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あなたなら、薬草をどう楽しむ? / 飛騨を冒険して(みや) #Season3

こんにちは!運営チームのみやです!

innovationGO Season3 FINDコースの冒険が、ついに始まりました!第1回目の冒険は…岐阜県飛騨を舞台にテーマは「薬草」です。

U-18は、「やってみたいかも?」をみつけるために全6地域を冒険し、未来をつくるアイデアを考えることに挑みます。

このnoteでは、冒険で出会ったひと・もの・ことや、ワークショップでU-18が考えたアイデアを、わたしの気づきと一緒にまとめてご紹介!

U-18にとってこのnoteが、「やってみたいかも?」のアイデアをみつけるきっかけになれば、嬉しいです!



1. 薬草の世界へようこそ!

今回の冒険地域を案内してくれるナビゲーターは、地域や学校の人と一緒に、地域の教育支援を行っている株式会社Edoの新名美帆子さん。

地域で出会ったローカル・プレイヤーは飛騨に移住して3年、今は飛騨で薬草を使った元気なまちづくりを行う、飛騨市地域プロジェクトマネージャーの岡本文さんです。

左からローカル・プレイヤーの岡本さん、ナビゲーターの新名さん

なにやら植物が生い茂る自然豊かなお庭から、冒険がスタートです。

この植物たちはなんと…全部、薬草

クロモジやドクダミという薬草を、みなさんご存じでしょうか?

と、お庭の薬草を紹介していただきました。摘んだばかりの薬草は、とってもいい匂いだそうです!

次に紹介いただいたのは、「ひだ森のめぐみ」。ここは飛騨の薬草が体験できる施設で、お茶やコハクトウ、出汁など、薬草を使った様々な商品が販売されています。

そして壁一面には何かが入った瓶が、ずらーっと並んでいます。

薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」を案内していただく様子

中身の正体は…乾燥した薬草!タンポポやヨモギ、黒豆など種類も様々で、これらを加工して、商品に。

実は、薬草は全国になんと約350種類も存在していて、そのうち飛騨には約250種類ほどが生育しているそうです。飛騨に薬草というイメージが今までなかったので、びっくりです。

加えて飛騨は、森が93%の面積を占めています。岐阜県の最北端に位置し、周りを山々に囲まれた自然豊かな地域

かつては森に生えている薬草を摘み、自分で加工して食べることが当たり前でしたが、今はその良さが失われつつあります。

薬草を摘み、自分で加工して生活に取り入れることで実現する、健康で豊かな暮らしを、今一度やってみよう!ということで、「ひだ森のめぐみ」では薬草を加工した商品の販売を行っているそうです。


2. 薬草に導かれた物語

インタビュー冒頭から薬草についてとても楽しそうに語る岡本さんは、どうやって薬草に出会ったのでしょうか。岡本さんは「薬草に導かれた」と話してくれました。

都会で社会人として働く中で、心も身体も疲れてしまったというかつての岡本さん。癒しは、大好きなお花だったといいます。

植物が持つ癒しの力を感じ、薬草にも興味を持つようになった岡本さん。薬草を食べたり、飲んだりする中で、自分の身体にいい変化があることを体感し、植物の偉大な力を感じたんだそうです。

現在、薬草講座を開催しており、みんなで薬草について1から学び、合格すると薬草コンシェルジュになれます。

岡本さんの飛騨での活動は、ご自身の薬草における原体験から来ているものだということがわかりました。まさに薬草に導かれた物語という感じでしょうか。


3. 飛騨で思い描く薬草の未来

薬草講座を通して薬草コンシェルジュを育成する取り組みを行っている岡本さん。どんな薬草の未来を描いているのでしょうか?これからのチャレンジについて教えていただきました。

香りが好きな人や、ヨガが好きな人、料理が好きな人など、参加者それぞれの好きと、薬草を掛け算して、新たなものを生み出すこと、そしてみんなが活躍できる場づくりに取り組んでいきたいと語ってくれました。

