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”優秀になりたい”(あいこす/9)

「優秀」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持ちますか?

頭が良い、話が上手い、先を見据えて動ける、発想力がある、など、何かしら優れた能力を持っている人を思い浮かべることが多いでしょう。

優秀という言葉には多くのイメージがありますが、実際のところ、その明確な定義は存在しないのではないでしょうか。

私はよく「優秀になりたい」と思いますが、その「優秀」が具体的に何を指すのかを考えたときに、説明ができないことに気づきました。

そんな時に、優秀さとは、ずっと変わらない固定的なものではなく、その場の状況によって変化するものであるという考えを持ち始めました。

私はこれまで、漠然としたイメージで「優秀になりたい」と考えていました。しかし、「優秀な人」という目標は曖昧すぎることに気づき、今の私が目指したいものは何かを改めて考えてみました。

それは、「考えて行動できること」です。

具体的には、自分が今どんな立ち位置にいて、どう行動するべきかを把握し、今必要なことを考えながら、広い視野を持って行動できる人間になりたいと思っています。

今回、自分の「優秀になりたい」という思いに着目して考えてみて、目標や目指す姿はできるだけ具体的にすることが大事だと気づきました。

目標が曖昧なままでは、その目標のためにするべきこともはっきりしません。目標と今の自分との距離も曖昧で、目標を達成しているのかしていないのかもわからなくなってしまうのだと思います。

目標は明確にするべきという話はよく言われるものの、意外と自分の思考から抜け落ちてしまっていたということに、今回気づきました。

また、優秀を固定的なものとして捉えてしまうと、その場に見合った行動ができなくなるのではないかということにも気づきました。

例えば、テストの点数が良い人は優秀だと言われるかもしれませんが、スポーツの大会で学力的な優秀さを活用しようとしても、役に立ちません。

固定的な優秀さだけでは、無限に存在するさまざまな場面に対応しきれません。だから、そのときの状況を理解して、その場その場でより求められている行動や能力は何かを見極める必要があると思います。

状況に合わせて必要なものを見極めるということは、先述した「考えて行動すること」の中にも含まれてくると思います。

これからは、「考えて行動できるようになる」という目標もまだ曖昧なので、「考えて行動する」とはどういうことなのか、そのためには何をすれば良いのかを、もっと明確にしていきたいと思います。

あいこす

<この記事を書いた人>
あいこす。青森県中泊町出身。埼玉大学教養学部所属。大学ではヨーロッパ文化を専攻。インターンを通してイノベーションについて学習中。楽器演奏が趣味。最近はライブや演奏会など、生音で聴く音楽の良さを再認識。

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