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兄弟の対立を図解で自己解決する小学生

「こどもイノベーター塾」の「ミッション5:仲直りの達人のスゴ技を見つけ出せ」に、集まってくれた小学生のみなさんと一緒に挑戦しました。

「スゴ技」なんていう言葉を、授業のタイトルにいれてしまいましたが、
実際に授業をやってみて、感想を聞いてみると
・対立で反対になっているのに共通の目的がでることがわかった
・最初は反対の意見はあったけど目的を考えるとだんだん一緒になってきた
・兄弟とかよくあるケンカをクラウドで解決したい
などと、大きな驚きがあったようです。

実は、何を教えたのかというと、「目的」と「手段」を分けるということ。
大人にとっても、決して簡単ではなく、ついつい手段が目的化してしまうなんてこともあるわけですが、ちゃんと手順を踏めば、子どもであっても、大人であってもわかることです。

小学生のみなさんに、目的と手段の違いはなんですか?と聞いてみると
・目的は「〇〇したい」と思うこと、手段は「目的をどうやってやるか」
・目的は「結果として果たしたいこと」、手段は「それをするための行動や考察」
・目的は「ねらい・願望」、手段は「目的をかなえるための行動」
などと、口々に答えてくれました。すごいと思いませんか?

ここで実例を1つ紹介しましょう。

オレンジの箱が2つあります。
弟は、兄の友達たちとのカードゲーム対戦にまぜてほしい
兄は、弟をまぜたくない
ちなみに、この対立図(クラウドといいます)を書いたのは弟です。

弟は、家族以外の強い人と対戦したいのです。
でも兄は、弟がわがままを言ってないか心配(わがままで友達に迷惑をかけたくない)と思っています。

弟もそこまで自分のことをちゃんとわかっているんです。
自分も友達も楽しくバトルしたいので、弟は自ら「みんなの前ではちゃんとやれると兄に納得してもらう」という解決策を導き出しました。

きっと、家族だけでやっているときは、わがままを言っているのでしょうね。それをちゃんと直すという解決策を、自分で考えたのです。
自分で考えた解決策ならば、無理なく実行できますね。

こうやって兄弟げんか、親子の意見の食い違いに気づき、解決するということは世界中で4歳、5歳くらいからでき始めることが分かっています。

また、子どもがこの方法を学ぶ以上に、親が影響を受けて、家庭や会社の問題解決に使ってみたという例も数えきれないほどあります。

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