一見日常生活の中に取り入れるハードルが高そうな薬草も、自分の得意・好きと組み合わせたら、すんなり日常に取り入れられそうですよね。

岡本さんはこんなことも教えてくれました。

「まずは薬草を飲んでみて、食べてみて、自分の身体がどう反応するかを大事にしてほしい。美味しいなと感じるものを、日常に取り入れてもらいたい。」

薬草を通して「自分の身体が喜ぶ感覚」を大切にすること、わたしはこれを日常に取り入れたいと、岡本さんのチャレンジのお話を聞いて感じました。

薬草を日常的に取り入れる第一歩として、お茶がいいよということで実演もしていただきました。

生の薬草を乾燥させて、手で細かく砕き、フライパンで炒ります。炒った葉をポットに入れて、熱湯を注ぎ、3分待ったら完成!

これなら手軽に薬草を日常に取り入れることができそうですよね!

ドクダミの葉をその場でお茶に!


4. U-18が考えたアイデアは?

飛騨のインタビューを通して、U-18はなににワクワクし、やってみたいかも?と感じたのでしょうか。

ワークショップで出たアイデアをグラフィック・レコーディング(グラレコ)でご紹介します!

U-18のアイデアを記録したグラレコ

どのアイデアも、今までの薬草に対するなんとなくの苦手意識や、ネガティブなイメージをポジティブにしたい、という想いが共通していたように思います。

中でもわたしが共感したアイデアは、「自分らしく健康に生きる、薬草Shaking」です。薬草を自分の好きなものと組み合わせて体験することで、薬草がもっと身近になり、興味を持ってもらえる、そんなアイデアになっていて、ステキだと思いました。

「薬草って、こんなに万能なんだ!」

「薬草って、身体に良いだけじゃなくて、美味しいんだ!」

「薬草が、もっと身近で手軽なものになればいいのに!」

U-18の薬草に対する発見や想いが、ぎゅっと詰まったアイデアで、どれもワクワクするものばかり。

みんなのアイデアに、いいね!!


5. わたしが冒険で感じたこと

今回は薬草をテーマに、岐阜県飛騨への冒険に出ました。

冒険を終えて、いつも通る道や、近くの山を見てみると薬草が生えていることに気づき、「薬草って、こんなに近くにあったんだ!」と、新しい発見がありました。

この発見だけでも、毎日通る道が少し違って見えました。

お二人が実演してくれたように、この薬草はお茶にしたらどんな味なんだろう?他にはどんな楽しみ方ができるんだろう?想像するだけでワクワク。

そして、わたしもいろんな薬草を自分の好きと掛け合わせて”体験”し、お気に入りの薬草を見つけたい!と強く思いました。

今回は薬草をテーマに、岐阜県飛騨への冒険。

そこには豊かな自然と暮らし、薬草の未来をつくる人々がいました。

「みんなが薬草と自分の好きを掛け合わせて、心も身体も健康になる未来」が実現できたらなんて素敵なんでしょう。

薬草×自分の得意、好き。

そう、薬草への関わり方は、人の数だけある。そして、薬草で身体だけじゃなく心まで健康になれる。無限大に広がる薬草の世界。

あなたなら、薬草をどう楽しむ?


みや


☆U-18の知らない飛騨の世界☆
この記事の冒険の動画を、こちらから観ることができます!きっと、あなたの「やってみたいかも?」がみつかるはず!

innovationGO Seasons 特設サイトはこちら!


<この記事を書いた人>
みや。兵庫県神戸市出身。岡山大学経済学部経済学科所属。i.clubインターン2期生。大学ではマーケティングを専攻。インターンでは、地域やイノベーションについて学んでいる。最近は丁寧な暮らしの魅力に気づき、自分が感じる”好き”や”心地よさ”を深堀&開拓中。Season2&3大学生メンター。Season3からは運営チームとしても活動。

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