2021年のお仕事まとめ
ライター6年目の2021年、今年もおかげさまでたくさんお仕事をいただきました。皆さまありがとうございます。
コロナ禍で取材がオンラインになったり、子どもたちの学校が休校になったりなど、激動だった2020年に比べて、なんだか今年はあっという間に終わった印象。記録しておかないと忘れちゃうってことなんでしょう。おとといの晩ご飯も思い出せません。
というわけでこの1年を振り返ります。
■データで振り返る
原稿を入稿するたびに日付や文字数を記録しておりまして、それによると今年はこんな感じでした。
昨年の実績と比べると本数は206本→182本と下がっているものの、1本あたりのボリューム&単価が増えました。5000字ほどの取材記事を結構書いたなぁという感じ。
ただそのぶん、お声がけいただいたのに日程が合わないなどで、心苦しいながらお断りしてしまった案件も。仕事以外に家タスク(子どもの送り迎えとか)もあるので、時間のやりくりは課題です。
■媒体で振り返る
1月に税理士の高橋創さんとの共著『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 日本の昔話で身につく税の基本』(ダイヤモンド社)が出ました。
令和の税制のあれこれを、日本の昔話で楽しく解説した本です。元ネタはデイリーポータルZの記事から。自分がほぼ全編のライティングを担当したはじめての本。おかげさまで重版(2刷)してとても嬉しかったです(もっと売れてもいいんですが……!)
2021年に記事が載ったWeb媒体/紙媒体は16媒体でした。
以前から引き続き依頼をいただく媒体はもちろん、一度終わったものの再度お声がけいただいた案件もあり、信頼と実績を蓄積する大切さを改めて知りました。締切ぜんぶ守って良かった。
また、入社案内や採用HP、公募記事といったコーポレート案件も引き続き手がけています。元SEということもあり、IT/エンジニア系を得意としています。
■印象に残っている仕事ベスト3
ここからは今年特に印象に残っているお仕事ベスト3を。
NewsPicksで銚子電鉄に取材した記事。最後まで読むとわかるんですが、実はこれ、弥生会計のプロモーション案件! 税理士でもある銚子電鉄・竹本社長に、これまでの経営のアップダウンを伺いつつ、最後に「上を向いて歩くあなたと」というメッセージにつなげるというミッション。
コロナ禍でインドアが続いたなか、久々の遠地取材だったのが単純に嬉しかったし、竹本社長のお話も面白くて。記事も笑いとビジネスとエモさを、うまくブレンドできたなぁと思っています。好意的なリアクションもたくさんいただきました。
デイリーポータルZで、テレビやコンサートのメカトロニクス(舞台装置)を手がける株式会社テルミックを取材した記事。子どものころからテレビっ子だったので、話題に出るテレビが全部わかり、最終的に「いつでもうちで働けますよ」と言われました。
このくだりとか、ほぼ現場で話したそのまま。興奮しすぎて何から聞いていいかわからなくなり、帰り道で「もっといろいろ聞けたはず……」と反省するほどでした。
『QUIZ JAPAN』vol.13で、東大王候補生(当時)だった岡本沙紀さん、伊藤七海さん、猪俣大輝さんの座談会を取材・構成。ずっとテレビで見ていた東大王のみなさんに、リモートとはいえ直接お話を聞けて嬉しかったですね……。
このとき岡本沙紀さんから聞いた言語学オリンピックに興味がわいて、今年の大会をオープン枠で受験したりしました。めちゃめちゃ難しかったけど楽しかった!
日々のお仕事は月報としてまとめていますので、「この人普段なにやってるの」とご興味ありましたらご覧いただけますと幸いです。
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フリーランスになって丸6年。ようやく小学校を卒業して、来年は中学生といった感じです。思春期のもやもやを抱えながら、成長していくフェーズ。ヒゲが生えたりとか。
2022年もたくさんお仕事できますように。あと、仕事ばっかりにならず、普段の生活もちゃんと楽しく健康に過ごせますように。
みなさま本年はありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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