【Linux Essential】ファイルの表示(catコマンド、lessコマンド)と移動(cdコマンド)
おはようございます。ユウタです。
北海道は雪景色になりました。
今日は、ファイルの表示と移動がテーマです。
このページを読むと、ファイルの表示方法と、ファイルを移動させるコマンドが分かるようになります。
長くとも2~3分で読める内容にするつもりなので、見てもらえると嬉しいです。
目次
1ファイルを表示するcatコマンド
2ページごとに表示するlessコマンド
3ファイルを移動させるcdコマンド
4まとめ
1:ファイルを表示するcatコマンド
catコマンドはファイル内容を表示するためのコマンドです。
書式は、cat ファイル名 で表記します。
catコマンドを使う前に、lsコマンドを使うと見たいファイルを確認できます。
2ページごとに表示するlessコマンド
catコマンドで表示すると、テキストファイルの内容は確認できるのですが、1画面に収まりきらない量が入っていると見にくいです。
そこで、1ページずつ見られるようにするのが、lessコマンドです。
下にcatコマンドで表示した、services.zipファイルがありますが、まだ続きがあります。
どこまでスクロールしたか読んでいるうちにわからなくなる可能性もあります。
lessコマンドを使用してみます。
次の画面は、lessコマンドでservicesファイルを展開してみました。
lessコマンドの表示方法は、 less ファイル名 オプション です。
下記にも大きいファイルを選んで内容を表示してみました。
「長くてみにくいじゃないか。」
lessコマンドならオプションを加えることで解決します。
そのオプション一覧は以下に、キー操作と用途を記します。
キー操作
↓ 1行下にスクロールする
↑ 1行上にスクロールする
スペース 1画面下方向に移動
CtrlキーとBキー 1画面上方向に移動
Q lessコマンドを終了する
3 ファイルを移動させるcdコマンド
ファイルを移動するのに、cdコマンドがあります。
2023年12月3日編集+追記------
読んでいただいている方からご指摘あり、cdについて簡易的に調べ直しました。
cdコマンドは、ディレクトリを移動するときに使用します。
cdコマンド オプション ディレクトリ で表現します。
(cdコマンドを使用して、何のディレクトリをどこに使用するのか)
ディレクトリ表示ショートカットキーの一覧
/ルートディレクトリ
.現在のディレクトリ
..親ディレクトリ
~ホームディレクトリ
-直前にいたディレクトリ
相対パスと絶対パスによる移動方法があります。
相対パス
homeディレクトリへ移動
cd home
絶対パス
cd / で、ルートディレクトリへ移動
まとめ
今回は、catコマンド、lessコマンド、cdディレクトリについて記しました。
catコマンドはファイルの内容をダ〜〜〜〜っと表示し、lessコマンドは、オプションをつけることで見やすくします。
長いファイルを見るときには、lessコマンドが有効です。
cdコマンドでファイルやディレクトリに移動します。
いくつかのショートカットキーをオプション部分に入力ることもあります。