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文字を通して自分と向き合う(あいこす/1)

i.clubでインターンを始めてから1か月ほど過ぎました。

いくつかnote記事を作らせていただいていて、以前より文章を書くということが増えました。

私にとって今まで文章を書く機会と言えば、大学のレポートぐらいしかありませんでした。それも1000字を越えるようなものは期末にしか書かないため、文章を作るということには苦手意識を持っていました。そんな私にとってnoteの執筆は新たな体験です。

初めはもちろんなかなかうまく書けず。なんとなく書き進めた文章は、自分の伝えたかったことと内容がずれたものになってしまいました。そうならないために、自分の思いはどんなものか、読者に伝えたいことは何か、どんな言葉を使ったらもっと伝わるか、書きながら考えることがたくさんありました。

そんな中、最近特に意識しているのは、伝えたいことを1つに絞って書くということ。しかしこれはシンプルでありながらとても難しいです。書いている内に、私の頭の中にはいろいろな思いや考えが散らかってしまいます。そうならないために自分で読み返しながら書いていきます。

その繰り返しの作業の中で、私には気づいたことがあります。

文章を書いては見直して思考を繰り返す、そんな中で私は自分自身そのものと向き合っているように感じます。今まで日常生活でいろいろ思考することはたくさんありました。しかしそれを振り返って自分の気持ちと向き合うということは、今思えばあまりありませんでした。

noteを書きながら、過去の出来事とその時の自分の気持ちを思い出そうとすることがあります。なぜこの時の自分はこんな気持ちになったんだろう、この時自分がこういう行動をしたのはなぜだろう、自分はなぜこれを伝えたいんだろう、などと考えるのは、まるで過去の自分を分析しているようです。

そうすると、自分では意識したことのなかった自分の変化に気づいたり、自分で気づいていなかった気持ちを新たに見つけたりすることができるのです。

つまり文章を書くことは、文章構成力や語彙力などを身につけるだけではなく、自分と向き合う、自分を見つめ直す機会になると思いました。

実際に書いてみるまで気づかなかったことですが、これこそが書くことの最大のメリットであると私は思います。これからもnoteだけでなく様々な場面で文章を書くことはたくさんあると思います。書くことを通して自分と向き合い、その度に自分の得意や苦手、自分の成長や変化を見つけて、なりたい自分に近づくきっかけにできたらいいなと思います。

あいこす

<この記事を書いた人>
あいこす。青森県中泊町出身。埼玉大学教養学部所属。大学ではヨーロッパ文化を専攻。インターンを通してイノベーションについて学習中。楽器演奏が趣味。最近は専らジャズトランペットに熱中。

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