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異路ツアー「韓国オルタナティブ教育とコミュニティを学ぶ旅」をコーディネートしました。

さて、9月2日(月)無事、「韓国オルタナティブ教育とコミュニティを学ぶ旅」をコーディネート・通訳しました。さて、今回は異路ツアー最大の16人でのツアー。そしてそのうち、こどもたちが6人。はじまる前から、どうなることやら、期待半分不安半分でした。

ツアーの日程は、以下のような感じでした。

午前:ソンミサンマウル(マウル会館→共同住宅→天然石鹸のお店→ソンミサン学校→マウル書店→有機農ビビンバのお店”敷居のないご飯屋”→ドゥレ生協)
午後:革新パーク→クリキンディセンター交流
夕食:インディーズアーティストや市民社会を連帯するごはん屋さんin弘大

この日は、幸いにも、いいお天気に恵まれ、ツアーをはじめることができました。また、途中でアクシデントも多少ありましたが、それでも皆さんが無事に帰国されて本当に良かったです。ほっと一安心です。

今回のツアーは、東日本大震災や原発事故のあと、関東から関西に移住し、多様な生き方やこどもたちの教育を模索しているお母さんたちとこどもたちが多く参加してくださりました。日本でも数年前から話題になりだいぶ有名なった「ソンミサンマウル」に興味があって、ツアーに参加したという方も数名いらっしゃいました。

ツアーの内容を、皆さんのご希望に合わせて、コーディネートしていくのが、コーディネーターの仕事ですので、皆さんのご希望のソンミサンマウル、そして、参加者の皆さんの関心分野に合いそうな機関として青少年の行き方としての進路教育などを行うクリキンディセンターという中間支援組織をお邪魔しました。ソンミサンマウルの「マウル」は韓国語で「村」の意味。ソンミサンマウルは、大都市ソウルの中で「もっとこうだったらいいのになぁ」と誰もが考えうるアイデアを、行政の力を頼らず、住民自らコミュニティ事業として次々と実現している、人と人のつながりや温かさが見える不思議で魅力的な街です。ごくつうの閑静な住宅街にも見えるソンミサンマウルには、住民主導による様々なコミュニティサービスが約20年に渡って展開されています。例えば、保育園、学童、オルタナティブスクール、生協、シェアハウス、お弁当の配達、カフェ、劇場などがあります。

3つの場所しか行っていないので、すぐに終わるようにも思えますが、一つ一つの場所でしっかりお話を聞き、言葉を交わし、空間を見るとあっという間に時間は過ぎていってしまいます。もう少し充分な説明と質疑応答、交流の時間を持てれば良かったと思うほどです。もし、海外視察にいかれる機会がありましたら、日程の計画は余裕を持って立てられることをおすすめします。

今回、こどもたちを含めた大人数ツアーを行ってみて、色々と学ぶことがありました。情報の伝え方や今後の事前/事後コンテンツの内容、方法などについて改めて考えさせられる点もありました。また、様々な新しい良い刺激を得ることができました。詳細をここに書くことはできませんが、今後に活かしていきたいです。

異路では、市民交流・国際交流のコーディネーターとして、机上での資料から得た知識だけでなく、様々な人や考えとの出会いを大切にする異路ならではツアーやコンテンツを提案していけるよう努めてまいります。


ありがとうございます!감사합니다! 謝謝:)