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目に耳に心に心地よく響く言葉を奏でる人【賜物図鑑】

賜物(才能・個性・強み・ギフテッド)のシンボル化

みなさまの天与の才能や特性をご紹介する
【賜物図鑑】シリーズ。

来談者さんの賜物(天与の才能・強み・特性
本質的な個性・特異な資質・ギフテッド)を
ものや景色にたとえてシンボル化し、
図鑑形式でご紹介しています。

Symbol of Giftedness
「タイプライター」

目に耳に心に心地よく響く言葉を奏でる人。

この図鑑の作成と公開は、個別面談のお申し込み同意事項に含まれています。
賜物図鑑の内容からは、来談者さんの個人情報の漏洩が起きないように配慮しています。

<キーワード>

  • 文字を打つ

  • 心の言葉を紡ぐ

  • タイピスト

  • 感度が高い

  • 1/fゆらぎの声音

  • 潜在意識

  • 重さ軽さの調節

  • 速度を落とす

  • 言葉を認識させる

  • 詩的効果

<特徴/性質>

「話す」「書く」とき、声のトーンや
速度や言葉づかいを切り替えて、
聞き手・読み手の心深くに
響かせることができる。

非言語を読み解く感度が高く、
共感を得やすい伝え方ができる。

聞き手・読み手に
情緒的な想像力をかきたてる。

<強みを発揮するとき>

視覚/聴覚に言葉で訴えかけるとき。
▶文章作成・文字を打つ・活字にする・
 話す・喋る・声を届けるなど

プレゼンテーションなど、
自分の考えや思いを発信する機会で発揮。

相手が感じていること・
考えていることに共感し、
相手に代わって言語化するときにも有効。

<弱みになるとき>

非言語を読み解く感度の高さは、
繊細さや悩みの多さと表裏一体。

優れた頭脳・知性・能力を持っているが、
相手の感性や理解度に寄り添って伝えるため
対人の場ではあえて出力を落としている。

そのため、本来の能力や存在価値を
他人から低く見積もられる場合がある。

<解説/編集後記>

パソコンのルーツになった印刷機

今回の賜物のシンボルは、タイプライター。

以前に解説させていただいた
「現実化手書きA4ノート」もそうですが、
文房具やデスクワーク用の仕事道具が
賜物のシンボルである人には共通して、

言語能力や頭の回転の速さなど
賢さ・知性に秀でている印象があります。

タイプライターとは、
キーボードを押すと長いアームが動いて
紙にインクを押し付ける印刷機械。

商用で発明されたのは1865年らしく、
以降100年以上にわたって改良を重ね、
1999年まで生産されました。

もっとレトロな道具なのかと思いきや、
意外に最近まで作られていたのですね。

現代では、パソコンの台頭とともに
タイプライターは姿を消しました。

しかし、パソコンのキーボード配列
「QWERTY」は、
タイプライターのキーボード配列から
そのまま受け継がれています。

タイプライターは、
パソコンのルーツの1つだったのですね。

生産修了した今でも
インクリボンなどの消耗品は生産されていて
修理して愛用されているファンが
一定数いらっしゃるみたいです。

文章を書くこと・話すことが強み

タイプライターの賜物が示すのは、
文章を書くことと、話すことの強み。

類まれな言語化能力でもって
伝えることに特化しているのですが、

知識や情報を論理的に伝えるというより、
聞き手・読み手の情緒や感情に訴えかけて
想像力や共感をかき立てることに長けています。

自分が伝えたいことを書く/話すのは
もちろんのこと、

タイプライターを正確に速く打つ専門家
「タイピスト」が秘書となって
仕事を助けてくれるように、

相手の中にある、
言葉にできないでいる感情や心の動きや
整理がついていない思考などを、
相手に代わって言語化して表現する場面でも
如何なく発揮されるでしょう。

現代の職業で言えば、
ライターや翻訳家、通訳や詩人や作家、
カウンセラーなどが当てはまりそうです。

1/fゆらぎの声音

今回の賜物図鑑を作るにあたって
タイプライターについて調べていたら、
タイプライターの心地よいタイピング音で
作られたASMR動画を見つけました。

確かに、この音は耳に心地よいですね。

心地よい音の動画や音声コンテンツに
【ASMR】と表題がつけられ、
ネット上でチラホラ見かけるようになりました。

私たちの周りの音に耳をすませば、
心地よく感じる音は
機械や自然の音だけではありません。

人の声にも心地よさを
感じることがあるんですよね。

しかも、それはどうやら
好みの問題だけではないようで。

聴くと脳内がα波の状態になり、
リラクゼーション効果をもたらす
「1/fゆらぎ」の声音を持つ人が、
世の中にはいらっしゃるそうです。

実際に機器を使って計測して
確かめたわけではありませんが、

この賜物を持つ人は、
まさに1/fゆらぎの音を
声に含んでいらっしゃるような、

聞き手を惹きつけて、
心地よくさせる不思議な魅力を
持っていらっしゃいました。

あえてスペックダウンさせている

人の知能をパソコンになぞらえれば、
この賜物を持つ方は間違いなく
高性能なスペックの頭脳をお持ちです。

ですが、聞き手・読み手の心に響くように、
あえてタイプライターまで
スペックダウンさせているような、
そのような印象を受けました。

本当は頭の回転が早いし、
情報を高速で処理できるし、それだけの
知識や知能は持っていらっしゃる。

だけど、それをひけらかしたり
見せびらかすようなことはしません。

時折、まるでコンピュータみたいに
頭の回転が速くて早口で
いかにも賢いんだろうな、と
感じる方がいらっしゃいますが、

実際、早口でまくし立てるように話す人は、
知的で頭が良さそうだとか、
説得力がある印象を周囲に与えるそうです。

この賜物は、むしろその逆。
1/fゆらぎの声音に加え、所作の律動や
会話のトーンや話す速さ、言葉づかいを
切り替えて、あえてペースダウンさせて、

相手の思考ではなく、心に響くように、
目と耳と心で聴くことができるように、
情感に訴えかける伝え方ができます。

そのような話し方のリズムが
文章を書くときにも反映されて、
本来は声が聞こえないはずの文章であっても
読み手の心に響くのですね。

私自身、自分の内側の声を言葉にする方法を
学んだり、実践したりする日々を
繰り返してきましたが、

早口で話すと思考に、頭に届きやすく
ゆっくり話すと感情に、心に
届きやすくなるように感じています。

まさに、心に言葉を届ける強み。
「タイプライター」の賜物の
シンボル解説をさせていただきました。

お読みいただき、ありがとうございました。

賜物図鑑はInstagramでもご覧になれます

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