

ゲームを遊ぶことで、得られるメリットは何か。
これ以上は、時間とお金の無駄になる「損益分岐点」を自分なりに見極めてそれ以上深入りしない。撤退ラインを決めることが大切です。

加減を知らない「やり込みプレイヤー」「ガチ勢」はただのバーサーカー。そんな異常者を基準にしないでいただきたいものです、運営各社には。

3年近く遊んできたドラクエウォーク、最近ハマった幻塔、そして15年以上関わってきたPBWの全てに、そんな側面が見受けられました。

さらにフィクションの世界では、2022年でアニメ放送から10周年を迎えた「ソードアート・オンライン」みたいに「デスゲーム」として、直接命まで奪おうとしてきます。怖いですね。

私は、1975年生まれのファミコン世代。前年の1974年に元祖RPG「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ」が発売されてたと知ってからは、RPGと共に生まれ、共に育ってきた世代なんだなと実感しています。

そのRPGが、だいぶ前から衰退の一途を辿っているように思います。理由は
「実物を見ないで」「師匠の絵を際限なく真似る弟子」に陥ってるから。
誰の名言でしたっけ?思い出せなくて、検索しても出てきません。知ってる人がいたら、コメントで教えてください。

要するに「ドラクエの呪い」とか「FFの呪い」なんですよ。

ガンダム最新作「水星の魔女」でも、ガンダムが「呪いのモビルスーツ」になってる理由が同じらしいです。6話までを見た限りでは上手いこと「呪縛」を破ってる感じがします。「すれた」なのに「純粋」な主人公。

話を本題に戻しましょう。

私たちの親世代は、ゲームについての理解がないまま。新しいものへの拒否反応として、私たちからゲーム機を取り上げたりしてきましたが。

ゲームのことをよく知る立場の世代が、ゲームの害悪や、ゲームとの適切な付き合い方を広めていくべきなんじゃないでしょうか。「ゲーム脳」みたいな科学的根拠の怪しいものとは、別のアプローチで。

映画「レディ・プレイヤー1」のラストで、巨大なメタバース「オアシス」の運営権を継承した主人公たちは、オアシスに「休みの日」を設けました。その日はたぶん、ログインできなくなるのでしょう。

まさに、ゲームとの適切な距離の取り方を描いていますね。

PBW企業、トミーウォーカーの社員さんたちは365日をPBWの運営に捧げて自分の人生をすり減らしているように見えます。それで面白いですか?
もしかしたら、彼らなりの秘密のリフレッシュ方法があるのかもしれませんが、彼らは決してそういう舞台裏の部分を見せようとしない。

それは、他者に弱みを見せまいとする独裁国家の振る舞いに似てませんか。ドラクエウォークみたいな大手の運営会社でも、まったく同じです。

ゲームなんかに、人生をすり潰されるな。
面白いゲームは、豊かな人生から生まれます。

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