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エンパスと境界線

こんにちは!
繊細さ故に、他者のケアにエネルギーを注ぎがちな女性達が健全な境界線を育み、第二の人生へシフトしていくのをサポートをしているジョティです。

私のミッションは
①日本人に境界線の概念を導入し、霊的成長を促すこと
②健全な境界線を示し、子の道を支え照らす親を増やすこと
③健全な境界線と深い共感を持つ専門家を増やすこと

セラピスト歴は10年以上。セッション件数は作業療法士時代から数えると5000件を超えました。作業療法士、ヒーラー、インナーチャイルドワーク、その他自我ワークや瞑想の経験を活かし、今年の夏至からコミュニティ運営に向けて準備中。

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エンパシーとシンパシー


皆さんはエンパスって聞いたことありますか?
日本人の5人に1人が持つ、共感能力が特別高いサイキックな能力なんて言ったりします。
HSPとかエンパス体質って呼ばれる人の特徴にも、
人一倍共感能力が高くて大変ってことが言われたりしますよね。


そもそもエンパスとは、エンパシーをもとに創られた言葉で、
エンパシーとは『共感』のことを指します。

似たような言葉で「シンパシー」という言葉もあります。
「シンパシー感じるー!」とか言ったりするやつです。

シンパシーの語源はギリシャ語で、
syn=一緒に
pathos=苦痛
というそれぞれの単語が組み合わされてできている言葉です。

一緒に苦痛を感じる。
つまり意味としては「思いやり」「同情」「気の毒に思うこと」「共感」「共鳴」
「シンパシー」は、エンパシーに比べて
ぐっと相手の中に入って一体になってる感じがします。

エンパシーとシンパシー、どっちも似た感じだけど、
明らかな違いは、気の毒に思うような「同情」というニュアンスが「エンパシー」には含まれていないということです。

心理学ではエンパシーのことを自己移入と言ったりします。
自己移入とは、「もし自分がそうだったら」を思考することです。
エンパシーには何種類か段階があると言われますが、
大まかにいうと、自分とは異なる相手の考えや思いを慮る。
これがエンパシーの意味する「共感」です。

エンパシーには自他の概念が、つまり境界線が存在しています。
自他があって、尊重するという前提があるので、
例え相手の考えに対し同意できなくても、自分の場所から慮り、
自分だったら何ができるかを考える力が養われます。

エンパスは、エンパシーとは違う?


ここで一つの疑問が起こります。
あれ?エンパス体質さんやHSPさんのしんどさって、
エンパシーが強くてしんどいっていうより、
シンパシーが強くてしんどい感じじゃないですか???

相手を尊重して慮りすぎて苦しいというより、
自動受信しすぎる共感性に苦しんでるんですよね。

だとしたら、この能力はエンパシーじゃなくて
シンパシーかもしれません。

ちなみに、シンパシーの共感をより強めたものを
コンパッションと言います。
ややこしいですね!!!!!!

なんか、
これだけみても、
日本の共感の概念ってめっちゃあやふやですよね。
境界線が曖昧というか。。。

つまり、私たちがHSPの敏感とか、
エンパス体質の共感強すぎっていうものは、
強度のシンパシーもしくはコンパッションが
自動的に発動してしんどくなってる可能性アリってことです。

共感能力が高すぎる、とか、
相手のことを感じすぎて勝手にしんどくなるって、
自他の概念が感じられないですよね。ノーボーダーな感じ。

ノーボーダーの弊害


幼少期に精神的に身体的に傷ついてきた子供(記憶がないことが多い)は、
成長する過程でシンパシーを多用することがあります。
親の状況を察知する。それが生き延びるための唯一の手段だからです。

ノーボーダーなやり方を、大人になってからも無自覚にやってると何が起こるかというと、

・相手の心の傷見て自分により多くのトラウマ反応を起こす
・相手が自分のことを好きだと自分が相手のことを好きだと勘違いする
・相手の気持ちを必要以上に察知して頑張りすぎる
・誰かの喜びを、自分の喜びだと勘違いする
・誰かが病気になると自分が具合悪くなる
・感情疲労がひどく、引きこもりがちになる
・燃え尽き症候群になる

あれ?私は誰?って人生になりがちってことです。
これ私のことだと思った方、ジョティとシンパシー感じちゃってませんか?ww
これはほとんどジョティがやってきたものばかりですね、はい。

何度もしつこく言いますが、
私たちは自他の境界線があるから、
私たちは他人と自分を認識できますし、
そしてそれがあることで初めて他者を他者として受け入れ、
自分と他者の存在・価値観の違いを尊重して、
お互いをOKと言える社会を創ることができます。

暴走したシンパシー・コンパッションは人生に混乱を起こしますが、
適切に取り扱っていけば、それをギフトとして受け取れるようにもなっていきます。

まずは、
外側に向けられてきた過剰な共感を、
内側を理解するために使っていくことです。
一緒に内側への理解と共感を深めていきましょう。


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