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人前で掛け声かけて出世する【賜物図鑑】

賜物(才能・個性・強み・ギフテッド)のシンボル化

みなさまの天与の才能や特性をご紹介する
【賜物図鑑】シリーズ。

来談者さんの賜物(天与の才能・強み・特性
本質的な個性・特異な資質・ギフテッド)を
ものや景色にたとえてシンボル化し、
図鑑形式でご紹介しています。

Symbol of Giftedness
「打ち上げ花火を眺める見物客」

人前で掛け声かけて出世する。

この図鑑の作成と公開は、個別面談のお申し込み同意事項に含まれています。
賜物図鑑の内容からは、来談者さんの個人情報の漏洩が起きないように配慮しています。

<キーワード>

  • 「たーまやー」

  • 「かーぎやー」

  • 景気がよくなる

  • 気に入るかどうか

  • 人が集まる

  • 注目を集める

  • 人気に火をつける

  • 立身出世

  • 応援のチカラ

  • いいね&リポスト(シェア)

<特徴/性質>

心から気に入った/応援している
推しの人や店舗、企業などの
注目度が増して出世する。

担当の美容師が昇進で本店異動する、
「いいね」と思ったアーティストが
世間で注目される、
自分が入った後の店は混雑する、など。

<強みを発揮するとき>

【発動条件】
①心からその対象を気に入っている。
②人前で無意識にその対象を推す。
③「私はこの人のファンです!」
「このお店のコレが好き」など、
他の人によく聞こえる/見えるように
発信/表現している。

<弱みになるとき>

「売れてほしい」では発動しない。
建前で事務的にオススメしても無効。

義理ではなく本心から、
対象を気に入っている場合のみ発動する。

1人でコッソリ応援しているだけでは
発動しない。

対象となる当事者自身が
表舞台に立つ準備ができている場合のみ有効。。

<解説/編集後記>

「たまや」「かぎや」って、どういう意味?

打ち上げ花火を見上げて、
「たーまやー」「かーぎやー」などと
掛け声をかけたことがあるでしょうか?

今となっては少なくなりましたが、
もしかしたら花火大会で、
誰かがそう言っているのを聞いたことが
あるかもしれません。

打ち上げ花火を眺めながら
「たまや」「かぎや」と掛け声をかける
日本の不思議な風習。

その歴史は江戸時代まで遡るそうです。

この掛け声は、江戸時代の有名な花火師の屋号の「玉屋」と「鍵屋」が由来といわれています。両国橋を挟んで、上流では玉屋が、下流では鍵屋がそれぞれ花火を打ち上げて、花火見学に来た観客たちがすばらしいと思った方の屋号を叫んでいました。それが、今でも続いている「たまや」、「かぎや」の掛け声の根源となります。

サイト:AnniversaryCruise「あれってどういう意味?花火の掛け声の謎・・・」より

「たまや(玉屋)」と「かぎや(鍵屋)」は
花火師の屋号の名前で、
打ち上がった花火を見て
素晴らしいと思ったほうの屋号を
称賛を込めて人々が叫んでいたのですね。

残念ながら「玉屋」は江戸時代の火事により
なくなってしまったのですが、
「たまや」の掛け声は今も知られています。

ちなみに、鍵屋さんは現在も営業されていて
15代目に受け継がれています。

掛け声かければ名が広まる

この賜物シンボルは
「たまや」「かぎや」と掛け声をかける
打ち上げ花火の見物客のように、

「素晴らしい!」と思った対象を口にすると
その対象の名が知られ、広まり、出世します。

誤解を恐れずに言えば、
この賜物は秀でた能力や才能というよりは、
「私の世界観ではこうなっている」と、
強化された縁起のようなものでしょう。

意図的には発動しない

推しを推す影響力、という意味では、
以前に紹介させていただいた
「お気に入りの旅先をガイドするツアーコンダクター」
の賜物に似ていると思いました。

しかし、明確に違う点が1つ。

「打ち上げ花火を眺める見物客」の賜物は
意図的に発動させることができません。

無意識にふと「いいな」と思った対象が
認知されて広まっていく
ので、
意識して「これはオススメですよ!」と
繰り返し伝えても、効果がないのです。

打ち上げ花火の美しさに見惚れて、
思わず「たまやー」「かぎやー」と
人目もはばからず叫んでしまうように。

ふと気に入った相手やお店を
何気なく誰かにオススメするからこそ、
この賜物は効力を発揮します。

インフルエンサーにはなれない理由

この賜物によって推した対象が
出世したり売れたりすると言っても、

その効力に気づいた取り巻きが
「この商品を紹介してくれませんか?」
「私を推してくれませんか?」と
持ちかけたところで、無意味なんですよね。

あくまで、何気なく、無意識に
心から惚れ込んだ場合に限り発動するので、
作為的なプロモーション活動や
損得勘定が混じった紹介は無効。

人前で目立つ形で発言・発信しなければ
効果半減という制約もあります。

これらを踏まえると、この賜物は意外と
インフルエンサーには不向きですね。

私が気に入った人はみんな出世する

義理や世間体、損得勘定では動かない。

本心からの紹介や推しだからこそ、
周りを巻き込む影響力があるのかもしれません。

それに「私が気に入った人はみんな出世する」
と言っても、それはあくまで
後押しにすぎないわけで。

大切なのは対象となる当事者自身の
チカラであり、積み重ねであり、成果です。

長く人々に愛されるであろう
素敵な商品や会社や人が
この方の目に留まるとき、
江戸時代から続く打ち上げ花火のように
人気に火がつき、
それは世に出ていくことでしょう。

「打ち上げ花火を眺める見物客」の賜物の
シンボル解説をさせていただきました。

お読みいただき、ありがとうございました。

賜物図鑑はInstagramでもご覧になれます

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