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【恐れ】の感情と向き合うことは 劇的成長への一番の近道〜東北放送のラジオ番組に生出演しました!Part17〜

こんにちは!
東北放送tbcラジオ「11時のコンシェルジュ」にて、「心の健康」をテーマに、日々の暮らしをより良く過ごすためのヒントをあれこれお話ししています!聞き逃した方は是非、アーカイブ記事でご覧ください♪

※東北エリアの方はFM93.5にて隔月水曜11時〜
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アナ)では今日のテーマについてですが、「【恐れ】の感情と向き合うことは 劇的成長への一番の近道」と題してお話しをお聞きします。恐れ とはどんな感情でしょうか?

大川) 「恐れ」といっても様々な種類があり、例えば「台風や地震への恐れ」などの自分の意思とは無関係に起きてしまうかもしれない事象に対する「恐れ」は、未来の危険予測につながり健全な感情です。しかし、今日は例えば「何かに挑戦したいけどできなかったらどうしよう」または逆に「できてしまったらどうしよう」というような、あくまで自分の意思の延長上にある「恐れ」の感情について取り上げていきたいと思います。

アナ)大川さんのセッションに参加された方で、最近この恐れの感情と向き合い、劇的に変化した方がいたのだとか。

大川)そうなんです。様々な方とセッションをさせて頂く中で、人生で起こっている課題を乗り越えていくためにとてもわかりやすいヒントになるのがこの「恐れ」の感情であることが多いです。

例えば、最近の方のケースは、仕事も子育ても両立している車椅子生活の方なのですが、とても献身的に支援してくれる夫がいるものの、最近「もー思うように動けない、やりたいことができない、子供達も喧嘩ばかり、夫にもっと子育てに関わって欲しい、ご飯作りたくない!!!疲れたーーー!!!!」みたいな感じで自暴自棄になっていました笑。どちらかと言うと原因を旦那さんや子供達に見出していて、「私はどうせやりたいことをやれない人生である」と自分にレッテルを貼っていました。

そこで、原因分析と、本人が本当に望む形を一緒に言語化していくと、「私は本来、外で色々な人と交流することでエナジーが湧く。だから体が不自由だとしても、自分のしたいことをしたい時にできるように身体的に自立したい。夫が不在でも、子供達とも好きなときに遊びにいきたいし、なんなら1人で昼間プラッとランチなんかにもいきたい!」ということだったんですね。

では、現実的にその理想を叶えていくためには、夫が変わることでもなく子供が変わることでもなく、自分自身が「身体的自立」を目指すことではないですか?と指摘しましたら、ハッと目を丸くしまして、(ここからが1番のポイントなのですが)「実は、自分でもなんとなく(運転に挑戦する)ことが次の目標だということは頭では分かっていた」とのこと。「一人で運転なんかできるわけない・・怖い。逃げたい。なんなら面倒、、そこは夫に守ってもらいたい。でもいつまでもそのままだと自分の理想の生活は近づかない。。。。」という、「分かっているけど自信がなくて逃げていたこと=恐れの感情」に気づくことができたんです。

アナ)恐れの感情と向き合う…勇気がいることだと思いますが、どのように向き合うべきでしょうか?

大川)行動につなげるためには、まず「恐れの分解」が必須のプロセスだと思います。人は目の前に正体不明のお化けがいるからなんとなく怖い、そしてなんとなく逃げるんです。徹底的に、何が怖いのか?それを乗り越えるために周りの力を借りれないか?起こりうる最悪な事態は何か?乗り越えるためにはどんなステップが必要か?と具体的に突き詰めます。これはもしかすると第3者の助けが必要かもしれませんが、いつものノートタイムで見えてくるかもしれないです。

そして、「自分の中にあった恐れの正体」を明確にし、乗り越えるためのプロセスを組み立てられれば実現可能性が見えてきます。スモールステップで焦らず最初の一歩が踏み出せれば、あとは面白いように転がっていきますよ。その後、その方は、あっという間に運転のための補助器具を買い揃え、夫に手伝ってもらいながら乗り降りの訓練をし、近くのコンビニまで車を走らせて練習・・・そして2週間もたたないくらいになんと1人で運転することができるようになり、「子どもとドライブにきたよ!」という笑顔の写真を送ってくれました。

アナ)恐れと向き合えば、素敵な変化を遂げられるんですね。それでは、最後に今日のまとめをお願いします。

大川)この話にはおまけもあるんです。いつでも介助優先だった夫は、実は自分だけの時間が欲しいという隠れたニーズもありました。ママが子供とフラっと出かけられるようになると、自分は家で1人でぼーっとゲームができるようになり、お互いの生活満足度が高まり、夫婦関係も劇的に変化しました。またこの経験を通して内側からの自信がついて自己肯定感もアップしたようで、仕事も順調に回り始めているそうです。分かっているのに見ないふりしていることがあるかも。相手ばかり責めているけど現実が何も変わらない、という方は参考にしてみてくださいね。

アナ)そのほか大川さんからお知らせはありますか?

大川)カウンセリングセッションは随時受付中ですので、ラインかHPからいつでもご連絡くださいね〜。ラインは@innereyeで検索できます。

アナ)また、身近な心のお悩みなど、取り上げて欲しいリクエストがあればぜひお便りをお待ちしています。

(※一緒に1人1人の心地よいバランスを見つけて人生の質を高めていくお手伝いをしています。組織開発分野では、社員の心の健康を保ちながら、長期的に価値貢献できる形を様々なプログラムを通して支援していますので、ご興味お持ちの方はぜひ一度HPをご覧いただき、いつでもご連絡お待ちしております。HPはinnereye.tokyoで検索できます。)

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